宇宙に想う!  

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。



〝スペースブラザー〟になるチャンスを失った!
 最近、何度か、地球側がスぺースピープルからの支援を拒否していると書いています。この動きは、アダムスキーが活動していた時代に始まったことと推測され
  ますが、おそらく、それが決定したのは、アダムスキー亡き後ではないかと思われます。

  アダムスキーが、スペースピープルの支援を得て積極的に活動していたのは、1952年11月から亡くなるまでの1965年4月までの間です。この間は、スペース
  プログラムでの強化期間であり、地球に降りたスペースピープルが、強力に、そして直接的に働きかけていましたので、地球側としては、得られるものは得ておこ
  うという視点で対応していたと思われます。

  しかし、アダムスキーがなく亡くなることを機に、スペースピープルは減少し、活動が縮小しましたので、彼らが地球支援の条件としていた「核兵器の放棄」は、地
  球としては行わないと正式に決定したものと思われます。スペースピープルとしては、その条件をのんでいただくことで地球を支援し、地球人が、スペースブラザ
  ーになることを期待していたのです。

  しかし、地球側が拒否したわけですから、彼らは、具体的な支援や表向きの活動を減少させたのです。
  この地球側というのは、アメリカ合衆国と当時のソビエト連邦のようです。かつてアダムスキーも、スペースピープルからのアプローチは、大国に限られると語って
  いました。

  つまり、地球の未来を当時の大国とは言え、わずか2国で決めてしまったということです。もしかすると、この2国が、地球を代表すると表明したのかもしれませ
  ん。当時の双方は、超大国同士の冷戦時代であり、それぞれ核爆弾やICBM(大陸間弾道ミサイル)を競って開発・製造していましたから、交渉相手となっていた
  ものと思われます。

  そのような国が、地球的な利益を根拠とする偏狭な判断で、スペースピープルからの条件を拒否したということです。この判断の裏には、地球の利益を代表する
  人々の意向も大きく働いていたと見ることができるでしょう。

  地球人が、スペースブラザーとして・・・、彼ら、スペースピープルの兄弟として活動できるチャンスを、こうして失ったわけですが、その結果と言えるように、今日で
  は醜い星となった地球。貧富の差が大きく、好き嫌いや損得で物事を判断し、他人を裏切り、喧嘩、傷害、殺人が横行する星。

  そしてさらに、パンデミックになって、生き方の是非を考えさせられているのです。
  上述のことが、事実であったと知らされる時が来るでしょう。
  その時、地球の一般大衆は、どのような反応をするのでしょうか?

 
                                      2020.4.10(金) K・W



エゴ中心の生活が苦悩を招く!
  地球には、様々な苦悩があります。日々の生活での人間関係をはじめ、戦争などの争いや自然災害においても多くの苦悩があります。
  人為的なものについては、その原因がわかりやすいのですが、自然災害については、人間自身に原因があるとあまり考えないものです。

  しかし、アダムスキーの「生命の科学」によれば、自然(宇宙)と人間は一体であり、そこには「原因と結果の法則」や「調和の法則」が存在します。この意味すると
  ころは、すべての動き、変化と言ってもいいですが、そこには理由があるということです。そして、そこに住む人々、地球レベルの範囲での変化であれば、地球人
  に原因があるということです。
  ものによっては、人間を高めるために起こる災害もあるでしょうが、そうであっても、原因は人間にあるということです。

  翻って、近年の豪雨災害や台風被害をはじめ、大地震、新型コロナウイルス(コロナ禍)など、これらはすべて、私たち人間に原因があるということです。
  ですから、豪雨被害を一つ例にすると、豪雨の原因をもっと深く探る必要があります。今日の状況では、単にCO2排出だけが理由とされていますが、果たしてそ
  うなのでしょうか?

  こうして、徹底的に原因を追究することで、地球の大気ばかりでなく、地下においても地球を痛めてしまった事実や、人間の精神的な面やなども見えてくるはずで
  す。

  スペースピープルは、このような視点で考え行動しています。彼らは、個人的問題や損得で行動しませんから、全体の利益のために協力するでしょう。
  しかし、地球では、経済的問題が真理より上にあって、真理の探究の邪魔をすることでしょう。

  いずれにせよ、今日の苦悩のすべては、地球人、一人ひとりの考え方や行動にかかっています。

  日々、進歩して来たように思っている私たちですが、このままの生き方では、明るい未来は掴めないということを知らされているのです。
  何が良くないのか? 振り出しのような話ですが、それは、〝エゴを中心に生きている〟ということ。それがすべてなのです。


                                      2020.4.27(月) K・W