宇宙に想う!  


 
新自由主義による日本構造改革
 新自由主義というイデオロギーがあります。これは、アメリカのシカゴ大学教授でノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマン(1912
 〜2006年)が提唱した考え方です。

 これには大きく3つの基本的な考え方があります。
 1 「市場万能主義」⇒ 規制緩和(自由市場が富を最も効果的に配分する。)
 2 「小さい政府」 ⇒ 政府機能を縮小して富裕層を減税し、富裕層に富を集中させて中間層以下の人々はおこぼれを頂戴するという考え方。
 3 「金融万能主義(マネタリズム)」 ⇒ 経済成長は金融政策だけで行い財政政策は行うべきではない。

 市場万能主義は、宇宙的人間の社会で成立するもので、欲の強い資本家には好都合な仕組みとして富の偏在を生み出します。
 小さい政府とは、経済行為などへの影響力を少なくすることであり、これは同時に税収も少なく支出も縮小することを指しています。
 金融万能主義により、小さい政府は税収が少なくなって、その分国債を発行することになるので、金融市場が活性化するというものです。

 いずれにしても、あきれた考え方で、今では、政治的なスローガンであったと、アメリカをはじめイギリスでも否定されていますが、日本政府は、
 アメリカからの要請を受け、小泉政権以来、これを大真面目に進めてきているのです。

 小泉総理の構造改革は、「小さな政府」、「緊縮財政」、「自己責任」、「官から民へ」、「市場原理主義」など、経済学者の竹中平蔵氏を大臣に
 据え、新自由主義の政策を積極的に推進してきました。特に、「郵政民営化」は、アメリカが最も願っている所でもあり、この実現にも力を入れま
 した。実際には、民主党等の連合軍との政権交代があり、株式会社組織とした郵政株を危ういところで守り切っています。しかし、ゆうちょ銀行と
 かんぽ生命の国債100兆円のほとんどをアメリカ向けに売却しているようです。

 安倍政権も小泉政権の後継者として、新自由主義を継承しながら、かなり危険な政権となったアメリカ政府の無理な要望を盛んに受け入れているの
 が分かります。

 黒田日銀総裁の政策、法人税の切り下げ、働き方改革(中でも高度プロフェッショナル制度は、資本家や経営者が利益を上げる政策です。)、農業
 改革など、反対もあり少々政策を修正している所もありますが、正に新自由主義の実現を行っています。
 
 これらの結果、大企業は利益を上げ、一般市民は非正規雇用が増え、未婚率が増加し、人口が減少し、貧富の差が拡大するという、どうにもならな
 い状況となっています。

 アメリカに認められる日本国総裁は、長期政権が期待できると言われています。
 逆に反する政権は、短命となるので、その辺を安倍総理は、初めて総理となったときに理解したようです。

 以上が総て、正しいということではないかもしれませんが、理屈上は良く納得できるところですから、このようなことも考え合わせながら、今起こ
 っている日本国内の政治や経済をはじめ、世界と日本の関係は単純ではないと考えておかなくてはなりません。


                                                                2018.10.12(金) K・W



私たちは天国への道を知っている
 毎年、10月になるとノーベル賞受賞者の発表があります。ノーベル賞は、その分野で世界を先導するような新たな発見や、創作活動等をされた方
 々に贈られる世界で最も栄誉な賞だとされています。

 今回も、日本人の本庶佑氏(76歳)が、癌の免疫治療薬「オポジーボ」の開発により、免疫治療という新たな分野を切り開いたことから日本人の
 ノーベル賞27人(日本出身者3人含む)目の受賞となり大変に喜ばしいことです。
 従来の受賞者を見ても、それぞれの分野で天才的な功績のあるような方々で、才能ばかりではなくその熱意と努力に対し、われわれとは能力が異な
 る別次元の人々と感じてしまいます。

 
  しかし、よくよく考えてみれば、宇宙を創造した本質が何であるのか、万人が従うべき指針とは何であるのか、真理とは何であるのか、神とは何であるのかなど、
  最も本質的なことでありながら、世界中の偉大な思想家や哲学者でも知らないことを私たちは知っているのです。

  それは、宇宙には意識体が存在し、その意識で満たされているということです。
  物質的な宇宙は、その意識体の想いにより創造されたものです。
  その存在は、創造主でありアダムスキー的に言うと宇宙の意識≠ニいうことになります。

  宇宙の空間や物質を含めて、意識≠ェあるということがなかなか気づかないところで、更に、その意志に従うという考え方が、時どき経験しながらも人類に共
  通するものとして伝えられていないところです。

  これらは、アダムスキーを通じて知らされたことですが、その背後には、友好的なスペースピープルが存在し、そこからの教えであることから宇宙の普遍的な真
  理であり、また、別の言い方をすれば彼らの偉大な計画の実現でもあるのです。
 
  これらのことは、まったく誰も気づかなかったということではなく、その一部に気づいて人生を送る人もいるでしょうし、断片的な言葉を残す人もいるでしょう。真に
  偉大であった人々の多くは気づいていたかもしれません。しかし、アダムスキーの言葉のように、誰もがそれを聞き取る能力があることや、そうすることが真実の
  生き方であることなど、様々な角度から一貫して伝えていないということです。

  宇宙の意識の存在と、それを指針にする生き方は、その実践の先に天国(地上の楽園)が実現することから、私たちは天国への道を知っているということになり
  ます。これらのことは、人類史上初めてのことであり、広めるためには様々な困難がある分けですが、仮に、この論理を多くの人が理解できるように展開出来れ
  ば、ノーベル平和賞を超えた偉大な活動であると考えることができるのではないでしょうか。


                                                                2018.10.19(金) K・W


       

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。