=== 改版履歴 (AKM-RSM-100 Version 1.0.0.0 〜 4.13.0.0a) ===

Version 4.13.0.0a  2024年 1月 6日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
・ユーザーズマニュアルを修正しました。
   (a) 日本語版
      ・目次 (オブジェクトエラー)
      ・144ページ (誤記)
      ・193ページと194ページ (ラベルの付け間違い)
   (b) 英語版
      ・目次 (オブジェクトエラー, 一部 Bold, 一部インデントの間違い)
      ・124ページ (タイトルのみで内容 (オブジェクト) なし)
      ・144ページ (誤記)
      ・256ページ (注の体裁の間違い)


Version 4.13.0.0  2023年 7月 3日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
・置き換え機能: 1 つのデータ通信完了の判断に、従来の無通信時間に加え、[CR][LF] 等の通信完了コードでも判断できるようにしました。
・擬似対向機能: 1 つのデータ通信完了の判断に、従来の無通信時間に加え、[CR][LF] 等の通信完了コードでも判断できるようにしました。
・擬似対向機能: レスポンスパターンとしてモニターを停止するキーワード Stop を追加しました。

[機能追加・改良]
・モニター結果を文字列としてエクスポート (Advanced) の特殊な改行処理の指定について、改行識別コードのチェックを強化しました。
・Debug 支援機能のオプション設定で、[TAB] キーでの項目移動の順番を若干調整しました。


Version 4.12.0.0  2022年 2月 7日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
・Windows 11 での動作確認完了!問題なく使用可能です。
・Windows 11 が出たことにより、Version 4 シリーズについても全機能の動作確認が必要になったことから、「どうせなら」 ということで、Version 5.12.0.0 と全く同じ機能が使用できるようにしました。

[従来機能の改良]
(1) [エラーストップ] 機能をエンハンスしました。
  ・ストップ対象の回線エラーを選択できるようにしました。
  ・ストップ対象の回線エラーを検出した時、モニターをストップするまでの遅延時間を設定できるようにしました。(1秒〜300秒)
  ・この機能エンハンスに伴い、下記の機能も変更しました。
    (a) [信号線状態変化、回線エラー、条件一致、などの検索] に、エラーストップしたイベントの検索機能を追加。
    (b) [文字色と背景色の設定] で、[エラーストップの条件一致表示色] の設定を追加。
(2) 高速シリアル通信を、より安定的に動作させるため、下位レイヤーの受信バッファー量と送信バッファー量をダイナミックに変化させる [ダイナミックバッファー] 機能を追加しました。
 [高度な設定] で使用可能になります。
 (本機能は、メモリ量が少ない PC の場合、Windows の例外 [OutOfMemoryException] が発生する可能性がありますので、初期値は [使用しない] にしています。)
(3) 下記の Debug 支援機能で使用できる [BCC コード計算指示記号] の種類を追加しました。
  ・擬似対向機能 (レスポンスパターン)
  ・固定データ連続送信機能 (固定データ連続送信パターン)
  ・データ置き換え機能 (置き換えパターン)
  ・手動での不定期データ送信機能 (送信データパターン)
 追加した [BCC コード計算指示記号] は、次の 20 種類です。
  (1) CSBAU, (2) CSBAL, (3) CSBBU, (4) CSBBL, (5) CSWAA, (6) CSWAB, (7) CSWAC, (8) CSWAD,
  (9) CSWBA, (10) CSWBB, (11) CSWBC, (12) CSWBD, (13) PTAEU, (14) PTAEL, (15) PTAOU, (16) PTAOL,
  (17) CRCAA, (18) CRCAB, (19) CRCAC, (20) CRCAD
 各記号の意味については、『ユーザーズマニュアル』でご確認ください。
(4) [高度な設定] の [表示補正] の [中継接続時の表示補正] の設定が [補正なし] の場合、[データ中継処理性能の最適化] が行えるようにしました。
 ターゲット装置間がシーケンシャルな通信 (やりとり型,対話型,要求・応答型,の通信) であることが明白な場合、最適化を [はい] に設定することで、内部処理時間をシーケンシャルな通信に最適化し、パフォーマンスを向上します。
 ※ 初期値は [いいえ] (=従来通り) です。
(5) 下記のファイル名指定およびフォルダー名指定において、エクスプローラーからテキストボックスへのドラッグアンドドロップが行えるようにしました。
  ・[手動での不定期データ送信機能] でファイルを送信する場合の [ファイル名]
  ・[アドオンの管理] の [実行ファイル指定]
  ・[ロングランモニターの出力先設定] の [フォルダー名]
(6) 手動での不定期データ送信機能の操作パネルをリサイズできるようにしました。
 リサイズの状態と、最後に送信したパターン NO. を保持します。
 操作パネルが最小サイズでなければ (少し大きくしておけば)、操作パネルの表示位置も保持します。(最小サイズの場合、従来通り、次に操作パネルを表示する際には、メインフォームの下に表示します。)
(7) 手動での不定期データ送信機能の操作パネルのパターン一覧表の列の幅を変更した時の挙動について、違和感がある気がしましたので、上述のリサイズ可能化に伴い、挙動の変更を行いました。
(8) 手動での不定期データ送信機能の操作パネルのテキストボックスをクリアするボタンを付けました。
(9) Debug 支援機能の各種パターンの編集画面と、トリガー機能のパターン編集画面と、手動での不定期データ送信機能の操作パネルのパターン一覧表において、有効と思われる範囲で、セル上の右クリックメニューを追加しました。
(10) Debug 支援機能の各種パターンの編集画面と、トリガー機能のパターン編集画面で、一覧表の列の幅を変更した時の挙動について、違和感がある気がしましたので、挙動の変更を行いました。
  旧:ある列の幅を広げた時、幅が可変な一番右側の列を狭める。
    ある列の幅を狭めた時、幅が可変な一番左側の列を広げる。
  新:ある列の幅を広げた時、幅が可変なすぐ右側の列を狭める。
    ある列の幅を狭めた時、幅が可変なすぐ左側の列を狭める。
(11) Debug 支援機能のパターン編集画面の一部と行編集画面の一部について、表示位置の誤差補正を行いました。
(12) [モニター結果データを文字列としてエクスポート (Advanced)] で、[モニターデータの文字変換] を Type1 または Type2 に設定している時、[改行コードの自動識別] を行わない設定の場合には、[CR コード] と [LF コード] の設定が無効なので、[CR コード] と [LF コード] の設定を表示しないようにしました。
(13) [モニター結果データを文字列としてエクスポート (Advanced)] の、改行コード指定の条件を緩和しました。
(14) [モニター結果データを文字列としてエクスポート (Advanced)] の [モニターデータの文字変換] に、[16 進数データ文字列] をエクスポートする機能を新規追加しました。
(15) リモートで操作された後などで、実 PC の画面からはみ出した状態で終了された場合、次の起動で画面が見えなくなる可能性があることに対するガード処理を追加しました。

