=== バージョン番号の意味と最新版の考え方 =====


秋山製作所のアプリケーションは、基本的に次のようなバージョン番号構成になっています。

   
Version A.B.C.Dx    (例) Version 4.5.0.0a

    
A = メジャーバージョン 0〜 :基盤が変わる等、大きな変更時に数値を上げます
    
B = マイナーバージョン 0〜 :機能追加を行った時に数値を上げます (※1)
    
C = サブバージョン   0〜 :バグ修正のみを行った時に数値を上げます
    
D = 内部バージョン   0〜 : 秋山製作所内での開発中の中間バージョンです (※2)
    
x = ドキュメント修正  a〜 :マニュアル類のみの修正 (※3)

      ※1 機能追加に加えてバグ修正を行った場合は、マイナーバージョンのみを上げ、サブバージョンは上げません。
      ※2 通常、外部へリリースすることはありません。
      ※3 実行プログラムや制御データには一切変更が無く、マニュアル等の文書類のみ変更した場合、内部バージョン
         の後ろに a, b, c, ・・・ のように、小文字のアルファベットを付けていきます。
         機能追加やバグ修正により、実行プログラムや制御データが変更になった場合、その結果、ドキュメントが修正
         されても、このマークは付けません。

       例えば、バージョンは、下記のように遷移します。

        
Version 4.5.0.0
           ↓
        
Version 4.5.0.0a  ※ Version 4.5.0.0 のマニュアルを変更した
           ↓
        
Version 4.5.0.0b  ※ Version 4.5.0.0a のマニュアルを再び変更した
           ↓
        
Version 4.5.1.0   ※ Version 4.5.0.0b にバグ修正とのマニュアル修正を行った
           ↓
        
Version 4.5.1.0a  ※ Version 4.5.1.0 のマニュアルを変更した
           ↓
        
Version 4.6.0.0   ※ Version 4.5.1.0a に機能追加とバグ修正とのマニュアル修正を行った


サポート期間としている「最新版をリリースした後、5年間」の「最新版」とは、メジャーバージョンと
マイナーバージョンを意味しており、サブバージョン以降は含まれません。

例えば、あるアプリケーションのバージョンが Version 4.5.0.0 で、そのサポート期限が 2019年11月30日だったとします。

後日、Version 4.5.0.0 にバグが見つかって、そのバグを修正し、2015年 9月 1日に Version 4.5.1.0 をリリースしたとしても、
どちらも同じ Version 4.5 なので、サポート期限は延長されず、2019年11月30日のままです。

一方、同じ Version 4.5.0.0 に機能追加を行って、2015年 9月 1日に Version 4.6.0.0 をリリースした場合には、バージョン
が 4.6 に上がっていますので、サポート期間は、Version 4.6.0.0 をリリースした後、5年間 (すなわち、2020年 8月31日)
になります。



多少ややこしい扱いになっておりますが、「サポート期間中のバグ修正やマニュアル修正
によりサポート期限がどんどん延長されていく」というような矛盾を防ぐための考え方です
ので、ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。