Blue Pleiades


ホンダCB750FB(1981年) 

 私がオートバイに興味を持つようになったのは、幼少の頃に見た仮面ライダー
旧1号のサイクロン号にまで遡りますが、その話はちょっと置いときましょう(笑)
 私が中学生の頃、ホンダは国内外で二輪業界トップを目指すべく矢継ぎ早に
野心的なニューモデルを投入していました。その中に一台の衝撃的なモデルが
ありました。
 当時、ホンダが苦手としていた欧州に打って出るため「ノルマンディ上陸作戦」
と命名されたプロジェクトが開発したのがCB900Fでした。
 スペック的に従来のモデルを上回ることはもちろんのこと、今までのバイクデザ
インの既成概念を打ち砕くような、そのスタイリングは誕生から29年経過した今
でも色褪せてはいません。むしろこのデザインを超えるものは今だに無いとさえ
断言出来ます(キッパリ!)

 そのCB900Fの車体とエンジンをそのままに、国内用にストロークダウンしたの
が、CB750Fだったわけです。
 偉大なるCB750Fourの後継者であるCB750Fは、大型バイクとは思えないよ
うな爆発的なヒット作となるのですが、意外にも生産された年数は短いのです。
 ホンダはモデルの年式識別の為、名称の後ろにアルファベットを記しています。
 CB750Fの場合、FZ→FA→FB→FCとなります、つまり4年しか生産されていな
かったのです。何故、大ヒット車にも関わらず短命だったかというと、この頃のホン
ダ・オートバイのパワーユニットとして急浮上してきたV4エンジンが、それまで
ホンダ・スーパースポーツの主流だった並列4気筒エンジンを駆逐し始めたから
なのです。

 本音を白状してしまいますと、もし維持費や部品供給の心配をしなくても良い
のなら、今でもこのCB750FBのマグナムシルバーメタリックが欲しいのです。
 オートバイのことを考える時、いつも頭に思い浮かぶのはCB750FBなんです
ね。もう30年近く前のモデルではありますが、そんなことは関係ないんです。
 でも熟成されて進化したCB750Fの末裔であるCB750(RC42)に乗った後に
乗ると扱いにくいと感じるかもしれませんね。

 このカタログは東京モーターショーでもらって以来、スバルのカタログ同様、
ずっと大事に保管して来た私の宝物です。