サイディング(窯業系)塗替え工事例
屋根:コロニアル(急勾配)棟換気有り
<工事要点>
現状:窯業系サイディング 屋根:コロニアル 強風で屋根の棟板金が飛んでしまった。急勾配の屋根なので梯子での補修が出来ない為、足場を建て補修した。せっかく足場を建てたので10年目の塗装も行った。棟板金が飛んでしまう場合はたいがい塗装も傷んできているのでちょうど良いタイミングだった。
工事内容 2008年10月 埼玉県川越市
- サイディングのクラックなどはなし。コケなどもほとんどなく壁の状態は良い。シール部分の傷みも少ない
- 屋根の棟板金下地板(貫板)を全て交換。棟換気部分も取外し、貫板を交換。棟換気部分は傷みもなく良好
- コロニアルも傷みが少ない
- 2階サッシ手すり部分がぐらついているのでビスで補修
- 壁は日本ペイント:シリコンセラUV 屋根:ファインシリコンベスト(クールタイプ:遮熱形)を使用
<ポイント>
壁、屋根とも傷み具合は普通なので、基本どおりの工事で問題がなかった。コロニアル棟板金下地板の交換のみで補修は済んだ。玄関の波板もポリカーボネイト波板に交換した
<予算>
屋根の棟下地板交換、既設棟換気分解、再設置、玄関上波板交換、屋根、壁塗装 約100万円 (塗装のみだと約85万円)
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塗装前の写真
塗装前 玄関上の波板は交換する
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棟包み板金が飛んだ屋根
屋根:この部分の棟包み板金が強風で飛んだ(写真左側の1本、他は工事の為に外した)梯子で何とか応急処置で打ちつけたが、急勾配の屋根はやっかいだ
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棟板金下地板の様子
7~10年位で棟板金下地板はかなり傷むので全て交換する。下側の板が少し間隔が開いているのは棟換気の為大きく開けてある為
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下地板(貫板)交換中
下地板(貫板)交換中。これに関しては棟からの雨漏り(コロニアルの縁切りも解説)を参照
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コロニアル屋根塗装中
屋根にシーラー塗布。ホコリなども固める為、歩きやすくなる。急勾配だと、シーラーを入れていない場合は滑りやすいので注意する。ケラバなどを包んでいる板金は錆止めを必ず入れて塗装する
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壁塗装中
壁塗装中。玄関上の波板は外して足場を建てる場合が多い。外す時に壊れやすいので、予算が許せば交換すると良い(このお宅は交換した)
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塗装完成写真
この中央のサッシ手すりがぐらついていたので修理した。塗装完成写真
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屋根完成写真
屋根完成写真(中央の家)