宇宙に想う!  

 
   はじめに 
 
       ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につ
         いての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく
         書いていきたいと思います。

     重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

         頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。


◇哀しみの星

  皆さんは、地球をどのように見ているでしょうか?
  貧困や圧政で苦しむ地域もあるけれど、大方まずまずの世界であると思うでしょうか。
  それとも、良いところもあるけれども、悪いところが目立つ世界だと思われるでしょうか。

  そのどちらも、一片においては事実であると思われますが、実際には、もっと深く、複雑で善し悪しの判断も容易にできない世界に生きているようです。
  地球人は、かなり意図的に洗脳されてきたのではないかと思っています。これは、地球人に真理をつかませないこと、あるいは、扇動しやすくする狙いが
   あるものと思われます。
  そのことは、図らずもアダムスキーの「生命の科学」を学ぶことによって見えてくるようです。

  「民主主義」とか「自由」とかの言葉を、私たちは最上のもので当然なことだと疑いませんが、それこそが洗脳の一つであると思われます。
  特に戦後、この言葉を掲げ、私たちは生活していますが、その結果は誰もが権利を主張し、様々な法により定めを複雑にし、経費のかかる仕組みとなっ
   て住みにくい世の中となっています。

  また、この生き方は、エゴに軸足を置いた社会を形成することになるということです。この恐ろしいところは、そのことにさえ気づかなくなるということです。
  「民主主義」や「自由」は、資本主義経済システムと相まって、世界をコントロールしやすい状況を作り出しています。
  もとより、「民主主義」や「自由」という範疇の総ての考え方が間違いであるというのではありません。これらのものは、主張したり作りあげていくというより、
  人それぞれの理解の中で、自然と存在するようになるものなのです。

  こんな世の中でも、そのような生き方に疑問を感じ、人間の本来の生き方を目指そうとする人々もいます。その方々こそ、アダムスキーの「生命の科学」
   学習の準備のできた方なのだと思われます。

   金星の母船の中でカルナ(金星の女性)は、「・・・苦悩が宇宙のどこかにまだ存在するなんて、いっそう悲しいことです。・・・私たちは悲しい人々ではあり
  ません。」と語っています。他の惑星の人々には、悲しいということがないのですが、地球は、悲しい人々の住む星であると言っているのです。

  正義が本道から外れ、何千年経とうと真理が広ろまらない地球。
  如何ともしがたい力によって、様々な不幸の種が蒔かれ、様々な不幸が日々発生している地球。
  無知によって、この不幸を継続している地球。
  こんな哀しみの星≠ノ光が差さんことを願うものです。

  その大役を担えるのは、スペースプログラムの一環として地球にもたらされた「生命の科学」をおいてほかにありません。
  その理解と活用あるいは普及について、志ある方々は、共に学び連携しながら歩んで行きましょう。
 
 
                                                                       2013.11.2  K ・W
 
◇地球型惑星意外と多い!
   11月5日(火)新聞紙上において、この見出しで記事が掲載されました。
  記事によれば、太陽に似た恒星のうち5個に1個が、地球と同じようなサイズと公転距離を保つ惑星を従えているという研究結果を、米カリフォルニア大
   学バークリー校のチームが発表したというものです。

  大気を持ち温暖で、地球上の生命に必要な水が存在し得る惑星が、意外と多いという結果となりました。
  かつては、単なる確率論から、生命が存在する可能性のある惑星は、総合的に見ても多くて0.1%程度でしたから、太陽と似た恒星の割合にもよります
   が、地球と同じような生命の存在する可能性がかなり高くなったわけです。
 
  勿論、この情報でもアダムスキーが言っているような惑星は生命を宿すために創造されている≠ニいうような状況ではありません。しかし、かなりアダ
   ムスキーの主張に近づいてきたわけです。

  もとより、私たちから言わせれば、これは当然のことなのです。様々な状況証拠や体験などから、アダムスキーが真実の人であることは明白jなのです。
   今回の情報は、アメリカの1大学の発表ではありますが、当然にアメリカ政府の許可のもとの発表であると思われます。このような手法は、人々の反応を
   知るために用いるもので、今後は、この種の発表が増えてくることを予想させるものです。

  ここ10年程度を見ると、火星の極冠が二酸化炭素の塊から氷へと変わり、火星地中での相当量の水の存在を肯定し、木星の第三衛星のガニメデや土
   星の衛星タイタンでの水や氷の存在、さらに月における永久氷結の存在など、アダムスキーを肯定する材料が増えてきているのです。

  このような状況は、うがった見方ではありますが、地球人に真実を知らせたくない勢力とは反対の勢力、場合によるとスペースピープルが関係している
   可能性もあると思われます。言い方は悪いのですが、非力な側の影響が表面に出ると言うことは、人知を超えた力(宇宙の意識を含む)が働いていると
   見ることができるのです。

  とわ言え、この太陽系内での知的生命体存在の可能性となると、かなり距離があると言わざるを得ず、このところは、今回のように遠方での可能性をちら
   つかせることで、近隣惑星の実態に気づかせないという手法なのかもしれません。

  時間はかかるでしょうが、今後の展開に期待したいものです。

                                                                        2013.11.8  K ・W


◇「人間、ジョージ・アダムスキー!」part
   アダムスキー全集第10巻に「超人ジョージ・アダムスキー」(久保田八郎著)があります。これは、常人と比べたアダムスキーの偉大さを伝えているもの
  です。