[バグ修正]
(1) [手動での不定期データ送信機能] でファイルを送信した場合、次の送信ファイルの指定の際、[...] で開かれるフォルダーは前回の送信ファイルのフォルダーになる仕様でしたが、[DCEへファイル送信] の場合、[DTEへファイル送信] のフォルダーが設定されていましたので、修正しました。
(2) [モニター結果データを文字列としてエクスポート (Advanced)] で、[改行コードの自動識別] を行わない設定の時、オプションの [1データの末尾であると判断するアイドル時間] を設定しても、その機能が有効に動作しない問題を修正しました。
(3) Windows の表示スケールが 125 % の時、[オプション] の [環境設定] の [高度な設定] の [表示補正] タブで、[中継接続時の表示補正] を [補正なし] に設定した時に表示される [データ中継処理性能の最適化] の設定項目の表示位置がずれていたため、正しい位置に表示されるように修正しました。
(4) 通信シーケンスの表示で、自立的な信号線状態変化イベントの詳細情報を表示した時、[自立的信号変化] の表示が出ない問題を修正しました。
(5) エラーメッセージの誤字を修正しました。


Version 4.8.5.0  2019年11月16日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
ユーザー ID での認証メカニズムを変更しました。
これにより、大変申し訳ございませんが、今後販売させていただくユーザー ID は、Version 4.8.5.0 以降で動作するユーザー ID になります。
なお、2019年11月15日までに販売させていただいたユーザー ID は、従来通り、Version 1.0.0.0 から最新版まで、動作させることができます。
ユーザー ID は、大切に保管ください。



Version 4.8.4.0  2019年 7月 8日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
従来機能の改良と、マイナーバグの修正を行いました。

[従来機能の改良]
(1) 新たに、画面のタイプ毎に明確なポリシーを設け、全ての画面の表示処理を、徹底的に見直しました。
(2) 英語版 Serial Port Monitor and Analyzer での、画面解像度 125% (120dpi) および 150% (144dpi) の動作制限を撤廃しました。
(3) [文字列としてエクスポート] の [出力書式設定] 画面を最大化できるようにしました。状態の保持も行います。
(4) [使用可能なコードページ番号の一覧表] 画面を最大化できるようにしました。状態の保持も行います。
(5) [通信シーケンスの表示] のリサイズ機能を改良しました。

[バグ修正]
(1) [設定を初期値に戻す] で、アドオンをクリアした後、次に [設定を初期値に戻す] 画面を表示した時、アドオンの項目がグレーアウトしない問題を修正しました。
(2) [文字列としてエクスポート] で、一度エクスポート完了した後でも、次回の出力フォルダーの初期値が変わらないという問題を修正しました。
(3) [信号線状態変化、回線エラー、条件一致、などの検索] の [検索対象] の [その他] だけ、[検索条件] パネルの表示位置が若干下がっている問題を修正しました。
(4) [トリガー条件編集] の [行編集] で、[xxバイト目] の表示が他の項目にかぶることがあったので、表示位置を左へ移動しました。


Version 4.8.3.0  2019年 5月18日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
Windows の 「令和対応更新プログラム」 が適用された場合、Windows 10 (日本語版) OS 上で RS-232C Monitor and Analyzer を起動すると、画面が見切れたり、表示位置がずれたりする問題を修正しました。
「令和対応更新プログラム」 (Windows 10 (1809) の場合、KB4495667) が適用されていない PC でも、適用されている PC でも、どちらでも正常に動作するように修正してあります。


Version 4.8.2.0  2019年 4月 9日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
バグ修正、マニュアルの誤記・誤字・脱字・体裁の修正、を行いました。

[バグ修正]
(1) モニター結果参照中にスクロールアップ操作を行うと、操作のタイミング (および操作した表示の位置) により、正しいモニター結果が表示されないことがあるバグを修正しました。
(2) モニター結果参照中にカーソル移動を行うと、操作のタイミング (および操作した表示の位置) により、正しいモニター結果が表示されないことがあるバグを修正しました。 (キー押下時のレーシングの問題で、発生確率は低いです。)

[マニュアル修正]
(1) ユーザーズマニュアルの誤記、誤字脱字、の修正を行いました。
(2) 全てのマニュアルの体裁を整えました。



Version 4.8.1.0  2018年 9月22日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
累積バグの修正を行いました。

(1) 「モニター結果をバイナリーデータとしてエクスポート」機能で、出力先に既存のファイル名を指定した場合、「上書きしますか?」に対して「はい」を選択した時、データファイルが「上書き」ではなく「追記」で出力されてしまう。

(2) ツールチップの誤記 3 箇所の修正 (日本語版のみ)


Version 4.8.0.0  2018年 7月 2日リリース

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]
Version 5.3.0.0 相当の機能を持つ .NET Framework 2 に基づくアプリケーションです。
Version 4 シリーズのダウンロード数が終息するどころか増加傾向にあるため、急遽リリースしました。ご活用いただければ幸いです。

[機能追加・改良]

(1) 新機能「時間指定モニター」を追加

(2) 新機能「スタートトリガー」を追加
  ※ これにより、従来の「トリガー」を「ストップトリガー」に改名しました。

(3) 関連づけができている前提で、「.mon」 ファイルのダブルクリックにより、RS-232C Monitor and Analyzer が起動できるようにしました。
  (Windows のファイルの関連づけは、ユーザー様の操作で行ってください。)
  [.mon] ファイル 関連づけツール (フリーウェア) をリリースしましたので、ご活用ください。

