コロニアル屋根
- ひび割れや欠けがないか
- 塗装が剥がれ素材がむき出しになっていないか(雨がコロニアルにしみこみもろくなります。塗装で解決できる場合もあります。この場合は下塗り材を下地状態にあわせて選ぶことが大事))
- 以前塗装した場合は、コロニアルとコロニアルの重なりの隙間が塗料で塞がれていないかを確認
- 棟包み板金が剥がれたりグラグラしていないか、また板金を止めているクギが抜けていないか
- 板金と板金の接続部などのシールが剥がれたりひび割れたりしていないか
<工事例>
トタン屋根
- 軒先から傷み始める。軒先のトタンが浮いていないかを時々確認する(強風でパタパタ音がしないか注意)
- 5~7年目位で塗装剥がれや錆、穴がないかを注意(再塗装の場合は1年ごとに確認するのが理想)
- 瓦棒部分のクギが浮いたり、抜けたりしていないか、またシール部分が傷んでいないかを確認する
- 棟包み板金がグラグラしていないか。クギが抜けていないかを注意
<工事例>
折半屋根
- アパートや工場などよく見られるが屋根勾配があまりなく平屋根に近いのでトヨに確実に雨が落ちているか、降雨時に確認すると良い
- 屋根を止めているボルトナットの部分が錆びたり、緩んだりしていないかを確認
<工事例>
金属屋根
- 棟板金などのシール、クギなどが抜けたり、浮いていたりしないか
- 塗装剥がれ、欠け、穴などがないか
- 屋根に登らない限り、下から見ると解り難い場合が多いので、新築して10年目には点検をすると安心
- コロニアル屋根やトタン屋根からのリフォーム(被せ工法)に最適:軽い 屋根勾配がない場合は不可
<工事例>
瓦屋根
- 棟瓦部分などの漆喰が剥がれていないかを注意・・・棟部のみ耐震対策出来ます(棟が落ちない)
- 瓦の割れ、ひび、ずれがないか
- トヨが傷んで直接瓦の上に雨が落ちていないか
<工事例>
軽量瓦&屋根に銅板が使用してある場合
- セキスイなどに代表される従来の和瓦などよりも軽いタイプ。定期的に点検する。商品やロットにより割れ、変形が出るものがある
- ビス止めが多いが、ビスの締め付けが強すぎて欠け、ひび割れが出てしまう場合がある(適切に取付ければ問題ない)
- 地震に強い、軽量などをセールストークに高額の契約をする業者がいるので注意する
- <銅板使用の場合>錆の緑青が出ていれば丈夫だと思われている銅板葺き、この所多い酸性雨の影響で穴が開くこともあるようです (写真の中央部分に穴が開いています)
<工事例>
平屋根・・屋上など ウレタン、シート防水 (FRP防水は別項目参照)
- 築7~10年で必ず点検する。築10年以上は5年ごとに点検が理想
- 防水層(ウレタンやシートなど)の切れや剥がれがないか
- 防水層に突き刺さっている手すりなどの柱などが錆びたりしていないかを確認、ビス止め部分などに隙間がないかなどを確認する
- 保護塗料(トップコート)が傷んでいないか(色が薄くなったり、はげている所がないかを確認(5年に一度塗り替えておくと良い)
<工事例>
ベランダ

- 床の防水層に関しては平屋根の項目を参照してください
- 笠木が傷んでいないか(打ってあるクギ、ビスが取れていたり、浮いていると要注意、また物干しがビス止めの場合はそのビスが浮いていないかを注意する(風などの振動で緩みやすい)笠木からの雨漏りは非常に多いので注意
- 排水口にゴミがつまったり、雨水が流れにくくないかを注意・・植木鉢などを置く場合は注意が必要
- 床置きの物干しの場合は土台部分の防水層が傷むので注意する
<工事例>
FRP防水・・(ベランダ、平屋根など)下地に水分が多い場合は緩衝工法が最適
- 戸建のベランダの防水の主力工法。軟質FRP仕様なので動きにも追従・・当社おすすめ工法
- 旧下地がしっかりしている場合、下地を選ばすFRPが施工で来るように改良されました
- すでに雨漏りで下地に水が入っている場合は、緩衝工法で施工できます
<工事例>
その他の部位
- トヨのつまり・排水口のつまりによる雨漏りも多い。ベランダなどで植木鉢を置いてある場合は知らないうちに詰まっている場合が多い
- 壁などの亀裂に注意。表面だけの亀裂は雨漏りしにくいが、亀裂が深いと雨漏りの原因になる
<工事例>