奈須先生講演後のQA (15:15〜16:05)

Q1 学習のふりかえりカードについて、具体的に書かせる必要があるのではないか。

              評価の観点(教師の見取りたいことのみ)は、もっと他に価値あることがあるのでは?

A1 (原田)フリーで書かせる中で、学んだ価値が出てくるのではないか。

感想はフリーで書くが、自分を見つめ直すきっかけに。

(奈須)ふりかえる必然性があるか。何をやったかよく分かる授業であること。「〜とか」はやめさせる。(他にあるのならきちんと言わせる。)一文から二、三文へというベーシックなしどうはある。

書けない子については、はっきり学んだことがあったか、書かせる時であったかを見直す必要がある。

総合であっても板書計画をし、ノートにとる。振り返りもノートに。

Q2 道徳では、特にかかれたもののみから見取るのは難しい。見取るポイントを教えてほしい。

A2 書いてあることが全てではない。特にはじめのうちは書いてあるものをそのまま信じてはだめ。インフォーマルな場(給食の時など)の発言が本音であることが多い。そのため、書いたものとのズレがないように書けるように指導することが必要。

また、書くに値する強い追求のある授業をすることが大事。

学習記録を具体で書けるようにするためには、日記指導を1年生からすぐにはじめておく。

どんな学習記録を書かせたいのか教師が明確にもっておく。

言葉は思考を支えている。思考の道具である。

Q3 どんなノートを使わせたらいいのか。

A3 子どもが大切にして無くさないのであれば、カードでもかまわない。

スケッチブックなども屋外で使いやすいのでよい。筆記用具なども先生が使い易いものを探す。

Q4 英語は今後どうなるのか

A4 まだはっきり分からない。新しいことは出尽くすまで待つのがいいと思う。