(4) 下記の画面について、F1 キーの押下でヘルプ (マニュアル) が表示されるようにしました。
    ・メイン画面
    ・環境設定 (高度な設定を開いている時)
    ・通信シーケンス表示

(5) ロングラン記録後、停止しても、記録モードをロングランのまま保持できるようにしました。 (オプション設定によります。)

(6) ストップトリガー機能で、「データの区切り時間」が設定できるようにしました。
  また、トリガーパターンの設定画面 (行編集画面も) をリサイズできるようにしました。リサイズされた状態は保持されます。

(7) エクスポート機能の「文字列として出力する (Advanced)」の特殊な改行識別コードに否定条件とワイルドカートが使えるようにしました。
    ※ ETX の後にチェックコードが付いている通信データなどの改行に対応します。
  また、「文字列として出力する (Advanced)」の画面をリサイズできるようにしました。リサイズされた状態は保持されます。

(8) 各機能のパターン設定画面 (行編集画面も) をリサイズできるようにしました。リサイズされた状態は保持されます。

(9) 通信シーケンス表示の画面状態 (サイズ・位置) を保持するようにしました。

(10) スプラッシュ画面以外の画像をプログラムに内蔵しまして、アプリケーションのファイル構成をスッキリさせました。

(11) 「アドオンの管理」機能を強化しました。
    ・アドオンのメニューにアイコンを表示するようにしました。
    ・アドオンメニューの文字数を 64 文字までに拡張しました。
    ・アドオンをツールバーから起動できるようにしました。
    ・「アドオンの管理」で、[上へ] [下へ] [行削除] [全削除] のボタンを追加しました。

(12) 「手動」での通信速度設定の最大 9 桁化を、正式に組み込みました。

[バグ修正]

(1) モニター結果ファイル参照中、別のモニター結果ファイルを参照した場合(および参照中ファイルをクリアした場合)、元のモニター結果ファイルの「.mon」ファイルのカーソル位置を更新しますが、その時すでに「.mon」ファイルが削除されている場合でも、新たに「.mon」ファイルを作成してしまう問題を修正しました。(実害はないと思います。)

(2) Professional Editionでアドオンプログラムを登録した後、Standard Editionにダウングレードした時、アイコントレイのAdd-onプログラムアイコンが消えないという問題を修正しました。(実害はないと思います。)
  ※ 本件を修正するにあたり、他のアイコンとの挙動が異なるので、アドオンプログラムが登録されていない、またはアドオンプログラムが使用できない (Standard/Basic)、の場合、アドオンのアイコンが無効になるように仕様変更しました。

(3) 下記の機能で、スタート時に信号線を制御した場合に、その制御結果がストップトリガー条件判定の対象にならないという問題を修正しました。
    ・再現機能
    ・擬似対向機能
    ・固定データ連続送信機能
  (ほぼ実害はないと思います。)

(4) 下記の機能で、トリガー条件一致時の [モニター停止の遅延時間] が有効にならない (いつでも即時停止になる) という問題を修正しました。
    ・再現機能 (接続相手からの受信データ、および手動操作でのスキップによる送信データ)
    ・擬似対向機能
    ・固定データ連続送信機能
  (ほぼ実害はないと思います。)

(5) 直結接続の回線モニターで、1ポートしか設定されていない場合、「継続しますか?」に続いて、「信号線をオンにしますか?」が表示されますが、ここで「はい」を選択した場合、スタートマークより前で信号線をオンにしていたため、信号線のオンが信号線状態変化に記録されませんでした。
  従来版での動作には特に問題ありませんでしたが、今回スタートトリガー機能を追加したことで、挙動に一貫性がとれなくなったため、記録するように修正しました。(実害はないと思います。)

(6) 起動時、前回の記録メモリのモニター結果を表示した後、モニターおよび Debug 支援機能をメモリ記録で実行した場合、アプリケーションタイトルの部分に [メモリ] と表示されないバグを修正しました。(Version 4.4.0.0 から 4.5.0.0 にした時のデグレード)
  (実害はないと思います。)

(7) Windows API で 60bps と 96bps を指定すると、それぞれ 600bps と 9600bps に設定されてしまうという、謎の現象を発見したため、速度などをプログラムで再設定するように修正しました。


Version 4.6.1.0  2016年12月 5日改版 (2016年12月 5日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

[プラットフォーム]

(1) 下記の理由により、開発環境を Visual Studio 2010 から 2015 に変更しました。
  (この時点では、Version 4.6.0.0 とのソースプログラムの違いは一切ありません。)
    理由1: Visual Studio 2010 ベースのままでは、サポート期限の 2021年まで、サポートを継続できない可能性。
    理由2: Visual Studio 2015 が、.NET Framework 2 を扱える最後の環境になるのではないかという予感。

[バグ修正]

(1) 「現在のモニターの途中経過表示」機能で、「ロングラン記録」を使用している時、いくつかの要因が重なることで、Windows の例外が発生することが分かりましたので、厳重に (3重に) ガードしました。


Version 4.6.0.0  2016年 7月 1日改版 (2016年 7月 1日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) 今度こそ! Version 4 シリーズの最後のバージョンです。
   Version 4 シリーズは Version 4.5 で凍結と宣言させていただいておりましたが・・・
  下記の理由などにより、「泣きの一回!!!!!」 Version 4.6.0.0 をリリースさせていただきます。
     理由1: 旧 OS をご使用のお客様からの熱いご要望。
     理由2: Version 4.5.0.0a のダウンロード数が全く終息していないという状況。
     理由3: Version 5.1.0.0 での機能追加によりソフトウェア構造がかなり変わったこと。
     理由4: 加えて、既知の問題を一掃したこと。
     理由5: Version 5.1.0.0 で一部のデフォルト値を変更したこと。

  なお、アプリケーションプラットフォームは、従来通りです。
    ・Microsoft Visual Studio 2008〜2010
    ・Microsoft .NET Framework 2
  Microsoft 社のポリシー変更に合わせて、コードサイニング証明書のダイジェストアルゴリズムは SHA1 から SHA1+SHA2 (SHA256) に変更してあります。 (インストールプログラム (.msi) は SHA2 (SHA256) のみ)


