◇「オウムアムア」は、地球外生命体によって作られた!
これは、米ハーバード大学教授で物理学者のアヴィ・ローブ博士が、今月出版した新刊「Extra terrestrial(地球外生命体):The First
Sign of Intelligent Life Beyond Earth」の中で、持論を展開しているというものです。(FINDERS
2/1配信)
オウムアムアは、2017年に太陽系に到来した系外物体で、全長数十メートルから数百メートルの葉巻型とされていました。
博士によると、➀太陽系の小惑星や彗星と比べ10倍以上反射率が高い金属のような光沢。②太陽の引力以外の力を受けて加速している。③この場
合、ガスなどを放出するはずだが痕跡もない。このような点から、人工物と判断されたようです。
但し、ローブ博士によると、オウムアムアは葉巻型ではなく、厚さ1ミリ以下の円盤状であり、地球外生命体による太陽帆ではないかと仮説を当て
ているようです。太陽帆については、2010年にJAXAが、実証実験に成功しているものです。
ここで残念なのは、博士のこの推論です。
オウムアムアを人工の物体であるとしているものの、あまりにも狭量な既成概念で推論ているからです。
これは、太陽系外という長大な距離を飛行する人工物体を考えた場合、地球的概念では、無人の上述のような物体になるということでしょう。
宇宙空間はあまりにも広く、地球から最も近い恒星でも光の速さで4.3年かかると考えられていますから、無理もないのかもしれません。
しかし、アダムスキーを通じて、スペースピープルの存在を知ると、系外惑星への旅も普通に可能な世界であると理解できます。
そもそも、広大な宇宙の中で、人間が、極めて狭い太陽系から脱出できないと考える方が不自然であると思います。
永遠に進歩できる可能性のある人間が、宇宙のなかに存在するということは、いずれこの広大な宇宙へ旅立ち、その世界を知るようになるのだとい
う予想が出来なくてはなりません。
それが、考えられないということは、その基準となっている現在の科学力が、まだまだ未熟であるということにほかならないと思います。
そう遠からず、人間が、系外惑星へも到達できることを知り、その航行技術により、遠くの星に旅立つことを期待したいと思います。
2021.2.9(火) K・W
◇平和はなぜ来ないのか?
今日の日本が、平和な世界であると考える人もいますが、そのような人々も、世界が平和であるとは思わないでしょう。
私は、中学生の頃から、世界平和に興味を持ち、年を重ねながら〝なぜ平和にならないのだろう〟と考えるようになりました。
それは、アダムスキーに傾倒してからも続き、そして30年ほど前に気づきました。
人々は、「平和を求めていないのでは?」と。
だから、平和にならないのではないかと。
もちろん、戦争と経済との悪循環も指摘されるところでありますが、それを支えてしまう人々の心が未成熟なのだとも考えられます。
一般的に人々は、戦争のない世界を平和な世界であると考えているようです。
ですから、75年以上戦争のない日本は、平和であると考えているのだと思われます。
しかし、国内を見ると親族の殺害をはじめ、傷害事件、窃盗、詐欺、貧富の差の拡大、あるいは、生老病死という苦から逃れることができません。
これでは、決して〝平和〟な世界であるとは言えないでしょう。
平和とは、国と国との争いが無いのは当然のこと、国内においても平穏で安寧でなくてはなりません。
これは大上段に構えなくても、各国が目指すべきことですし、実際、各国の元首等は、ある程度は考えているのだと思われます。
しかし、現実は、平和はあまりにも遠いということなのだと思います。
それは何故なのか?
おそらく人々が、〝真剣に生きる〟という積極的な生になっていないからではないかと考えています。
平たく言うと、人々は、〝ただ生きている〟という状況なのだと思われます。
このような状態では、生老病死に加え、傷害等の人災から免れることはできないでしょう。
なぜなら、〝生きるとは何か?〟に目覚めていないからです。
このような地球人を救済するため、仏陀、孔子、ソクラテス、イエスなどの賢者、加えて私たちが理解しているアダムスキーが教えを伝えたわけで
すが、それが理解され生かされないことから、世界の今日があるのです。
これらの教えは、人間に宇宙共通の生きる指針があることを教え、それに沿って〝真剣〟に生きるための実践的な手法を多く伝えていると理解して
います。
私たちにとっては、アダムスキーの「生命の科学」が、生老病死を超える教えであると承知していますので、この教えによる宇宙の意識を指針に、
そこからはずれることがないよう、生きなければならないと知る必要があるでしょう。
これが、多数者によって行われるなら、自然と世界が平和になることでしょう。
2021.2.17(水) K・W