| “さとび”の館、飛鳥藍染織館 “さとび”は“村里の美”のことです。
京の“みやび”と、むかいあう言葉です。
京の“みやび”が
「はっ」と息をのむ文化ならば、
村里の美である“さとび”は
「ほっ」と息をつぐ文化です。
千年をこえる歴史をもつ明日香村の
耕されつづけてきた田畑、
手入れされつづけてきた里山と
そこでいとまれる暮らしが、
美しくないわけがありません。
その明日香村の石舞台から
距離にして200メートルぐらいのところに建つ
築150年の旧松村亭をお借りして
平成7年に開館した当館は、
そうした村里の美、
たとえば、太い梁り組みの古民家、
展示されている田舎友禅とよばれる
筒描き染めの藍木綿、
13000点の土鈴、
そして、蕎麦や麦とろといった田舎のご馳走など、
今という時代に
失われ行く村里の文化に光をあてなおして、
日々いとなまれております。
入館料は無料です。
館長敬白 |