Version 4.5.0.0a  2015年 8月24日改版 (2015年 8月24日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) 対応 OS として Windows 10 の記述を追加しました。
  実行プログラムに変更はありません。


Version 4.5.0.0  2014年12月 1日改版 (2014年12月 1日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) Version 4 シリーズの最後のバージョンです。
  12月 8日にリリースされる、新開発プラットフォームの Version 5.0.0.0 と同じソースコードを使用しています。

[機能追加・改良]

[プラットフォーム]

(1) モニター結果の表示補正の方式を次の 3 種類に増やしました。 [高度な設定] で選択できます。
    (a) 標準補正 (Version 3.1.0.0 〜 Version 4.4.0.0 相当)
    (b) 補正なし (Version 1.0.0.0 〜 Version 3.0.0.0 相当)
    (c) 可変補正 (新方式)

(2) オプションの環境設定に [高度な設定] を追加しました。

[バグ修正] ※モニターやDebug支援機能に重大な影響を及ぼすようなバグではありません。

(1) 32イベント/行で縦長にリサイズした画面の状態でアプリケーションを起動した場合、保存されていたモニター結果データの表示の下部分に空白のエリア (グレーのエリア) が表示されてしまうことがあったので、修正しました。

(2) モニター結果データを表示中、32イベント/行で縦長にリサイズした場合、モニター結果データの表示の下部分に空白のエリア (グレーのエリア) が表示されてしまうことがあったので、修正しました。

(3) 再現機能を実行すると、アプリケーションを終了しても、一時的に作成されたファイルが消え残ってしまうことがあったので、修正しました。

(4) 固定データ連続送信機能と手動送信機能を組み合わせて、簡易無手順ターミナルとして使用した場合、CPU占有率が高くなる現象がありましたので、修正しました。

※ (1) と (2) は、表示される (されている) モニター結果データのキャレット (カーソル) 位置と縦方向へのリサイズ量の関係により、発生する場合と発生しない場合があります。


Version 4.4.0.0  
2014年 7月 2日改版 (2014年 7月 2日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) これまでの「完全!」「完璧!」に加え、「最適 (最適化)」と「拡張」を目指し、機能改良および機能追加を実施しました。

[機能追加・改良]

[プラットフォーム]

(1) ラインモニターや Debug 支援機能の実行時処理(シリアルポート制御を含む)を徹底的に磨き上げて改良を実施。アプリケーション全体のパフォーマンスを向上させました。

(2) Prolificチップ搭載のUSB-シリアル変換ケーブルを使用した場合、(特に最近の Windows 8, Windows 8.1 で) ブルースクリーン (WDF_VIOLATION (ser2pl.sys) または (ser2pl64.sys)) が発生することがあることが分かりました (FTDIチップ搭載のUSB-シリアル変換ケーブルでは発生しません) ので、原因箇所を特定し、2014年 6月25日〜26日時点の最新状態での Windows 8, Windows 8.1 でもブルースクリーンが発生しないように改良しました。
※ Windows 8, Windows 8.1 で Prolific Driver を使用する場合は、古いドライバー (Driver Installer V6ersion 1.5.0) を自己責任でお試しください。

(3) パリティとしてスペースとマークを使えるようにしました。

(4) モニター結果ファイルを参照中、同一ファイル名のモニター結果ファイルを開くと、元のモニター結果ファイルの各種日付時刻を、同一ファイル名のモニター結果ファイルに書き込んでしまうため、モニター結果ファイルが上書きで更新されている場合、ファイルに何らかの不都合が発生する可能性があります。このため、参照中のモニター結果ファイルと、開くモニター結果ファイルが同一の場合、.monファイルへの書き込み (主目的はカレントカーソルポジションの更新) をやめるようにしました。

(5) .exe, .dll, .msi に、ベリサイン社発行の正規証明書で署名しました。

[エクスポート機能]

(1) エクスポート機能のフォームで「×」ボタンが効かなかったので、効くようにしました。(TXT, CSV, TSV エクスポートと文字列エクスポート)

(2) 文字列エクスポートで、実行中のキャンセル時に、キャンセル確認メッセージが出なかったので、確認メッセージを表示するようにしました。(エクスポート実行中は、キャンセル確認のメッセージを表示し、「はい」なら終了してダイアログをクローズします。)

[トリガー機能]

(1) 条件一致時にモニターを停止する場合、最初に条件が一致してから実際にモニターを停止するまでの時間を 0 (即時停止) 〜 300 (約300秒 = 約5分) まで設定できるようにしました。条件が一致した後の通信状況を簡単に確認することができます。

[再現機能]

(1) 「ゆっくり送信機能」を追加しました。より実装置に近い環境で、再現試験を行うことができます。

[擬似対向機能]

(1) 「サーキュラーデータファイル方式」による擬似対向機能を追加しました。一つの [受信データパターン] に対して、複数の異なる [レスポンスパターン]の通信データ列を返信することができます。「サーキュラーデータファイル方式」に関する詳細は、「ユーザーズマニュアル」をご参照ください。

(2) DTE 装置として動作させる場合を考慮し、機能スタート時、通信データ列の送信から擬似対向機能をスタートすることができるようにしました。受信データパターン=「Start」,レスポンスデータパターン=「いきなり送信するデータ列」(ファイル名は不可)

(3) 「ゆっくり送信機能」を追加しました。より実装置に近い環境で、擬似対向機能を使用することができます。

[固定データ連続送信機能]

(1) 「連続送信データファイル方式」による固定データ連続送信機能を追加しました。これにより、[固定データ連続送信パターン] のパターン数を大幅に拡張できます。

(2) データ送信間隔の設定値を拡張しました。[データパターン毎の送信間隔] は、0ms 〜 99,900ms (100ms単位) で設定できます。(従来は、0ms 〜 10,000ms でした)

(3) [繰り返し時の待ち時間] も、0ms 〜 99,900ms (100ms単位) で設定できるようにしました。(従来は、100ms 〜 10,000ms でした) [繰り返し時の待ち時間] として 0ms が設定できるようになったことにより、[データパターン毎の送信間隔] と [繰り返し時の待ち時間] を両方 0ms に設定することで、待ち時間なしでのデータ連続送信ができるようになりました。

[データ置き換え機能]

