市民の出資で建設、運営する太陽光発電「市民共同発電所」計画を進める尼崎市の市民グループ「あまっこ市民発電プロジェクト」の設立総会が二日、同市内の特別養護老人ホームであり、屋上に取り付けた太陽光パネルが公開された。

同グループは1月15日、同市小中島の「園田苑」の屋上に、パネル(縦1メートル、横1.3メートル)20枚を設置。先月19日からスタートした発電は、予定通り1時間で2.4キロワットになり、関西電力に売却しているという。

この日は出資者ら約30人が参加。役員を決めた後、これまでに出資者が47人に達し、目標の260万円を上回る320万円の資金が集まったことが報告された。この後、全員が屋上に上がり、暖かな日光を受けるパネル「あまっこ1号」を見学した。