宇宙に想う!  



「生命の科学」学習は、超能力開発のためなのか?
 「生命の科学」を学習する人々の中には、この学習の目的が、他人の体を癒したり、透視能力が発現するなど、いわゆる超能力の開発にあると考え
 る人が存在します。
 これは以前からあるもので、かつて日本に存在したG・アダムスキーの最大の研究団体においても、その話題は色々とありました。

 私が、その栃木支部代表になって間もない頃、今から30年位前の話ですが、当時その団体では、超能力にたけた人が関係したこともあり、そうし
 た能力を高く評価していました。

 そんな中、会員等に公表されている私の自宅に電話があり、知らない年配の女性から、こうした超能力開発=Aあるいは超能力重視≠フ考え方
 に疑問を抱いていて、団体の方向性は変わったとして意見を求めてくるものでした。

 当時の私は、立場上、団体の動きを肯定するものでしたが、実際はどうなのだろうかと心に疑問が残りました。
 しかし、今日においても、そうした能力開発を重視する人々は少なからず存在しています。

 その人々にとっては、超能力がなかなか発現しない「生命の科学」学習よりも、そうした何らかの能力を備えた人に魅力を感じ、「生命の科学」に
 置いていた軸足を、そうしたものへ切り替えてしまう人々もいます。

 そのような能力を持つ人々は、少なからず存在し、その多くは、人体や生命、あるいは宇宙などの未知なる力を信じているものです。
 ですから、その人が、真実の所に軸足を置いているなら、教えをいただくこともあるでしょう。

 しかし、そのような能力を持っている人が正しくて、超能力が発現しないように見える「生命の科学」の学徒が、方法や解釈が間違っているという
 ことではないと考えています。

 そもそも、その両者は、別ものであると理解しなくてはなりません。
 超能力を開発したいのであれば、そのための正しい訓練を実践的に行う必要があります。アダムスキーの書物は、その基本を学ぶか参考程度でも良
 いでしょう。

 アダムスキーの「生命の科学」が目指しているのは、人間本来の心の在り方、つまり、四つの感覚器官のコントロールをすることで、体内細胞の
 声≠聴き取る力を拡大し、他から来る様々なメッセージ等に気づく能力を養うものです。

 そのため、書物を通し平安な心を持つようになり、常にテレパシーを感受しやすい常態に早くなれる、あるいは、体内細胞の声を聴けるようになる
 など、宇宙の意識との対話が増えることになります。
 中には、更に大きな変化を見せる人もいるでしょうが、通常は、他人に見せるような超能力が発現するものではないと考えています。

 このように考えると、「生命の科学」の学習は、世界平和を望むような穏やかな心になるものであり、正しい生き方を求めるようになって、人々に
 対する平等な心が養われ、他人を批判したり、激高することのない人間となります。そこには、宇宙と自分に対する正しい理解が存在し、今後、自
 分が行うべき方向性が見えるようになるからだと考えています。  

    
                                                                 2019.9.11(水) K・W



地球型惑星≠発見!
  去る9月12日(木)のネット配信(AFP=時事)によれば、「地球型惑星に水蒸気存在を初めて確認」ということです。
  これは、太陽系外のハピタブルゾーン(生命居住可能性領域)内にある惑星の大気中に、水蒸気が存在することを初めて確認したとする論文が、英科学誌ネイ
  チャー・アストロノミ―に発表されたというものです。

  この惑星は、「K2−18b」であり質量は地球の8倍、大きさは地球の2倍で、約110光年離れた天の川銀河内のしし座にある赤色矮星の周りを公転していると
  いうことです。

  これまで、太陽系外に約4,000個の惑星が発見されていて、岩石でできた表面と水を含む大気の両方が確認されたのは、初めてのことだということです。
  そこには、地球のような海≠フある可能性が充分あるということです。

  宇宙における生命の可能性という視点から、このような情報が時々出されますが、アダムスキーを肯定する人々からすれば、嬉しいことなのか、嘆かわしいこと
  なのか、あるいは不安になることなのか、どうなのだろうかと考えてしまいます。

  特に科学的分野においては、アカデミック(正統的で堅実)なことが要求され、それが広く物理の解釈と発展において欠くことのできないことであり、事実、それを
  もとに発展して来ているわけです。

  しかし、これは地球の現段階における事実関係からの解釈であり、それでも未知なるものは多く存在し、特に宇宙に関するものは、まだまだ知らないことばかりな
  のです。あくまでも、その時点での解釈なのだと理解しなくてはなりません。
  つまり、正しいのか、間違っているのかは半々なのだと、常に考えておく必要があります。
 
  とはいえ、110光年(光の速さで110年かかる)も離れた惑星の水の存在を確認ということですから、この太陽系の他の惑星については、当然、知っていることと
  なり、一般人からすれば、生命の可能性は絶望的と考えることでしょう。

  しかし、パピタブルゾーンの考え方一つをとっても、あまりにも地球的視点であり、少ないデータでの解釈なのです。

  いずれにせよ、アダムスキーにより伝えられた事柄は、まぎれもない事実であり、スペースピープルは、出番を準備しているようなので、もう少々、そのことを言い
  続けなくてはならない時代が続くでしょう。


                                                                  2019.9.18(水) K・W
          

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。