(1) データの置き換えメカニズムを刷新し、置き換えにかかる内部処理時間を従来の約 1/2 に短縮しました。これにより、重たかったデータ置き換え機能が、(少しだけ) 軽く動作するようになりました。

[手動での不定期データ送信機能]

(1) 従来の「手入力による送信」と「パターンを使った送信」に加え、新たに「ファイル送信」ができるようになりました。

[バグ修正] ※モニターやDebug支援機能に重大な影響を及ぼすようなバグではありません。

(1) 擬似対向パターンのチェック時、レスポンスパターンの先頭が信号線状態変化だった場合、パターンの異常を検出した時に表示されるエラーポイントの計算に間違いがあったので修正。

(2) モニターデータファイルが2048ファイル以上 (約 2G イベント以上) になるモニター結果ファイルについて、検索機能が正常の動作しない問題を修正。

(3) 信号線状態変化の検索で、検索条件「いずれか」の「ON → OFF」が正常に動作しなかった問題を修正。

(4) Debug支援機能オプションの詳細1タブで、再現機能が常にBoldになっていたので、修正。

(5) 標準の画面サイズで、「ツールバー」を「なし」にした時、予定の画面サイズと異なっていたため修正。

(6) ユーザーズマニュアルの中で画像が上下反転している部分があったので、修正。


Version 4.3.2.0  2013年 6月12日改版 (2013年 6月12日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) 下記のバグ修正を行いました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。

[バグ修正] ※モニターやDebug支援機能に重大な影響を及ぼすようなバグではありません。

(1) モニター結果のエクスポートの「文字列として出力」機能;
 (a) 下記の 4つの条件が全て重なった場合、Windows のエラーが表示されるバグを修正しました。
     @ 「モニター結果データファイル」に「SD (TXD)」と「RD (RXD)」の両方のデータがある。
     A 「出力対象」が「両方」である。
     B 改行コードの種類が 1つのファイルに複数含まれている。
     C 1つのファイルの後半部分の文字列が、ある特定の並びになっている。


   (4) 万一のトラブル時の切り分け用の機能として、RS-232C Monitor and Analyzer の動作状況を監視するための Condition Monitor を搭載しました。またテストモードも


Version 4.3.1.0  
2013年 6月 9日改版 (2013年 6月 9日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) モニター結果のエクスポートの「文字列として出力」機能の処理速度を飛躍的に向上させました。

[バグ修正] ※モニターやDebug支援機能に重大な影響を及ぼすようなバグはありません。

(1) モニター結果のエクスポートの「文字列として出力」機能;
 (a) 処理速度が遅く、ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしました。処理の改善ではありますが、元があまりにも遅かったと謙虚に反省し、バグ扱いで緊急修正しました。
 (b) 改行コードが「CR+LF」の時、「CR」と「LF」が2つのファイルにまたがっていた場合の考慮がもれていましたので、処理を追加しました。
 (c) エクスポート実行中のプログレスバーの挙動を調整しました。


Version 4.3.0.0  
2013年 5月29日改版 (2013年 5月29日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) モニター結果のエクスポートの「文字列として出力」機能で、「出力対象」として「両方同時に出力」する機能を追加しました。


Version 4.2.0.0  
2013年 3月15日改版 (2013年 4月 2日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) 横方向の画面リサイズができるようにしました。 リサイズした状態で、モニターや Debug 支援機能の起動もできます。

(2) モニター結果のエクスポートに、「文字列として出力」機能を追加しました。

(3) [モニター、参照画面] 内でのカレット (カーソル) の動作を調整しました。

(4) その他、各種画面表示の微調整を行いました。


Version 4.1.0.0  2012年 9月25日改版 (2012年10月1日リリース)

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) Windows 8 上での動作に正式対応しました!

※ 今回の改版では、モニター機能、Debug支援機能、等、各種機能に関する大きなバグ修正や機能改善はありません。
  現在、すでに Windows 2000 〜 Windows 7 上で Version 4.0.0.0 をお使いのユーザー様については、Version 4.1.0.0 へアップデートする必要はありません。 (Version 4.0.0.0 でも、Windows 8 上で問題なく動作します。)

  (a) Windows 8 での動作確認を実施しました。(動作 OK!)

  (b) Windows 8 での動作確認完了に伴い、各種マニュアルに Windows 8 に関する記述を追加しました。

  (c) Microsoftの「Windows アプリ認定テスト」にパスさせるため・・・
    ・ インストーラーを一部修正しました。
    ・ .exe, .dll, .msi に、仮の署名を行いました。

[改善項目]

[アプリケーション全般]

(1) 将来の新しい OS にスムーズに対応するため、「通知」「警告」「エラー」の各メッセージを表示する際、それぞれのメッセージのマークの表示方法および音の出し方を変更しました。

(2) 使用できなポート番号を設定して、ラインモニターをスタートした場合、ストップマークだけが記録されることがある現象を改善しました。

(3) モニターや Debug 支援機能をスタート中に、[モニター、参照画面]にフォーカスした場合、画面がちらつくことがある現象を改善しました。



Version 4.0.0.0  
2012年 6月20日

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) 信号線関連機能の強化

(2) Debug支援機能の完成度UP

(3) CPU コア数制限の撤廃

[改善項目]

[アプリケーション全般]

(1) Debug支援機能で、AKM-RSM-100が自律的に送信する通信データイベントや、自律的に変化させる信号線状態イベントなどは、これまでアプリケーションレイヤーで全て処理していましたが、これらのイベントを一度、低レイヤーのツインバッファーへフィードバックする方式を実現しました。

(2) 使用するPCのCPUコア数制限を撤廃しました。

(3) 各シリアルポートからのイベント受信時のデータ引き渡し方式の改善によりAKM-RSM-100のパフォーマンスを向上させました。

(4) 中継接続時、ポート切断中、メインフォームの接続タイプ画像をダブルクリックすることにより、Debug支援機能の動作方向を切り換えられるようにしました。(あらかじめオプション設定とパターン設定を行ってください。)

(5) モニターオプション設定の初期値を「なし」から「あり」へ変更しました。(すでにモニターオプションが設定されている場合には、その設定に従います。)

