屋根の塗替え工事例(トタン屋根:以前自分で塗った屋根
・・今回塗った塗料で塗膜が浮いて剥がれた)
<工事要点>
現状:自分でホームセンターで購入したペンキで塗装した屋根、今回塗装屋さんに塗ってもらったが、塗膜が剥がれひどい状態になった。何件か塗装屋さんを当たったが塗装を受けてもらえなかったとのこと。当社も工事後のリスクを充分説明して後、塗装した
工事内容 2002年東京港区
- 現状の上にケレンして塗装してもまた同じ様になる。そこで現状の塗膜を剥離剤を使用して剥がしてから塗装する
- 錆止めはエポキシ系、上塗りはウレタン系のファインルーフ(日本ペイント)を使用
<ポイント>
今回はとにかく旧塗膜を出来るだけ剥がし、下地を出すことが一番重要。剥離剤は匂いもすごいし、危険な溶剤なので取扱いには充分注意する。剥離手間がかなりかかるので工事費は割高となる。
ホームセンターで購入するペンキは錆止めや上塗りも水性塗料が一般的(当時)。自分で塗ったことを職人に言わないと、通常使用の油性塗料を塗ってしまう。この場合上に塗った塗料で旧塗膜が剥がれて浮き上がり、このような状態になる場合が起こりえる。
旧塗膜が弱そうなのにケレンなどで剥がれにくい場合は、試し塗りで確かめてから塗装するようにするのが良い
- 自分で塗装したヶ所をプロに頼む場合は必ず「自分で塗装したと」言ってから頼むようにしてください。
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塗膜の剥がれた屋根
塗膜が剥がれひどい状態の屋根
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近くから見たトタン屋根
近くから見たトタン屋根。剥がれがひどい
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剥離中
剥離剤を塗って皮スキなどで剥がす。1回ではきれいにならないので2回行った
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錆止め施工中
錆止めを全面に塗り終えた。このあと中塗り、上塗りと行う。とにかくこのようになってしまうと手間がかかるので、費用もばかにならない