Nakamura Akihiro

Profile/Works

2002年6月、北海道の森を切り開き、テント暮らししながら小さ なログを立てました。

ここをこれからの旅の拠点に決めました。

絵を描く旅の始まりは1991年に遡ります。

会社勤めを始め7年、自分の夢がだんだん遠くなって行く気 が・・・。

自分に出来ること…ってなに???

自分のやりたいことは本当にできるの???

学生時代からずっと考えて来たことでした。

でも・・・、

会社を辞めることを考えると不安がつのる。
上手くいかなかったことを考え出すと吐きそうになってくる。

でも・・・
それでも・・・、

やってみたい!

2つの気持ちが頭の中をぐるぐる回るばかりです。


そんな1991年、湾岸戦争が起きました。

やりたいことがあっても出来なくなってしまう、
人生そのものまで奪われてしまう人がたくさんいる。

でも今の僕は、やりたいことが自分で決められる。
そんな場所にいる。



不安はいっぱいだけど
ずっと行きたかった場所に行ってみよう・・・。




1992 年3 月〜1993年3月・1994年3月〜6月

 憧 れ の外国での暮らしを実現させるため、カナダ−・バンクーバーへ

絵で生きて行 けるかもと言う勘違いをさせてくれたのがバンクーバーでした。

そこで会った エイリーンとバレリー。

彼女達に自由 に生きると言う意味を教えてもらいました。




1994 年

ヨー ロッパ14カ国62都市の街角の絵を描いて巡る旅へ(90日間)

多くの歴史上 の名画に出会い、それぞれの街角でス ケッチすることで

その街の空気 感や生活感を感じれたことが今も創作の源にになっていたりします。

バックパック とスケッチブックと鉛筆1本あれば生きて行けそうな気になってしまう。

そんな”新た な勘違い”をくれたのもヨーロッパの街角で出会った人達です。




1994 年〜1995年

京 都・ 聖護院、築100年以上の町屋の3畳間に下宿

ニューヨーク に立つ前に、どれだけお金を使わずに絵を描きながら1年を過ごせるか?

挑戦してみま した。光熱費すべて込みで月1万5千円!!!食費は月1万円也

トイレ・炊事 場はもちろん共同、電話は大家さんの電話に掛かってきた分だけなので0円です。

下宿仲間の中 国からきた京大の先生は炊事場のシンクで夏は行水してました!!!

年間約30万 円の豊か?な生活を体験できました。




1995 年〜1997年

THE ART STUENTS LEAGUE OF NEW YORK 留学へ

やっと憧れて いたニューヨークにたどりつきました。

毎日MOMA とメトロポリタン美術館へ通い

ピカソ、マチ ス、シャガール、クレー、モネ、ルソーにブリューゲル

大好きな作品 の前で何時間もただ見つめていました。

今は会えない 画家たちの何かを感じたくて通いました。


出会った多く の人は年齢に関係なく絵を中心に生きていました。

成功する、し ないにも関係なく、何か1つに人生をかけるのは素敵なことだと

教えてもらい ました。




1997 年夏

ヨー ロッパの旅again (60日間)

再びのヨー ロッパ・バックパッカーの旅です。

前回はYHを 泊まり歩きましたが、今回はペンションを中心に回りました。

ほとんどが5 ドル〜10ドルで泊まれる普通の民家の部屋で泊まるので

そこの暮らし を肌で感じれます。一瞬ですが泊まると言うより”住んでる”感じがします。

ヘンテコな日 本人を泊めてくれた方々に感謝です。




2002 年

こ れか ら自分が絵を描いて行く場所・・・どこで暮らしながら絵を描いてゆくか・・・。

バンクーバー かスペインか?ポルトガルか、南仏か?と迷っているところに

あるきっかけ で浮かんできた”北海道”

もとをたどれ ばバンクーバで出会ったネイティブ・カナディアンのバレリーが

くれた言葉で す。


『自 分 の居場所を自分で作りなさい!そこをHomeにしてまた旅に出ればいい。

自 分の 居場所は誰も与えてくれないわ。』


自分の住んで いた土地を追われた過去の経験からの言葉でした。


自分の場所を 見つけ、テント生活をしながら自分たちで家を建て、

そこで暮らし ながら、絵を描いていく。

そんな思いで ここでの暮らしが始まりました。




2015 年夏

絵 を描 く旅はまだ道半ばにもかかわらず・・・。

突然、慢性骨 髄性白血病と言う新たな旅も同時進行すること になりました!