(6) 一度設定した情報を、次回起動時に活用できるようにしました
 (a) 各種フォルダー情報
 (b) データ検索の検索データ列と検索文字列 (最新の50件まで)
 (c) 不定期データ送信の手入力データ列と手入力文字列
 (d) エクスポート機能の「信号線も出力する」設定状態
 (e) モニターデータファイルの入力コメント

(7) モニターデータを参照中にファイルのプロパティを表示するメニューを追加しました。

[モニター機能]

(1) 「通信データ」イベントと「回線エラー」イベントでも、信号線状態を保存できるようにしました。(「アイドル時間」イベント以外の全てのイベントで、信号線状態が保存されます。

(2) 詳細情報の表示方法に関するガイドをステータスバーに表示するようにしました。

(3) 詳細情報の内容を充実しました。また、複数行の詳細情報を、ステータスバーで表示切り替えできるようにしました。(シフトキーで表示し、スペースキーで表示を切り替えます。)

(4) 中継接続時、ポート接続状態で操作できる各種メニュー (機能) の内、Windows 標準のモーダル画面 (ファイルを開く、等) が実行された場合に、数十回に1回の頻度で、アプリケーションの処理が止まってしまう現象が発生することが判明しましたので、少なくともデータ通信の中継動作は停止しないように改善しました。

[検索機能]

(1) 検索項目として、「自律的データ」を追加しました。

(2) 検索項目として、「再現機能の不一致データ」を追加しました。

(3) 信号線状態変化の検索の際の信号線種別として「いずれか」を追加しました。

(4) 回線エラーの検索の際の検索条件として「全て」がありましたが、誤解を招く表現でしたので、「いずれか」に表現を変更しました。

[各種設定]

(1) Debug支援機能のオプション設定の表示を改善しました。
 (a) 選択している機能を太字で表示
 (b) 機能の方向 (DCE として動作 または DTEとして動作) を太字で表示
 (c) 選択している機能のオプション設定部分の背景色を変えると共に選択している機能であることを示すマークを表示

(2) 行編集の画面で、改行コードを入れられるようにしました。作成するデータ列の構成・構造に合わせて改行コードを入れることにより、楽にデータ作成できます。また、改行を入れた書式のまま、パターンを保存できます。

[擬似対向機能]

(1) 「DTEとして動作する」 機能を追加しました。

(2) 信号線の状態変化検出と制御が行えるようにしました。
 (a) 受信データパターンとして、信号線状態変化が指定できます。
 (b) レスポンスパターンとして、信号線制御が行えます。
 ※ 通信データ列の前後に信号線制御を加えることもできます。

(3) ストップ時に処理中のデータ列については破棄していましたが、環境に応じて中継するように改善しました。

[固定データ連続送信機能]

(1) 「DCEとして動作する」 機能を追加しました。

(2) 信号線の制御が行えるようにしました。
 ※ 通信データ列の前後に信号線制御を加えることもできます。。

[手動での不定期データ送信機能]

(1) 手動データ送信パターンに ブレーク信号とクリアブレークが設定できるようにしました。

[データ置き換え機能]

(1) ストップ時に処理中のデータ列については破棄していましたが、中継するように改善しました。

[通信シーケンスの表示]

(1) 信号線状態変化イベントがなくても、通信データイベントから信号線状態が変わっていることを認識した場合、行を変えて表示するようにしました。

(2) 通信データと回線エラーの詳細情報表示に信号線状態の情報も表示するようにしました。

(3) 「開く」と「保存」のフォルダー情報を記憶し、次回起動時に活用できるようにしました。

[バグ修正]

[アプリケーション全般]

(1) 実害は確認できていませんが、開閉を繰り返すことでアプリケーション全体の動作が不安定になる可能性のあるサブフォーム制御を机上で発見しましたので、念のため修正しました。

(2) 通信ポートからのイベント受信処理の中で、最終ガード処理が階層構造上一つ深い階層に置かれていました。アプリケーションの動作には一切影響はありませんが、ソフトウェア構造上の不備として修正しました。

(3) 処理中に、適宜ガベージコレクションの制御を行っていましたが、原因不明ながら、4 コア CPU で Windows エラーが発生することがあるようなので、ガベージコレクションの制御を全て削除し、メモリの解放は全てWindows に任せるように修正しました。

[各種設定]

(1) 中継接続時、ポート接続中に「文字色と背景色の設定」を開いて [OK] をクリックすると、[信号線状態表示] パネルの信号線状態表示が、次の信号線状態変化発生まで、全てオフ表示になってしまう問題を修正しました。

(2) トリガー機能とDebug支援機能の各種パターン編集の際、行編集画面でCR+LF を含むパターンデータを作成した場合、
 (a) データ確認が正しく判定されない。
 (b) [OK] で一覧に戻り、選択せずに終了 (セーブ) すると、次回の起動時に、「データが壊れている」旨のエラーとなり、デフォルト (クリア) 設定での起動になってしまう。
というバグを修正しました。

(3) 表示文字の変更画面で、カーソルキーを一覧表の最終行へ移動すると、余計なグレー部分が約1行分表示され、ルーラー表示と位置が合わなくなるため設定しにくい、という問題を修正しました。

[モニター機能]

(1) モニター結果ファイルの読み込み時などに表示される「お待ちください」のフォームがメインフォームの中央ではなく、ずれて表示される問題を修正しました。

(2) オーバーランエラーが発生した場合などに表示される警告フォームが、メインフォームの中央ではなく、ずれて表示される問題を修正しました。

(3) モニターオプションで、[信号線状態を記録しない] に設定している時、[アイドル時間を記録する] に設定していると、アイドル時間の記録が連続して複数表示されることがあり、見づらいので修正しました。

(4) モニター結果をファイルに保存する際、「最初にモニターをスタートした日時」と「最初にモニターをスタートした時の信号線状態」について、誤って「最後にモニターをスタートした日時」と「最後にモニターをスタートした時の信号線状態」を保存していましたので、仕様通りに修正しました。

[エクスポート機能]

(1) 1イベント/行で出力した場合、実行中に突然機能が終了してしまうことがあるバグを修正しました。

[検索機能]

(1) 信号線等の検索で、[RD/RXD] を検索した時、ヒットしたイベントの場所に表示されるマークが SD (TXD) 行に表示されていましたので、RD (RXD) 行に表示されるように修正しました。

