◇新しい万能細胞STAP細胞#ュ明!
去る1月31日(金)。このようなタイトルの新聞紙面で世界中が沸きました。
万能細胞といえば、ノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授の生み出した人工多能性幹細胞(IPS細胞)がある。山中教授は、様々な実験から
データを分析し、4つの有力な遺伝子を見つけ出し、これを人工的に組み入れてIPS細胞を生み出した。
IPS細胞は、細胞の原型のようなもので、どのような細胞にも変化できるとして再生医療の最有力候補となっている。
山中教授のIPS細胞は、生み出すまでに時間がかかり、高度な技術を必要とするほか出現率も低い。さらに、がん細胞に変化する可能性も指摘されて
いる。
一方、STAP細胞を作成した小保方晴子理化学研究所ユニットリーダーの方法は、マウスの球菌細胞を弱酸性の水溶液に30秒したすだけでSTAP細
胞をIPS細胞より高い確率で出現させられるというものです。
これは、細胞に負担(ストレス)を与えることで変化させるというもので、ここ100年間の生物学あるいは分子生物学研究の基礎を覆す発見であるとい
うことです。
このアイデアは、細いガラス管を通した細胞が、管を通した後に細胞が変化したことから、細胞にストレスを加えると変化するのではないかと判断し、実
験を繰り返した結果、今回の成功があったということです。
誰もが経験するちょっとした気づき。それを生物学上あり得ないと考えるのではなく、素直に疑問を持って解明しようとする態度が成功のカギであると思
われます。
人間の住む世界は、やはり割と簡単なのだと思われます。
陰と陽、NとS、吸引と反発など、宇宙は、基本となる原理の組み合わせでできているのだと思われます。
小保方博士の成果は、生命の原理は単純であることを示しているように思えてなりません。
2014.2.1 K
・W
◇エゴから意識へ! 永遠のテーマ・・・
アダムスキーの金字塔とも言える著書「生命の科学」では、エゴを中心とする生き方から宇宙の意識を中心とする生き方へ帰ることが、人間の真の能力
が開眼し、宇宙の住人になれるとしています。
エゴについては、視覚、聴覚、嗅覚、味覚の四つの感覚器官により作られているとされ、各器官それぞれに尊重することが大切だと言っています。
しかし、エゴが何で宇宙の意識の意志が何であるのか、また各感覚器官を尊重するとはどういうことなのか、その実際がなかなかつかめないために、ア
ダムスキー哲学は実践が難しいと言われるのです。
地球上では、少なくとも先進国において人の心を大切にします。日本における教育基本法の第1条では、教育の目的は人格の完成であると明記してい
ます。義務教育においては、心の教育が中心に据えられていますが、人格とか個性と呼ばれるものは総て人の心に関係し、教育において大切な部分と
なっています。つまり、心とはエゴのことであり、人間のエゴを助長する教育になっているとも解釈されます。
一方、意識というのは、神的な部分であり生命そのもの、あるいは英知的な部分として説明されています。
分かりやすく言えば、創造主を補助するための人体の維持や行為を促すような印象などとして知られています。
また、四つの感覚器官を尊重するとは、感覚器官同士で対立するようなことがあった場合、その双方を尊重し事実であると認め、そのうえで、双方を同時
に肯定できる考え方が見つからない場合は、そのどちらか一方にはくみせず、考えを保留にしておくことだと思われます。この手法は、日常生活におい
て少々留意するだけで実践できるものです。
エゴなのか意識なのかの具体的な説明が困難なのは、それを伝えようとする具体的な事例が誰にも該当するものではなく、文字や口頭により教えること
ができないからです。そもそも、心と意識とは重なっていて、このどちらに従って行動しているのかというのは分かりにくいものです。
自然界にいる動物を例にとると、日々生きること、子孫を残すことに最大限努力をしているように見えます。そのための行為のすべてが、創造主の宇宙
の計画を表現しているものと思われます。
自然界の動物にも人間に相当する心はあります。それらは、危険回避や生きるための手段として活用することはあっても、感覚器官のバランスを悪くし
たり、日常生活に疑問を抱くことはありません。人間のように日々の生活に疑問を感じたり不満を言っていたら、その種は、滅んでしまうでしょう。
スペースピープルの生活も、自然界の動物に似ています。彼らは、日々の生活を喜びを持って黙々と歩んでいます。疑問を抱くようなことはありません。
創造主のために、自分が何ができるのか、今何をすべきなのかを彼らは知っているのです。
彼らも個性はあります。個性とは、本来魂のことだと思います。創造された目的に違いがあることから、魂に違いがあり、それが個性になっているのです。
地球上のあらゆるものが、エゴを中心として解釈されていることから真実の生き方と異なっています。それさえも気づいていないという状況です。
そこでアダムスキーが、地球人にエゴを中心とした生き方ではいけないと教えてくれたのですが、なかなか理解できていないのが現状です。そろそろ、エ
ゴを中心とする生き方から、意識の生活に変えていかなくては、人類の種を存続させるのも難しくなるのかもしれません。目覚めるとは、正に、このこと
なのだと思われます。
2014.2.24 K ・W