トタン屋根 <全体の傷み~葺き替え(断熱材を使用した例)>
<工事要点>
現状:強風でトタン屋根の一部がめくれてしまった
工事内容:2008年3月 埼玉県川越市
- 全体の傷みが激しいので一部修理では無理。全体のリフォームとする
- 一般的には一部分のみの修理も可能 。トタン屋根は修理しやすい場合が多い。
- 下地板などはそのまま使えるので利用する
<ポイント>
ここまで傷むと一部修理は不可能。面積も少なく予算もあまりかからないので全体リフォームとした
<予算>
旧トタン撤去、瓦棒などの木工事、屋根瓦棒葺き(約13坪)、グラスウール、残材処理、当社管理費、交通費など 約38万円(税込み)
坪:約3万円ぐらい(経費、交通費などで多少変わります)2008年現在
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全体的に傷みが進んだ屋根
強風でトタンが破損 全体に傷みが進んでいる
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強風でトタンがめくれた
手前の4枚は以前修理した様子~色と傷みが違うのが解る。全体的に軒先が傷んでいるので剥がれやすい
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破損部の拡大写真
ここまで錆が進行していると穴が開いている場合が多く、塗装やシール程度では直らないことが多い
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軒先部の傷み
矢印部分はかなり傷んでいるのが解る
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瓦棒の傷み
瓦棒にも穴があいている。他の部分にも穴多数
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トタン 葺き替え工事中
半分づつ葺き替える。手前の黄色く見えるのが断熱材です
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防水シートを敷く
あと半分も防水シートを敷き、このあとトタンを施工。この防水シートだけでも雨漏りはしません
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トタン屋根施工中
板金施工中。トタンといっても現在はガリバリューム鋼板製のものを使用することが多い。錆などに強いです
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棟部の折り曲げの様子
棟の部分はこのようになってます。角はハサミを入れず、折り曲げる。瓦棒の部分は隙間が開きますので、この上に被せる棟板金が傷んだり、風で飛んだ場合は早急に修理が必要になります
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完成写真
トタンは現場で曲げたりする分、擦り傷も多くなります。メーカーが同色の補修塗料を出しているので、きれいに補修すると良い。錆も防ぐことができます