◇兵器は進歩するが人間は進歩しない!
有史以来、人間社会は進歩し続け、イギリスの産業革命以降、科学、医学、文化などを含めて長足の進歩をしています。
これらを背景に、生活の質の高まった国々においては、平均寿命が延びるとともに、知識においても高まってきたことでしょう。
私たちが進歩として認めているのは、通常、物理的な面が多く、精神的な面はあまり注目されていません。
それだけに、精神的進歩は、置き去りにされている感が否めません。
このような中、大量破壊兵器の開発については、一般の人々が想像できないほどに進歩しています。
音速の10倍のスピードで飛ぶジェット機、航続距離3,000kmにも届く軍用機、射程距離は全世界となる核搭載ミサイルや巡航ミサイルもあります。
また、核爆発により大型津波を発生させて都市を破壊することも可能であり、大気圏外へロケットで打ち上げて、そこから目標物に向かってレーダ-網をかいくぐ
り破壊する飛行物体など、使用されれば防ぎようのない大量破壊兵器が沢山開発されているのです。
更に、現在、宇宙空間から破壊することを目指した宇宙兵器の開発が進められています。
これらの兵器は、他国への抑止力との言い方もありますが、同時に、他国への大いなる脅しとなるのではないでしょうか?
こうした開発には、多額の公費と多くの人材が必要です。これらが、平和目的の開発なら、どんなにか素晴らしいだろうと思います。
物理的な進歩は、積み重ねが可能です。他者が完成した上に、次の世代が積み上げることが容易です。しかし、精神的な進歩は、経験を転生により持ち越しな
がらも活用できないこと。他人の努力の上に、容易に積み上げることができないなど、積み上げが困難なのです。
確かに、知識の積み上げは、文字により残ることからある程度可能ですが、知識所有者の単なる記憶力では、精神性の向上にはつながらないものです。
いずれにせよ、このようなことを考慮することなく、発展していることから、2,000年前とそれほど変わらない精神レベルで、危険な爆弾をもって遊んである状態
なのです。
兵器は進歩するが、人間は進歩しない! 何ともなげかわしく、残念でなりません。
2020.6.2(火) K・W
◇人に音楽は必要です!
アダムスキーの書物の中で、音楽に関する記述はそれほど多くはありません。そのほとんどが、スペースピープルとの会見に関係して記載されてい
ます。
例えば、母船に乗船した際、BGMのように流れている音楽を聴いて、一部、地球の音楽に似た調べであるとの表現がありますし、ラミューとファ
ーコンの帰郷を祝して、一人の男性が無伴奏で歌を歌って、その声の美しさに魅了されたり、活発で陽気な曲に合わせて女性二人がダンスを披露し
たりしています。
また、風の音や小川のささやきなど、自然の音、リズムを人間は真似ているとも言っています。
テレパシー能力が高く、声を出さなくとも会話のできる彼ら同士が、声を出して楽しく話す様子も記されていることから、声を出すことは必要なの
だと思われます。
コロナ禍の中、様々な規制がありますが、気になるのは、合唱や吹奏楽などの練習が困難となっていることです。
特に合唱については、三密の回避が困難で飛沫が出ることから、先の見えない状況となっています。全国の合唱団が加盟する「全日本合唱連盟」も
お手上げのようで、「国、自治体、教育委員会、施設等の指針や方針に従う」ように伝えています。
栃木県においては、特別変化がなければ、6月19日以降、現在の室内上限100人のところ、上限1,000人または施設のキャパ50%以内と
なる見込みです。但し、飛沫が出る関係で、声を出す利用については、県内全文化施設で利用不可となっています。
このような状況は、ワクチンや有効な治療薬が開発されないかぎり変わらない可能性があります。
音を記録する音符は、一つの言語だと思います。この言語が発明されるまでは、人々の記憶の中で時代を超えて伝えられていましたが、音符により
それぞれの旋律が示されるようになり、楽譜として残り広く伝えられるようになりました。音符は、世界共通の言語であり、音符を書いたり読んだ
りできる人は、母国語に加えて音符と言う言語ができる人なのだと思います。
こうして音楽は、広く世界中に広がり、多くの人々を魅了してきました。この音楽が人に与える影響は大きく、時に人を慰め、勇気を与え、生きる
活力ともなるものです。進化したスペースピープルの世界においても、上述のようなことから音楽は重要な役割を担っているのだと推測されます。
声を出すことが推奨されない中、自由に音楽を楽しめる日が再来することを願うとともに、声を出せない不自由さから、テレパシー能力が発達して
来るなら望外の喜びですが・・・、そのようなウルトラCを期待しながら、この状況を見守って行きたいと思います。
2020.6.15(月) K・W
◇謎の飛行物体が出現!!
6月17日(水)早朝。仙台市中心部上空に謎の白い飛行物体が出現し、一時、騒然となったようです。
目撃者のなかには、仙台市科学館や仙台管区気象台に問い合わせを行ったということですが、気象観測用の気球でもなく、何であるかわからないと
いうものです。
仙台科学館をはじめ、多くの人々が望遠レンズで写真を撮ったところ、白い球体の下に十字型のフレームが付いた形状であることがわかりました。
この物体は、風に流されることもなく、数時間上空にとどまっていたようです。
気球関連の装置などを製造する会社の社長さんは、「自立飛行しており、明らかにドローンで制御している」と発言したようです。
気球を使った観測に詳しい福岡大学の林教授は、「気象観測用の気球にアルミフレームをつり下げ、ドローンを付けたものではないか」と推測。プ
ロペラのようなものが付いているとも指摘し、衛星利用測位システム(GPS)で制御しているとして、「専門的な知識と技術が必要だ!」と述べ
ています。
写真によっては、十字状の四区分に、それぞれ太陽光パネルに見えるものが取り付けられています。十字状の長いところは、片側6枚×2、短い方
には、片側5枚×2と合計22枚が取り付けられているようです。
これで電気を作って、プロペラを回しているのかもしれません。
そこで思い出したのですが、「G・アダムスキー通信」第31号に掲載したUFO写真は、小型ドローンのように見え、小型の太陽光パネルのよう
なものが先端に突き出ています。当時は、異星人の小型円盤と思っていましたが、その後、どうも地球製の精巧な飛行物体であると考えるようにな
っていました。その物体との共通性があるようにも思います。
菅官房長官は、記者会見で質問をされて、「何れの物かは不明だが、危険のないものと判断した。」というような意味を話していました。
しかし、このようなものが、どこから来てどこへ飛んで行ったのか、誰もわからないというのもおかしな話です。
もしそうなら、日本の危機管理能力が問われることになるでしょう。
いずれにせよ、今回は、無許可で行われた無人気球の制御実験であったのかもしれず、ほぼ地球製の物体だと判断していいでしょう。
少々、残念ではありますが、上空の〝謎の物体〟に対する話題であったのは、久々に良かったと思います。
2020.6.23(火) K・W