◇地球は新しい周期に入ろうとしているのか!?
西日本豪雨により被害を受けられた皆様や、お亡くなりになられた方々には心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。
6月29日に発生した台風7号は、7月4日に東シナ海から日本海に抜けました。
これらの影響を受け、豪雨前線が発達し7月6日から8日にかけて11府県で「大雨特別警報」が出されました。大雨特別警報は、数十年に一度の
重大な災害が予想された場合に出されるもので、それが、11府県にもわたり広範囲で指定されたことは、極めて特別な事態でありました。
予想された通り、特別警報解除後に甚大な被害が確認され、7月12日(木)現在で、死者200人超、不明者21人と発表され、この種の被害で
は平成に入り最大な規模となっています。降水量は、ゲリラ豪雨というような短時間のものではなく、2日間にわたり振り続けたことで観測史上、
100年の間に降ったことのない降水量とのことです。
このような従来の概念を超えた豪雨がなぜ起こるのでしょうか?
@地球など自然なリズムの変化 A地球温暖化 Bその他 と諸説ありますが、地球温暖化の影響により大気中の水分が多くなり、その結果大量の
雨が降ったと考えられています。
それではなぜ温暖化になっているのか?
これも諸説ありますが、人間生活における二酸化炭素の排出量の増大であるとされています。勿論、そんなことではないでしょう。
いずれにせよ地球は、従来のような環境ではなくなりつつあり、今回のような災害は、今後も続くと考えなくてはなりません。
地震についても、2011年3月11日に発生した宮城沖を震源とする東日本大震災は、津波による被害が大きく関連死を除いても1万6千人近く
が亡くなり、福島原子力発電所崩壊による放射能被害などを含め未曽有の被害をもたらしました。
最近では、2016年4月14日以降、何度も大震が襲った熊本地震でも267名もの死者を出すなど大きな被害となりました。その後も、全国で
震度5以上の地震が多発しているところです。
また、東海トラフ、東南海トラフ、南海トラフと活発な海溝がある中で、南海巨大地震の起こる確率は今後30年の間で70パーセントを超えてい
るということです。これでは、かつてないほどの甚大な被害が想定されています。
火山の噴火も気になるところで、新岳、阿蘇山、御嶽山、桜島、浅間山、去る7月12日には西之島が再噴火したように、ここ数年間で火山噴火が
増えてきています。
このような自然災害の増加は、日本だけではなく世界規模で起こっているようです。
これらのことを、アダムスキー支持者の私たちは、どのように解釈したらよいでしょうか?
気になるのは、オーソンが伝えた地球の傾きです。
地球の地磁気が、350年ほどの間に東から西へずれて来たことや、今日では、地磁気が減少している事態も知られています。
これらを含め、地球自転軸の傾きへ向けての前兆現象と見ることができます。
オーソンは、何世紀にもわたって大きな兆候や前兆があったけれども地球人は無視してきたと、60年以上も前にアダムスキーに語っています。
もし、地軸が傾くならば、地球に大変動をもたらすとしています。そして、「必ず起こります」と語っています。
そろそろ、そのような事態を想定しておく必要があるのではないかと思います。
つまり、地球は、この太陽系との関係で新しい周期に入りつつあるということです。
但し、自然の周期と地球を傷みつけて来た人為的な結果との相関関係で事態は進むでしょう。
これは、びくびくして生きることではなく、「生命の科学」を少なからず学んだ学徒として回避できないことを理解し、生き続けたいのであれば、
心の準備と安全な地域の想定や最低限の飲料水の確保などです。
公表を行わないだけで、地球上の一定の人たちは知っているのではないかと思います。
私たちも、科学的な裏付けをあまり持たないだけで、オーソンを信じるならば、その一部に入っているでしょう。
だから日本においては、研究された範囲で南海トラフに関連する地震の警戒として伝えている可能性があります。
いずれにせよ、アダムスキーによって伝えられた事柄は、それを信じ生きて来ただけに、今後も活かしていきたいと思います。
2018.7.16(月) K・W
◇人類の歴史に見る世界観!?
最近の研究によれば、ユーラシア大陸にいた体が大きく力の強いネアンデルタール人が消滅し、アフリカ大陸にいたホモ・サピエンス(現生人類)が現在の人間
になったと言われています。
実際には、両者の一部は混血して今日に至っているため、ネアンデルタール人の遺伝子が、私たちの遺伝子の中に2パ―セント程度残っているようです。
この両者の勝敗、優劣は何が分けたのでしょうか?
それは集団の規模であるということです。
家族単位を中心とする強健なネアンデルタール人は、集団の人数はせいぜい数十人であるのに対し、筋力の弱いホモ・サピエンスは、数百人規模の集団を作っ
て暮らしていたようです。時には、集団間の連携もありました。
一つの集団にもたらされる一つの知恵は、小規模の場合はその集団内に留まりますが、規模が大きくなるとその集団全体や関連する集団へも広がり、生存のた
めの有利な手法として生かされていきます。人数が多ければ、知恵者の数も多いことになります。
このことから何が分かるのでしょう?
小さい集団は、仲間意識が強い代わりに閉鎖的で、意見の合うものだけで生活していけますが、集団が大きくなると意見の合わない者もいることから、生活のた
めの決まりというものが必要になってきます。
決まりができることは、守らなければならないという負担も多く好ましいことではありませんが、一方では、大きな集団のメリットを享受しながら平安をもたらすこと
ができるでしょう。
集団が大きくなると、衣食住を維持するだけでも知恵と工夫が求められ、様々な意見を整理する必要もあり、いかに集団全体が安全安心に暮らせるかに頭を使
いエネルギーを注ぐ必要があります。
しかし、集団が大きくなれば、確率論から言っても知恵のある者や改革精神のある者も出てくるでしょう。
集団を維持するための、これらの努力の方向性は、人類の基本的な発達、または進歩のための環境なのではないかと思います。
つまり、宇宙においては、最大多数の人々が生存し、そして喜び楽しんでいくためには、どのような姿勢で生きて行けば良いかが示されているということです。そ
こからは、大きな集団が、自己の利益のために小さな集団をやり込めたりする事ではなく、常に、双方が生き残るために知恵を使うことが良いと分かるのです。
ホモ・サピエンスの歴史から、現代の人々の経済や政治もグローバル化が肯定されると思われますが、そこには、常に共存のための知恵が求められ、誰もが損
をしない公平な世界が求められます。ここには、決して自己だけの利益の追求や、敵対的な事に使う知恵は世界の終末に向かうことを知る必要があるでしょう。
このような推論から、スペースピープルの世界も、その延長線上にあるのではないかと考えられます。
2018.7.22(日) K・W