[再現機能]

(1) トリガー機能を「オン」にしている場合、再現機能を実行して最後まで再現し自動的に終了した時、ステータスバーに表示されているトリガー情報が消えてしまう問題を修正しました。(再現途中で強制的にストップした場合には、この問題は発生しません。)

(2) モニターオプションで、[スタート・ストップを記録しない] に設定していても、スタート・ストップを記録してしまう問題を修正しました。

[擬似対向機能]

(1) 簡易フロー制御 [あり] の場合、簡易フロー制御により発生する信号線状態変化イベントへの信号線状態のラストルックに、間違った情報が保存されていましたので、正しい情報を保存するように修正しました。(プレゼントルックには問題ありません)

[固定データ連続送信機能]

(1) トリガー機能を [オン] にしている場合、固定データを送信しトリガー条件一致を検出しても、ステータスバーに表示されているトリガー情報が更新されない問題を修正しました。

[置き換え機能]

(1) NULL に置き換える時、複数の余分な 00 が出力されるバグを修正しました。

(2) Break 信号が透過されていませんでしたので、透過できるよう修正しました。

(3) パターンの構成によって、「受信データ参照」が正しく動作しないことがある問題を修正しました。


Version 3.1.0.0  
2011年 7月 1日

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) お客様からいただいた【ご意見・ご要望・コメント】にお応えし、モニター画面での送受信タイミングを、より正確に表示できるよう、独自のツインバッファー制御方式に、さらなるエンハンスを実施しました。(名付けて、Enhanced Twin Buffer Control Mechanism です。)
このエンハンスにより、通信データの取り込みの高速化や、モニター機能および Debug 支援機能への通信データの引き渡し方法の最適化も実現しており、DTE 装置と DCE 装置との間でデータ通信が交錯している状態も、モニター画面で、より明確に表現できるようにしました。
データ通信が交錯している状態でのモニター画面例は、ここをクリックしてください。

[改善項目]

(1) 上記の Enhanced Twin Buffer Control Mechanism による高速動作に追従するため、各機能のパフォーマンス改善を行いました。

(2) モニター結果ファイルを参照する際、モニター結果ファイル (.mon) をドラッグ アンド ドロップすることでも開けるように改善しました。

(3) Enhanced Twin Buffer Control Mechanism で、DTE 装置と DCE 装置との間でデータ通信が交錯している状態が、より明確に表現できるようになったことにより、「通信シーケンスの表示」で莫大なメモリリソースを必要とする可能性が現実的に生じてきました。
例えば、一度に表示する 1M イベントが、全て 1 バイト毎に交錯している通信データの場合 1,048,576 シーケンスとなり、1 シーケンスの表示に初期画面で約 200B 必要なことから、数百 MB のメモリを必要になり、メモリ量が少ない PC では表示できないかもしれません。
このため、「通信シーケンスの表示」のシーケンス表示方式を刷新し、使用するメモリ量の増加が一定レベルになるよう改善しました。
(この改善により、画面スクロールの動作が従来と少し変わりました。また、シーケンス図をテキストファイルへ出力する際、「一度に出力
する量は最大 4,000 シーケンスまで」という条件を設けました。)

(4) これまで「通信シーケンスの表示」では、シーケンス図中のデータを全て中央に表示してきましたが、DTE 装置と DCE 装置との間でデータ通信が 1 バイトずつ交錯している状態の場合、図が見づらいので、通信データのシーケンスのみ、SD (TXD) 側を左寄せに、RD (RXD) 側を右寄せに表示するように変更しました。

(5) 「通信シーケンスの表示」でも、モニター結果ファイル (.mon) を開く際、ドラッグ アンド ドロップできるように改善しました。

(6) その他、エラーメッセージの見直しなど、細かな改善を施しています。

[バグ修正]

(1) 通信モニターや Debug 支援機能を実行中に、受信バッファーオーバーフローなど、動作を止めなければならないエラーが発生した場合に、エラーメッセージが表示しますが、その表示が 1 秒程度で消えてしまう現象がありましたので修正しました。

(2) 「通信シーケンスの表示」の詳細情報表示で、アイドル時間について、「400 秒以上」と表示するべきところ、「400.1 秒」と表示していましたので、正しく表示するように修正しました。


Version 3.0.0.0  
2011年 4月 1日

[トピックス (主なバージョンアップ理由)]

(1) シリアルポート制御エンジンを刷新しました。独自のツインバッファ制御方式により、パフォーマンスを大幅にアップしました。この方式の採用により、USB-シリアル変換ケーブルに使用されているチップの違いによる挙動の違いを吸収し、標準ポート,USB-シリアル変換ケーブル (FTDI チップ,Prolific チップ) で、ほぼ同様のパフォーマンスが発揮できるようになりました。

(2) ソフトウェアのプラットフォームを、Visual Studio 2010 (最新の環境) へ移行しました。(Version 2.0.0.0 までは Visual Studio 2008 を使用していました。) 最新のプラットフォーム,そして万全のサポート体制により、安心してお使いいただけます。
※但し、Visual Studio 2010 でインストーラーを作成すると、Windows2000 へのインストールができなくなりますので、インストーラーの作成のみ、Visual Studio 2008 で行っています。

[バグ修正] ※モニターやDebug支援機能に重大な影響を及ぼすようなバグはありません。

(1) モニター結果をファイルに保存した後や、他の複合操作条件で、アプリケーションタイトルに表示されるモニターデータタイトルが正しく表示されないことがある不具合を修正しました。 (モニタータイトルだけの問題で、モニター機能やDebug支援機能などの実質的な機能には影響ありません。)

(2) アプリケーション内部用途で作成される一時的なファイルが複数の機能を同時に動作させることで競合する可能性がある問題を修正しました。 (これまでに、具体的な動作不具合の報告はありません。)

(3) トリガーデータパターンの選択数を5つから4つに減らした場合のみ、次のトリガー条件付きモニターで、選択していない5つ目のトリガーデータも評価されてしまう不具合を修正しました。

(4) 擬似対向データパターンの選択数を128から127に減らした場合のみ、次の擬似対向動作の際、選択していない128個目のパターンも擬似対向の評価対象になってしまう不具合を修正しました。

