宇宙に想う!  


 
人間とは何かを考えよう!
 近年、日本において、子どもの自殺者、父母殺し、祖父母殺し、親による虐待からの子供殺しや強盗殺人など、多くの人々が意味もなく亡くなって
 います。特に、小さな子供が、親によって殺されるなど、余りにも悲惨でかわいそうでなりません。
 聖母マリア像の目から、涙や血の涙が流れるという現象の理由が分かるような気がします。

 家庭教育や義務教育等においては、小さいころから他人を傷つけてはいけないと教えられています。
 しかし、この基本的なことが、全くできていないのです。

 それは、どうして傷つけてはいけないかの理由が、分からないからだと思います。
 その理由を警察に捕まるからとか、罰則があるからということであると守れなくなると思われます。
 
 もっと本質的なこと。
 人間とは何か? に関わることが分かるから、行わないというようにならなくてはいけないと思います。

 人間とは何なのでしょうか?
 そのことを、真剣に考えたことがあるでしょうか?

 人は、単に、気晴らしで存在しているわけではなく、苦しみ、悲しみ、人と争い、恨むために生きているわけでもないでしょう。
 さりとて、単に、楽しいことだけを行うために生きるということでもないでしょう。

 人には、目的があります。
  
 アダムスキーによれば、人間の大きな目的は、宇宙の英知の無限の表現≠ニ言っています。
 宇宙の英知とは、宇宙の意識の想いのことで、それを人間が感じながら表現していくことが、宇宙の更なる完成につながって行くということのよう
 です。

 これは言わば、人間全体の存在理由というものです。
 これに加えて、個人としての目的を持っています。

 人間が、存在理由を実現しようとすれば、自己の体内細胞にある利己的な細胞を宇宙的な細胞になるよう仕向けて行かなくてはなりません。その活
 動が、人間が人になるための初めの作業なのだと思われます。
 この実現の過程で、宇宙の意識を強く感じるようになり、自分のやるべきことが分かってくるようになるでしょう。
 
 各人は、宇宙の意識によって、それぞれの役割を担うわけですから、他者を支援することは、宇宙の意識を支援することとなりますので、そのよう
 な生き方が求められます。これは、他人は必要であるという社会の実現ともなるでしょう。

 このような世界に、他人を傷つけるということはあり得ません。
 総ての人間が、宇宙の更なる完成へ向けて、知的好奇心や喜びを持って生きて行くような世界となるでしょう。
 そのような認識に、全人類が到達することを期待しないわけにはいきません。 


                                            2019.3.17(日) K・W
 


地球での仕事について
 地球においては、どこであっても勤労をもって生活をすることになっています。
 働かなければ、生活をしていく事ができません。

 人間は、集団を作って生活をするようになり、それが大きくなればなるほど決まりが増え労働の幅も広がり、それが継続できるほど安定して来れ
 ば、社会的・文化的に生活ができるようになります。

 各人が成人してから行う仕事は、社会的に必要な用務であり、その労力を提供することにより、自分も他者の労力による生産物の恩恵にあずかるこ
 とができるという仕組みとなっています。その点では、成人者が社会に労力を提供しなければ社会は歪んでしまうことになります。

 私も、学校を卒業して、地元の自治体に昭和56年4月に就職しました。
 そして、還暦を迎え、勤続38年となって今年の3月末日をもって退職する運びとなりました。

 アダムスキーの「生命の科学」を学び、その実践の場としての職場で、業務の本意を理解し人を理解して、精一杯役割を果たすことができたと考え
 ています。

 今年の2月からは、かつて、共に仕事を行ってきた職員たちによる送別会が相次ぎました。これは、課単位でのものが多い分けですが、バレーボー
 ル部や部内係長級女子会などからも送別の宴を開いていただきました。その中には、既に退職をしている先輩方にも声をかけての宴となったものも
 ありました。このどれもありがたく、感謝していることろです。

 特に3月最後となった送別会は、現在所属している部職員によるもので、各課それぞれが列をなしてビールを注しに来るのも驚きましたが、何とい
 っても私あてのオリジナルDVDを作成してくれたのには驚きと感動がありました。

 室内が暗くなったので、何だろうと思っていると、いつの間にかスクリーンが登場してDVDが流されたのでした。
 それは動画と写真を混ぜたもので、退職者への言葉≠ニして、自治体の長を初め副市長からも独自のインタビューを行い、友人代表者の言葉に続
 いて、妻も参加していたのにほ驚きました。また、私の幼い頃や若い頃の写真も含まれ、各課全員が文字パネルをもって言葉をいただきました。

 妻でさえ、私に何も言わなかったのですが、部下たちが私に知られないよう工夫しながら撮影を2か月程度行って完成させたようです。
 何とも、言葉にならないくらいありがたいことです。

 仕事を振り返り、若い頃は、巧く出来なかつたところもあると思いますが、38年間、精一杯、悔いのないようにやらせていただきました。
 管理職になってからは、基本は優しく接してきましたが、厳しく指導することもありましたので部下の評価は割れると思います。しかし、このよう
 に、皆でオリジナルDVDを作成してやろうと思っていただけたとすれば、まあまあ巧くやれたのではないかと思っています。

 これで、一応、地球においても、同じ土俵のうえで認められる役割を果たせたものと安どしているところです。
 今後は、行政から退き、公益財団法人において業務を遂行することとなりますが、自分の役割をしっかりと果たしていきたいと考えています。


                                            2019.3.25(月) K・W




 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。