田中先生の講演後のQ&A15001545

(司会 芝田)

司会 会員4〜5人でグループを作り,質問や共感できる点について話し合ってほしい。

   出席番号が一番若い先生が司会,一番下の先生が発表です。(約15分間)

司会 発表したいグループがなければ,各グループの発表者の中で,さらに出席番号が一番下の先生に。

Q1 なぜ,タグラグビーか。

Q2 子どもたち話し合いのとき(勝敗がかかっている)に心がけておられること。

Q3 水泳の失敗例で「あ〜あ」と言った自分を振り返られるところが凄い。見取りといっても,いろいろ目的がある。体育における見取りの視点は?

A1 初めて出会うゲーム。はっきりしたゲーム像を誰ももっていない。そこから,つくり上げていくルール。特別な技能をあまり必要としない。

A3 子どもたちが楽しめているか。

   「楽しむ」ことが意欲の中心にすえられるのではないか。ゆがんだ意欲付け(立身出世主義)の崩壊。新しい意欲の観点を見つけるチャンス。

   教師の役割・・・交通整理,発言力の弱い子どもの思いを表出させる。

Q4 ポストイットの方法のようにすぐ使える見取りの方法。

Q5 見取りに使える学習カード作り

A4 「見よう」とする。簡単には全てを見取ることはできない。「見取り」それが全てではないという謙虚な気持ちを持つことが大切。

A5 学習の流れとめあてがわかるカード。

司会 学習カードにも各教科,各学年の特性がある。学習内容・自他の学びの3観点から,振り返らせることによって,自分で振り返ることができるようにしたい。

司会 見取るためには,知ること。いろんな角度から知ること。いろんな立場の人からの情報も必要である。子ども一人ひとりの背負っているものも理解しつつ,意欲付けし,授業に臨ませたい。見取り力を鍛えるためにはどこかで何かをしなければ。(コラム2006年6月教師の子ども「見取り力」を自ら鍛える 参照)