リフォーム工事について
- リフォーム工事に使用する材料は最適なものを選定し、最適な工事を実施する。それによりメーカーの保障する耐久性能を引き出すことをいつも考えて工事をすることが大切です。
- 商品は可能な限り安価に、工事価格はお客さまも、工事を行う職人も納得できる価格を提示することで良い工事が行えると考えています。どんな大きな会社でも最終的に工事を行うのは職人です。職人を大事にしないと良い工事はできません。
- お客様のライフスタイルに合わせて工事を提案します。雨漏りなどは建て替え予定や引っ越しなどのある場合はとりあえずの修理も可能です。(5年~10年ぐらいは充分耐久性があります。)また床や壁などのリフォームも「見栄えは気にしないのでとりあえず直したい」などの工事も遠慮なくご相談ください。
- 現場には必ずいます。リフォームは工事を始めてから工事方法を変更した方が良い場合が出てきます。お客様の了解をいただいて(説明は必ずします)工事方法、材料などを職人と相談しながら変更します。雨漏りの現場などでは、その場で雨漏り原因を特定しながら工事内容を考えることも多いので現場には必ず立ち会うようにしています。(現場で考えなければいけないことは浴室の工事やキッチンの工事でもよくあることです)
リフォームしたい本当の理由は何ですか?
見積もりを考える前に、あなたの”リフォームしたい本当の理由”をもう一度考えてください。
- 単純に機材が古くなったとか、故障した場合は比較的簡単です。入替えればいいのです。しかしその場合でも、位置をかえたりした方が使いやすい場合もでてくると思います
- お年寄りがいらっしゃる場合はトイレを変更したいと思われる場合も多いと思います。この場合も手すりをつけるだけでよい場合もありますし、便器を交換した方がよい場合もあります、ドア交換(出入りがしやすい専用ドアがTOTOなどからでています)、ドア位置の変更、壁を壊してもうひとつドアをつけるなどなど
- お客様によく話を聞いてみると、お客様の考えておられるリフォームより違う工事のほうがよい場合もあります。
- ライフサイクルの問題もあります。あと数年しか住まないとか建替えるなど、条件により選ぶ商品、工法が違ってくる場合もあります。見栄えを気にしなければごく簡単な修理で済む場合も多いのです。
予算の関係もありますから、最適な選択をしなくてはなりません。私は必ず ”リフォームしたい本当の理由は何ですか?”と尋ねることにしています。
理由により全く違う見積もりになるからです。
訪問販売 屋根点検商法について
こんな言葉にご用心!(販売員のセールステクニックは万全です。少しでもおかしいと思ったらその場で断ることです)
- お客様がこの地区で初めてのお客様です。モニター価格で特別特別提供します。通常価格の半額です
- 通常は150万円ですが、今回に限り50万円です(大幅に値引く)
- 壁に亀裂があります。雨がしみ込んで壁がぼろぼろになります。いますぐ工事をしないと大変なことになります(おおげさに物事を話す)
- 近所で塗装工事をしています。その足場を利用しますので足場代は無料です
訪問販売会社は営業専門の人を雇ってる訳ですが、ほとんどが出来高制です。給料と直結していますので強引に契約を取ろうとしてトラブルになるのです。
きちんとした見積もりからは大幅な値引きはできません。大幅な値引きが出来るのはその価格が高すぎるからです。
●屋根点検商法
- 「近くで屋根の工事をしていますので、職人が屋根の点検を無料で行っています」
と言って屋根に上がり、瓦がずれているとか、コロニアルにひびが入っているとか、ちょっと直しておきますので3万円ほどですが といってお金を請求したり、屋根の工事を進めたり・・・ こういう点検商法も最近は多いようです。
相見積もりについて
相見積もりは、工事金額の相場や工事の妥当性を理解するには有効な手段です。
業者に気兼ねすることはありません。この見積もりは”相見積もりですので”と一声おかけくだされば良いとおもいます。
(良心的な業者はたとえ相見積もりでも、自分の考える最適な商品、工事方法を提案すると思います)
★相見積もりを工事金額だけの比較で利用しないことが大事です
同じ工程が書かれ、同じ商品を使用していても工事内容は異なります。職人さんを見ているとわかりますが、同じ金額で同じ工事を依頼しても、出来上がりが違うことも多いのです。私の場合は要点は必ず指示して工事を依頼し、現場で確認をしています。工事内容は現場を知っていないと金額だけではわかりません。信頼できる業者を選ぶのが一番です。