唯一の大物 2015年3月21日(土・祝) |
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■穴吹川 【釣行時間】午前7:55~午後3:20 【天気】曇りのち時々晴れ 【同行者】マサ 【エサ】ミミズ 【出会った動物】カモシカ(入渓中)、イノシシの死骸(釣行中) |
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| 今日はアルバイト先の登山の下見の予定だったが、登山道がまだぬかるんでいるようなので延期になった。今夜は先日休んだ塾の振替授業があるので、昼間はゆっくりしようかと思っていたが、昨夜、弟子のマサのお誘いを受けたため、急遽釣行することになった。 午前6時、マサが迎えに来てくれて出発。久しぶりの再会なので、積もりに積もった話がはずみ、あっという間の午前7時40分、車止め着。 今日の谷は3年連続、早春に釣行している。そして、3年連続30匹以上(同行者の釣果も含む)、特に初釣行時は尺・9寸各1匹、8寸前後8匹という、近年まれにみるすばらしい釣果を記録した有望な渓である(去年は23㎝止まり)。 午前7時55分、車止めを出発し、30分歩いてから入渓。今朝は日差しはないが、寒くはない。この時期は、日差しがあったほうがアマゴの活性が上がるのだが、この天気では微妙なところだ。 しかし、3ポイント目で早速マサが今年初アマゴの19㎝を上げて、ニコニコ顔。
それを見て、今日は行けると思ったのも束の間、それからは辛抱の釣りになった。最近の足跡はないし、先週までは寒くて雪があっただろうから、こんな源流に来るような人はいないと思うのだが。 釣り始めてすぐに、この渓唯一の高巻きがある。ここさえ越えれば、あとは難所はない。
高巻き後、「さぁ、ここからだ!!」と、マサに宣言した通り、私に1匹目20㎝。2匹目もすぐに釣れた。ここのアマゴは、たまに出る大物を除いては、20㎝前後の中肉、色はゴールドでなかなか美男・美女が多い。持って帰って食べるのには理想的な魚体だ。
しかし、しばらく行くとほとんど反応がなくなった。それに、魚影も見えない。過去の経験で、居ないはずはないのだが、やはり曇り空では水温がスムーズに上がらず、活性も上がらないのだろう。 それでも、私には忘れたころにポツリポツリと釣れるが、マサは最初の1匹以降サッパリで、そのまま上流の核心区間200mにやって来た。以前、尺や9寸、8寸が連続で釣れた区間だ。ところが、状況は変わらず期待外れ。なんとか2匹は釣ったが、7寸止まりでちょっとさみしい。
午後12時過ぎに昼食をとり、これまでのキープ6匹をさばいた後、釣り再開。ここから、源流部に突入だ。このころになると、時々日差しが出てきた。こうなると、魚は陽光の赤外線を受けるため、水面近くに浮いてくる。案の定、やっと魚影が見えだしはしたが、相変わらずエサを食わない。前回の釣行記でも書いたが、この時期スレているはずはないのに、どうしてだろう? やはり、水温の影響だろうか?
しかし、あるポイントだけは状況が異なった。最初、そのポイントをのぞくと(源流部に来るとやってしまう私の悪い癖)、日の当たっている瀞場に9寸前くらいの良型が浮いているのが見えた。まずは、背後に1投げしたものの、気付かれず。2投目を鼻先30㎝のところに落とすと、寄ってはきたが食わず、見えなくなった。3投目、15秒ほど反応がなかったが、水深50㎝あたりで黒い影が右往左往した。アタリはなかったが、ゆっくり流れていた仕掛けが止まった。すぐにはアワせず、もう5秒ほど置いてから、小さく合わせると、典型的なアマゴの引きがあった。この時期は大物であろうと引きは大したことないので、一気に浮かせて岸へ引き寄せる。浮き上げると9寸くらいに見えたが、岸にズリ上げると意外に大きい。そして、手に取ると先日の尺と同じくらいある。ここも、平岩がなかったので、前回同様砂地をならしてタオルを敷き、そのうえで検寸。「オオーッ!!、尺あるっ!!」。多少痩せてはいるが、30.9㎝のまぎれもない尺物。
今年は、初釣りに続き2連発で尺物とは、いったいどうなっているんだ!? 今後転職するまで、不安定な忍耐の数年を過ごす私に、山や川の神様がお情けをかけてくれたとでも、解釈しようか。しかし、マサには「今年は気を付けないと、事故や大怪我しますよぉ」と、たしなめられた。確かに、私の周辺でも尺を釣った人に不幸が訪れたという事例がいくつかある(怖っ)。 それにしても、ここまで非常に反応が悪く、釣れても7寸までだったのに、8寸・9寸を飛び越えていきなり尺物とは、やはり源流釣りの持つ意外性やロマンが発揮された出来事であった。 一方、マサは最初の1匹以来全然釣れない。使い慣れないイクラのせいかもしれないので、私がミミズを渡すと、いきなり釣り上げた。それも、幅広の23㎝。イクラで釣れないはずはないのだが、仕掛けか流し方に不備があったのだろう。
その後はアタリも魚影も途絶えた。今日は雪がないのにだまされて、深入りしてしまったようだ。まだ、この時期はこんな源流には上って来ていないにちがいない。それにしても、今年はいつまでも寒かったので雪が残っていると予想していたのに、意外だった。やはり、ここ最近の雨によって融けてしまったのだろうか。
午後1時50分、納竿。しばらく川通しで下った後、古い山道に取り付く。そして、荒れに荒れた山道を通って、1時間半かけて退渓。私は普段トレーニングしているので平気だが、体重オーバーかつ普段全然運動していないマサには相当こたえたようだ。
それでも、退渓後半、広い道に出てからは、ポカポカ陽気と時折吹く涼しいそよ風に身を包まれ、気分は上々。 午後3時20分、車止め着。筋肉痛のマサの運転で午後5時10分、帰宅。 このまま飲みに行けたらいいのだが、私は7時半から授業。マサは結婚記念日のため食事に出掛けるそうだ。実は、マサ、結婚記念日を忘れて、私を釣りに誘ったらしい。まぁ、男にはよくある話だ。 【本日のデータ】
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