宇宙に想う!  


働き方改革の真の狙いは
 
安倍政権下において、「働き方改革」を提唱し進めています。
  この背景には、@労働人口の減少 A長時間労働 B少子高齢化 C労働生産性 などの問題があるとされています。

  このため多様で柔軟な働き方を目指しワーク・ライフ・バランスの実現、生産性向上、休暇の促進、正規非正規格差(同一労働同一賃金)、定年延
  長、子育てや介護休暇など、様々な問題を解決していくとしています。

  この働き方改革の実現に向けて、「一億総活躍社会」を目指すこととしています。
  これは、@希望を生み出す強い経済 A夢をつむぐ子育て支援 B安心につながる社会保障 を新・三本の矢として、50年後も人口1億人を維持
  し、家庭、職場、地域で誰もが活躍できる社会を目指すというものです。

  いずれも、もっともなことだと思われます。

  しかし、これらは、国民の課題解決ばかりではなく、産業界からの要望など、様々な利害関係が絡む中での政策だと理解しなくてはなりません。
  特に気になるのは、国費や年金などの支出を少なくするための政策、そこを一番重要と考えているのではないかということです。

  平成15年頃から全国の市町村で進められた平成の大合併は、自治体の数を減らし、地方公務員を減少させ合わせて給与額も減らすことで国が地方
  に支給する地方交付税額を大きく削減する狙いがありました。

  今回の政策は、年金の支給額を減じる狙いがあるのではないかとみています。

  年金については、保険料収入の見込みが甘いところに支給の拡大や資金運用などの失敗がかさみ、支給減額に向けて30年ほど前から具体的な取り
  組みを継続していますが、まだまだ厳しい状況にあるようです。

  働くことは、健康維持や生きがいともつながること、また、労働力不足解消にも効果があることから、高齢になっても働かせる環境を整備すること
  は、年金支給減少ともつながり、社会的な要請と利害が一致するのではないかと考えられます。

  そこで、今回のような政策に飛びつき、「働き方改革」を前面に出しながら推進しているものと思われます。
  仮にそうであっても、国民に少しでも快適な社会の実現に寄与すればよいのですが、何が中心であるかを見抜くことで、今後の方向性も見えてくる
  ものです。
 
  上記のことは一例にすぎませんが、国が推進する事であっても、言葉巧みに提唱する裏で、別の思惑があることを常に考えておくならば、次の一手
  がどのような方向となるのか推測が出来るようになるでしょう。
 
  
 
                                                                  2018.5.11(金) K・W


2018年は天文現象の当たり年?!
  一部の天文ファンから、今年は、天文現象の当たり年であると言われています。
  
  今年は、全世界で日食が3回、月食が2回起こるほか、火星の大接近があるからです。

  この日食については、いずれも部分日食ですが、残念ながら日本からは見ることはできません。
  しかし、月食については、いずれも皆既食で、日本から見ることができます。

  月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、太陽による地球の影が月に投影される現象で、この場合、月は満月となっていますが、今回は2回とも地球の影に月
  が完全に入ってしまう皆既食となります。
  
  1度目は、1月31日(水)から2月1日(木)にかけてのもので、既に終わってしまいましたが、2回目は、7月28日(土)の明け方に起こるもので、午前3時24分
  頃から約1時間後となる4時30分頃に皆既が始まり、皆既の最中に月は西へ沈んでしまうようです。

  時間的に朝早く、厳しい時間帯ですがじっくり見てみるのも良いのではないでしょうか。

  また、火星は、地球の外側を公転する惑星で、地球が約365日かけて太陽の周りを回るところ、火星は約687日かけて回っていて、この差から約2年2カ月お
  きに地球が火星に追いついたり追い越したりする現象が起こります。

  これが接近となるわけですが、地球がほぼ円形で公転しているのに、火星は楕円形で公転していることから小接近や大接近となるのです。

  今回は、2003年の大接近ほどではないものの、それ以来となる大接近で、最接近となる7月31日には5,759万キロメートルまで近づくようです。このような大
  接近を、次の機会に見ようとすると2035年9月まで無いと言うことですから特別な機会となっています。
  光度もマイナス2.8等星と、金星には及ばないもののかなりの明るさとなります。

  もし、小型であっても天体望遠鏡をお持ちでしたら、小倍率(50〜60倍)程度であっても火星表面の濃淡や模様なども見ることができるはずです。
  倍率は低いですが、双眼鏡でも充分に楽しむことができるでしょう。

  大接近は、7月31日(火)午後4時50分で、この時間には見えませんが、7時30分頃には東の空低くオレンジ色の明るい星が見えてきます。この日は、月齢が
  18.4と観測には適していますが、この日ばかりではなく、その前後合わせて約1か月は大きな火星を楽しむことができますから、出来れば月が暗い日に確認し
  てみるのも良いのではないでしょうか。

  ついでながら、星は、毎日4分早く出てきます。同じ星が、同じ場所に見られるのは、1日で4分、10日で40分、1か月で約2時間早く見えることになりますので、
  そのことを知っていると探しやすくなります。

  今回、火星の大接近を機会に、大空、そして、そのかなたの宇宙へ思いを馳せるのも大変良いことでしょう。
  火星の大接近には、UFOの目撃が多いという話もありますので、そのような副産物でもあれば面白いと思います。


                                                                2018.5.26(土) K・W


 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。