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秋山草堂〇〇七部屋・ゲーム「ゴールデンアイ ダーク・エージェント」

DATA

ゴールデンアイ ダーク・エージェント

2005年発売
発売元:エレクトロニック・アーツ
ジャンル:アクションシューティング
対応機種:PlayStation2
     GameCube
     NINTENDO DS

あらすじ

その男は、MI6を解雇された。
優秀なエージェントだったが、無謀で残忍な性格が問題視されたのだ。
程なくして、男はオーリック・ゴールドフィンガーに拾われる。
敵対するドクター・ノオに対抗する為の戦力として雇われた男は、様々な機能を持つハイテク義眼を与えられた。
男は、その金色の義眼から、ゴールデンアイと呼ばれた!

解説

NINTENDO64の「ゴールデンアイ」やPlayStation2の「ナイトファイア」と同じく、FPS(First Person shooter)のこの作品。
他の007ゲームとはちょっと毛色の違った作品となっています。
一番の違いは、プレイヤーが操作する主人公が、007=ジェームズ・ボンドではない事。
上のあらすじの通り、MI6を解雇された悪のエージェント、ゴールデンアイとなって、ドクター・ノオの兵隊達と戦う。という筋書きなんですな。

ハイテク義眼を駆使して敵と戦うなんて、まるで寺沢武一の「ゴクウ」ですが、実際プレイしてみると、残念な事に義眼があまり役に立ちません。
四つある機能の内、物理ダメージを減らす為の「極性シールド」こそ頻繁に使いますが、それ以外は攻略に必要な状況で「EMハック」(コンピュータをハックする機能。まさにゴクウ(笑))を何度か使う程度。
それ以外は、力押しで結構何とかなってしまいますし、他の使いにくい機能にパワーを消費するくらいなら、シールド張って正面突破した方が手っ取り早いってのも大きな理由です。
ま、アクションゲーム上級者なら、これらの機能を有効に使えるのかも知れませんが。

とは言え、単純にFPSとしては水準作なんじゃないでしょうか……とか、FPS初心者の私が言ってみましたが(笑)。
64の「ゴールデンアイ」の様に、監視カメラを破壊して、敵に見つからないように進んだりといったスパイ的な面白さは全くありませんが、撃ちまくり殺しまくりの単純さはこれはこれでアリのような気はします。

他の見所はといえば、007シリーズのキャラクターが色々登場している所かと。
左の画像のMを始め(隣はマニーペニーか?)、ゴールドフィンガー、オッドジョブ、プシー・ガロア、スカラマンガ、ドクター・ノオ、ゼニア・オナトップに、ラストには猫を抱いたあの方の姿も(笑)。
ただ、そんな悪党大集合な面以外にこれといった見所の無い作品とも言えます。
義眼の能力がもっと面白く、強力で、使いやすければ、面白い作品になったのではないかと勿体なく感じます。

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