(5) プリンターが1つも無い設定のPCで、AKM-RSM-100 の「ページ設定」や「印刷プレビュー」を行った場合、Windows のエラーが表示され、AKM-RSM-100 が強制終了されてしまうという不具合を修正しました。 (プリンターが1つも無い設定は、基本的に Windows 2000 以外では生じないですし、プリンターの設定が無いPCで「ページ設定」や「印刷プレビュー」を行うことも無いと思いますが、念のため修正しました。)

(6) モニターやDebug支援機能を実行中、オーバーランエラーが発生した場合、アイドル時間が2つ並んで記録されるという不具合を修正しました。

(7) 複数の「通信シーケンスの表示」を開いている時、1つの「通信シーケンスの表示」を閉じた後で、残っている「通信シーケンスの表示」でアイドル時間 (使わない/使う) の切り替えや、データ列タイプ (JIS8/HEX.) の切り替えを行った時にエラーメッセージが表示されることがある不具合を修正しました。

[新規機能]

(1) 検索機能に、下記の6種類の検索項目を追加しました。 (これで、全てのイベントに関する検索機能が揃いました)
    タイムスタンプ (年、月、日、時、分、秒、の指定が可能)
    その他: アイドル時間
    その他: SD/TXDデータ
    その他: RD/RXDデータ
    その他: スタートマーク
    その他: ストップマーク

(2) 「固定データ連続送信機能」と「手動での不定期データ送信機能」を組み合わせることにより、簡易的な通信端末として利用できるようにしました。 (裏技的機能です)
   手順1: 固定データ連続送信パターンの選択を全て解除します。 (パターンを削除する必要はありません。選択の解除のみでOKです)
   手順2: [固定データ連続送信] の機能を選択し、[手動での不定期データ送信機能] のチェックをオンにします。
   手順3: スタートして、手動での不定期データ送信機能により、データを送信します。
この手順により、固定データ連続送信機能は、パターンが選択されていないので動作せず、手動での不定期データ送信機能のみが動作し、簡易的な通信端末として利用できます。
   ※注: JIS8/ASCIIでデータ送信する場合、Enter は、CR+LF になります (固定)。

[改善項目]

(1) Add-on機能により他のアプリケーションを起動する際、引き渡すデータファイルが複数のアプリケーションで競合しないように、データファイルのファイル名に起動時の日付・時刻情報を付与できるように改善しました。 また、コマンドライン引数で起動時の日付・時刻情報が付与されたデータファイル名をアプリケーションへ渡せるように改良しました。

(2) ごく短いアイドル時間でも、アイドル時間 100ms が記録されることがありましたが、鬱陶しいので、余計な100msのアイドル時間をできるだけ記録しないように改善しました。

(3) トリガー機能の処理の一部修正、およびデータ受信処理が忙しくなってきた時に、画面表示用のリソースをデータ受信処理にまわすよう改善、により、連続的なデータ通信への耐性を改善しました。
(データ受信処理が忙しくなってきた場合、画面表示が遅くなりますが、できるだけ AKM-RSM-100 の主機能であるモニター機能やDebug支援機能の動作を継続させます。)


Version 2.0.0.0  
2010年11月13日

[バグ修正]

(1) Prolificチップを使っているUSB-シリアル変換装置で、回線エラーが検出できない問題を修正しました。

(2) Version 1.1.0.0で、擬似対向機能とデータ置き換え機能で1通信データの完了を判断する待ち時間の初期値を(バージョン1.1.0.0で)200msに変更しましたが、その際、修正漏れがありました。この修正漏れを修正しました。

(3) 行編集画面の入力支援機能で、BCCコード計算指示記号を挿入するボタンのツールチップが間違っていたため修正しました。

(4) モニタースタート後、全くイベントが無い状態でストップした時、画面が薄黄色一色になってしまう現象を修正しました。

(5) 通信シーケンスの表示で、ファイル読み込みなどの重たい処理中に、フォームをリサイズした場合、その時のカーソル位置により、間違った位置の画面が表示される、または例外が発生することがある、という問題を修正しました。

(6) 1Mイベントを超えるモニター結果データを参照している時、通信シーケンスの表示を起動すると、通信シーケンスの表示で、全体表示のスクロールバーを左右に動かした時、「モニター データ ファイルが読み込めませんでした。」というエラーが発生する問題を修正しました。

(7) 各マニュアルの誤記およびリンクミスを修正しました。

[改善項目]

(1) Prolificチップを使用しているUSB-シリアル変換ケーブルで、動作が(特にx64の場合)不安定になることがある件を改善しました。

(2) Version 1.1.0.0で、起動時に最小化で起動されてしまう場合がある件のガード処理を追加しましたが、不十分なようなので、ガード処理を強化しました。

(3) Debug支援機能の各種パターン編集ダイアログボックスの各グリッドについて、96dpi以外の解像度の場合でも列幅が追従するように改良しました。

(4) その他、各所の調整により、より動作を安定させました。

[その他]

(1) 英語版 (Serial Port Monitor and Analyzer) の初版をリリースしました。

(2) 行編集画面の入力支援機能 (文字入力) のコンボボックスのフォントをプロポーショナルフォントから均等フォントへ変更しました。 (これは、英語版の都合です。)


Version 1.1.0.0  
2010年 8月12日

(1) 擬似対向機能のレスポンスパターンと、データ置き換え機能の置き換えパターンに、BCCコードを計算して挿入する機能を追加しました。 (BCCの種類は、水平パリティ (偶数, 奇数) と チェックサム (8bit 2種類, 16bit 2種類))

(2) 各種パターン設定の行編集ダイアログのデータ位置表示について、10進数での位置表示に加え、16進数での位置表示も併記するようにしました。

(3) バージョン互換性に関する機能を追加しました。

(4) 擬似対向機能の [DTEからの1つのデータを通信完了と判断する無通信時間] と、データ置き換え機能の [1つのデータを通信完了と判断する無通信時間] の初期値を、100msから200msに変更しました。

(5) 起動時になぜか最小化状態で起動することがある現象のガード処理を追加しました。

(6) その他、細かい操作性改善を実施しました。



Version 1.0.0.0  
2010年 7月 1日

    ・初版 (RS-232C Monitor and Analyzer) リリース