宇宙に想う!  


 
人類が継続発展するためには!?
 「賢人は歴史に学び 愚者は経験に学ぶ」(第69号「G・アダムスキー通信」掲載)という格言があります。
 これは、賢人は歴史や言い伝え、過去の経験の類推などによって学び、愚者は、具体的な経験をすることで学ぶものだという意味です。

 言い換えれば、賢人は、具体的な経験を伴わなくとも学ぶことができるが、愚者は、経験しなければ学べないということです。 
 この地球は、経験によって学ぶ惑星だと思われます。それほど、経験という具体的な体験、四つの感覚器官に訴え体感することが必要だということ
 です。

 これは、前世の記憶を持ってこないことと大きく関係するものだと推測されます。
 つまり、記憶がないわけですから、今世に出生して、新たな肉体が初めて経験しながら学ぶことばかりだと考えられるからです。

 他の惑星でも、経験によって学ぶと考えられますが、それは、生活の基本的なこととして幼児期までであり、成人すると社会の発展に寄与するこ
 と、例えば新技術の開発や社会システムなど、新たな分野への取り組みに際し部分的に活用しているのではないかと想像します。

 地球では、経験しないと学べない≠ニいう部分が基礎的なことを含め長期になること、さらに酷いのは、経験しても学べない$lが少なくない
 ことから、地球は、何度も同じことを繰り返し、精神的に進歩できないのではないかと思われます。
 親からの遺伝においても、肉体はある程度引き継がれますが、精神的な特性、あるいは心の発達段階は引き継がれない、否、活用していないことも
 原因の一つでしょう。

 国家間の戦争や、身近な争い事を何度も何度も繰り返す地球
 
 人類が継続して発展して行くためには、少なくとも基本的な事柄(ルールを守る、他人に迷惑をかけないなど)について、経験しなくとも分かる程
 度に発達できなければ、残念ながら、地球の将来は暗いと言わなければならないでしょう。
 
 
 
                                                                 2018.12.12(水) K・W



地球が優しさに包まれますように
  アメリカの人気歌手であるレディ・ガガ(32歳)さんのインタビューが、12月14日(金)NHK朝のニュースで流されました。彼女は、今月21日(金)公開の「アリー
  /スター誕生」という映画に主演していて、その話を伺うための独占インタビューというものでした。

  そのインタビューの中で、彼女は子供の頃、いじめにあった時、どうしたらよいか分からず母親に相談すると、「優しさでやっつけてしまいなさい!」と言われ、そ
  れ以来、レディ・ガガさんはそれを信条に生きて来たようです。

  そして、「優しくしたら、優しくしようという気持ちが生まれるでしょう。」、「優しさは感染症みたいなもので、どんどん広がっていく。」、「優しくない人にやさしくするこ 
  とが大事。それが一番だと思う。」とも語っているようです。

  そんなレディ・ガガさんは、6年前に母親と財団を設立して、いじめ撲滅に向けて活動を行っているということです。東日本大震災の際も、早くから日本に来日し
  て、世界に支援を呼びかけたということです。

  歌手としての彼女については、奇抜なファッションと何曲か聞いたことのある曲があるくらいで、ほとんど何も知りませんでしたが、人として素晴らしいと感動いた
  しました。

  その生き方は、イエスの教えの実践のように思います。イエスの教えた、「剣を鞘に納めなさい。剣を取る者は、皆、剣で滅びる。」に従って、剣を取る者に対し
  て、優しさと言う愛で対抗しようとする考え方です。それをなかなか実践できないのが現状でしょうが、それを実行できるのは、彼女には、信念と知恵があるから
  だと思います。

  レディ・ガガさんのようなスーパースターが、人々に良い見本を示されるなら、大きな影響があるだろうと期待したいところです。

  彼女は、「優しさは世界を動かす」とも語っているようです。
  地球が、優しさに包まれた素晴らしい星となることを願うばかりです。


                                                               2018.12.24(月) K・W




       

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。