瓦屋根の傷み写真(このような状態に御用心)
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アンテナ線からの傷み
どの屋根も注意が必要
写真のようにアンテナ線からの雨水が伝わって来ているのが良くわかる。(この家は軒天が腐ってしまった) -
アンテナの脚の下も注意
アンテナから真下に落ちる雨で雨漏りがおきることがある。どの屋根にも当てはまるが瓦屋根は一番気をつけたい
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トヨのゆがみ
雪の影響でゆがむ。トヨの途中から雨水が落ち、下屋根が瓦の場合は、瓦の下に水が入り込むことがある。下地の防水シート(ルーフィング)が傷んでいると雨漏りの原因になる(写真2本の内、下の1本は新品)
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瓦屋根:面土の劣化
面土(めんど)の漆喰が剥がれ、中のドロも崩れている
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面土の傷み
これも面土が劣化している
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棟部の傷み
棟の隙間を埋める為の漆喰が傷んでいる。手で触ると崩れそうだ
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谷板金などの傷み
谷の板金が傷んでかなり錆びている。また増築などで屋根の形状が入り組んで水の流れが1ヶ所に集中すると雨漏りの原因になりやすい
(この家も雨漏りしました・・別ページで解説してあります) -
瓦の破損
瓦が破損した例
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瓦破損部下の軒天の傷み
前写真の破損瓦の下(下地材の様子)築年数がたっているので、防水シートが古くて破れており、雨漏りした。
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瓦のずれ
鬼瓦がとれ、棟瓦もずれているのが解る
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昔の防水シート
昔の防水シート・・このように破れやすい。またもっと劣化すると手で触っただけでボロボロと崩れる場合もある。現在のシート(ルーフィング)はこのようにはならないので安心!
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瓦をどけて見る
中央付近 水が流れた跡がある。瓦の下は水が入っても大丈夫なように防水シート(ルーフィング)が施工してあるが時間がたつとさまざまな条件で雨漏りしやすくなる。10~15年に一度は点検したい
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セメント瓦の劣化
定期的に塗装が必要。ドロが被り塗装が剥げると瓦の素材にしみこみ瓦も傷んでしまう。(中央ブルーの瓦は新品です)塗装は下塗りが非常に大事。安易に塗ると剥がれやすいので注意が必要!
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ビス止めが主流の新型瓦
メーカーの指定どおり施工されたものは問題がないようだが、施工段階でビス止めが指定の強さ以上に打たれている場合があり、ビスの所からひび(クラック)が入る場合も多い
瓦の隙間をシールしてはいけません
このような工事をする業者がいますがおすすめしません