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秋山草堂〇〇七部屋・ゲーム「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」

DATA

007 トゥモロー・ネバー・ダイ

2000年発売
発売元:エレクトロニック・アーツ・スクウェア
ジャンル:3Dシューティング
PlayStation用ソフト

あらすじ

英海軍の戦艦デヴォンシャーが、南シナ海で沈没した。
どの情報筋よりも早く、新聞「トゥモロー」が事件の詳細を報道していた事を不審に思った英国情報部は、トゥモロー紙のオーナー、エリオット・カーヴァーの調査をボンドに命じた。
ボンドは、カーヴァーのパーティーに潜入するが…。

解説

見ての通り、映画「トゥモロー・ネバー・ダイ」のゲーム化作品。
メインの3Dシューティング面の他、カーレース面やスキー面など変化をつけてあって、映画からのプロットの落とし込みやアレンジはまずまずといった印象です。
しかしながら、操作性が悪く、全体的にやっつけ感漂う作品になってしまってます。

ボンド自身の視点でゲームを進める典型的なFPS(First Person shooter)だった「ゴールデンアイ」とは異なり、今作ではボンドの真後ろからカメラで撮っているような視点になっており、敷居の高いFPSと比べてプレイしやすくなったかと思いきや、操作性が著しく悪くイライラさせられます。
狭い場所や障害物の多い場所で操作すると、カメラがボンドから離れたり近づいたりを頻繁に繰り返し、酷い時にはボンドがどっちを向いているのかも分からなくなってくる始末。
基本的に3D酔いなどしない(むしろ3D大好きな)私でも気持ち悪くなってくる程です。

肝心のシューティングの操作性も、オートで敵に照準を合わせてくれる機能もあるのですが、手動でもっさりとボンドを敵の方に向かせないと照準自体表示されない上に、照準がロック出来ない(照準が合った状態を任意に維持できない)ので、あまり役に立ちません。
そんな感じで操作性の悪さ故にこっちの弾がなかなか敵に当たらないのに、敵はボンドに気付いた瞬間に撃ってきて、さらに初弾からボンドに命中するので、どうにも不公平さを感じてしまいます。
というか、そんなボンド、イヤ…。

当時のプレステのゲームなので、基本的に読み込み時間が長いのはある程度仕方ないと思えるのですが、ゲームオーバーの度に10秒ほど読み込んでメニュー画面に戻り、面を選んでまた10秒ほど読み込むと言う手順を踏まなければゲームを再開できないので、ウンザリさせられます。

と言う訳で、このゲーム、未だクリアできていません(笑)。

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