  アダムスキーは、正当な教育は受けていなかったものの幼くしてチベットへ留学したり、小さいころからスペースピープルに支援されていたことが知られ
  ています。これらの事実を見ただけで、常人とは異なることが分かるというものです。

  また、体験した事柄を、命を賭して伝え続ける精神力と、買収にも負けずに真実を広めようとした信念には、脱帽するものがあります。そこに、先の書物
  があるのですから、アダムスキーを自分とは異なる特別な人だと考えてしまうかもしれません。

  しかし、アダムスキーは、人々からそのように見られることを嫌っていました。それは、自分を特別とみられることで、他の人々が、アダムスキーが伝える
  事柄、特に「生命の科学」で伝えた実践に対して、進歩のための努力をしなくなる可能性があるからです。
  そこで、「人間、ジョージ・アダムスキー!」のタイトルにより、アダムスキーが、一般人と変わらないと思われる行動等について、何度かお伝えすること
  にしましょう。

  アダムスキー著「第2惑星からの地球訪問者」(中央アート出版社:久保田八郎訳)のはしがきには、編集者のショーロット・ブロップがアダムスキーと会
  見した際の事柄が書かれています。会見と言っても、実際には、アダムスキーのパロマー大地に数週間滞在して知ったことです

  その中で、アダムスキーの誠実さや忍耐力の素晴らしさを記載しているわけですが、これは、「俗物の人間たちの血圧を高めるような些細なイライラが、
  彼の場合には全く起こらないという意味ではない。@
それどころか素人鉛管工として働くときにパイプがいうことをきいてくれなかったり、愛用のハンマ
  ーを探し出すことが出きなかったりすると、彼も人並みの言葉Aを口に出すのである! しかし彼のイライラはめったに他人に及びことがない。B」と書
  かれています。この訳は、「UFO同乗記」(角川文庫:大沼忠弘訳)とはずいぶん異なるものですが、本質的には同様なことが書かれています。
 
  先の事柄をさらに分かりやすく言うと、次のようになるでしょうか。
  @については、アダムスキーもイライラを起こすことがあるということ。
  Aについては、例えば、「畜生」とか「この野郎」とかの言葉を吐くと思われます。
  Bは、アダムスキーのイライラが、たまには他人にも及ぶことがあるということが理解できます。

  このように見ると、私たち一般人とあまり変わりのないアダムスキー像が見えてきます。
  超人と言われるアダムスキーが、一般生活においては人間的であった、あるいは一般人と変わらないところがあった、と見ることができます。そこで、一
  般人である私たちは、大いに安心して、自己の可能性を信じつつ精進し続けることができるというものでしょう。

              
                                                                      2013.11.18  K ・W      



◇総ては宇宙と繋がっている!
  銀河系内からやって来る宇宙線が、地球上の低層雲の形成に関係しているという研究論文があります。これは、1997年にデンマーク宇宙研究所のヘ
  ンリク・スペンスマルクとフリス・クリステンアセンが発表したものです。

  これによれば、太陽系の外側、銀河系内からやって来る宇宙線の量と海洋上にあらわれる雲の量の割合が同期しているということです。人工衛星 の
  雲観測データによれば、宇宙線の強度が増えると低層雲のカバー面積が増えています。

  宇宙線の実態は、高エネルギー粒子ということで、大気中の原子にぶつかって、様々な2次粒子を生み出すようです。高エネルギーといっても、陽子が
  ほとんどで、他はヘリウム、リチウム、ベリリウムなどの原子核だということです。

  さらに彼らは、宇宙線が直接的に地球上の雲の形成を助けている可能性を指摘しています。
  これらは、ある程度証明されていますが、さらに多くの研究が必要とされているようです。

  以上の事実だけでも、宇宙と地球が繋がっていることが想定されます。アダムスキーを肯定する私たちは、ある程度想定の範囲内のことだと思われま
  す。地球という惑星を例にとれば、この太陽系の一員であり、ありふれた惑星の一つです。その地球の低層雲の形成に銀河系内、おそらく銀河の中心
  から来る宇宙線の影響を受けると言うことは、当然とはいえ大変な事実です。

  物質界の代表である宇宙、その中には、無数の銀河(星雲)が存在し、1つの銀河の中には、数千億の恒星(太陽)が存在し、1つの恒星には12個の
  惑星が存在します。その中の1つの惑星でさえ、銀河から来る宇宙線の影響で惑星の大気が変わるという事実は、総ては宇宙と繋がっているというこ
  とを理解させ、この銀河も、12の銀河を束ねる中心からの何らかの影響を受けていることを想像させます。

  さらに、物質的なことばかりではなく、人間の精神も、太陽や銀河の中心、宇宙の中心からの何らかの影響を受けていることを想起させます。もとより、
  人間は、宇宙の意識という総ての中心からの影響は受けているわけですが、物質的な影響として宇宙線等、何らかの影響が与えられていることが考
  えられるということです。

  宇宙についての研究が進み、その多くが正当に公表されるとすれば、アダムスキーを肯定する様々な事実が出てくるのではないかと期待しています。


                                                                     2013.11.30  K ・W