2020 年

コ ロナの世界が始まる・・・。

CML(慢性 骨 髄性白血病)はコントロールできていますが、
今のところコロナはコントロール不能の模様。

生きることに より集中する毎日が始まる!!!
創作活動にどんな風に関わってくるのか
楽しみにして頂けるようにがんばります!



*************** 画歴 **************

 
  1991年 
憧れの外国での暮らしを実現させるため、カナダ−・バンクーバーへ

1992〜93年
カナダ・バンクーバーにてファッションデザイナー
AILEEN ELLIS 女 史のもとイラストレーターとして働く

1992年
" FLAME OF HOPE " 招待出展(バンクーバー)

1992〜97年
" GLASBOW & KIRKPATRICK FINE ART "と作品契約(バンクーバー)

1993〜94年
住友不動産情報誌 ステップライナー表紙絵年間契約

1993年
天保山ハーバービレッジ・ニューイヤーイベントポスター担当
バンクーバーシリーズ展示(北浜・三越百貨店)
第3回ギャラリーピクチャーイラスト大賞展入選

1994年
京都シリーズ展示(京都・三越百貨店)
ヨーロッパ14カ国62都市の街角の絵を描いて巡る

1995年
第9回 橋の美術展入選(坂出市立美術館)

1995〜97年
THE ART STUENTS LEAGUE OF NEW YORK 留学
John Hultbergに 師事

1996年
アート・スチューデント・リーグ・オブ・ニューヨーク・スチューデントコンクール入賞(Blue Dot Award)


2003年
”ヒグマルールブック”表紙絵、”ヒグマかるた”パッケージ絵 
(野生動物教育研究室WEL)

2003年
グループ展“ピュアワールド出展(八番館画廊)

2004年
個展(八番館画廊)

2005年
個展(八番館画廊)

2006年
個展(JRセルヴィスギャラリー)
主催 読売新聞/読売テレビ/JR西日本

2007年
個展(八番館画廊)

2008年
個展(八番館画廊)

2009年
個展(八番館画廊)

2010年
Local Exhibition 作品展示 山椒 (北海道)
阪急百貨店(京都)記念版画制作
Local Exhibition 作品展示 pippin (北海道)
個展(八番館画廊)

2011年
Postcard for Tohoku 2011
Local Exhibition 作品展示 山椒 (北海道)
個展(八番館画廊)

2012年
Postcard for Tohoku 2012
阪急百貨店(神戸)記念版画制作
個展(西宮阪急)
個展(八番館画廊)

2013年
三井住友信託銀行カレンダー
個展(八番館画廊)

2014年
三井住友信託銀行カレンダー
ホクレン・カレンダー
個展(八番館画廊)

2015年
三井住友信託銀行カレンダー
個展(未発表・旧作セレクト展)(八番館画廊)

2016年
三井住友信託銀行カレンダー
個展(八番館画廊)
3人展<path-artの仲間たち>
(釧路芸術館 × FM釧路企画展)

2017年
三井住友信託銀行カレンダー
ニチレイ・カレンダー
東ソー・カレンダー
個展(八番館画廊)

2018年
三井住友信託銀行カレンダー
ニチレイ・カレンダー
個展(八番館画廊)

2019年
三井住友信託銀行カレンダー
ニチレイ・カレンダー
個展(八番館画廊)

2020年
三井住友信託銀行カレンダー
ニチレイ・カレンダー
個展(八番館画廊)

2021年
三井住友信託銀行カレンダー
ENEOSグローブ童話カレンダー

 
 
 
 

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