◇ 超人は人類の宝?!
最近、クイズ番組が色々あります。
中でも、大学生を対象とする番組では、一流大学を代表する超エリートの学生が登場し、通常の人間では知っていないような歴史的人物の氏名や長
い法律の名称、更に大変高度な物理学的出題にも筆算ですらすらと解いていく姿には、すごさを通り越して感動さえ覚えます。
多少、出題の傾向などは知らされていると思われますが、それにしても、膨大な量の情報を簡単に記憶してしまうという能力は驚きます。
先日の番組では、東京大学と京都大学の医学部生の決勝となりましたが、共に超人的で凄いものの東大の学生は、医学部に通いながら8か月間勉強
して司法試験に合格したという何でもできるという学生でした。
出題に対する反応の速さと、記憶力の凄さは真似のできるものではなく、神が人類にそのような才覚ある人間を複数もたらしてくれているものだと
感じました。
しかし、そうした能力の高さと人間性の高さはとは、また別の話ではあります。
宮城音弥 著「天才」(岩波新書)では、天才と呼ばれた人々の生きざまを紹介していますが、その中には、楽しく人生を生きたけれども、その能
力により人々に何らかの恵みを与えたか不明の人や、常に悩みながらも人々に恩恵をもたらした人などが対比するように書かれています。
先の彼らは、これからどのような人生を歩んで行くのでしょうか?
かつて中国で、神童と呼ばれた少年は、人の半分程の年齢で大学を卒業したけれど、今では、普通の大学教授となっています。
こんな場合が多いものです。
テレビに出ていた彼らも、情報処理能力や記憶力、応用力などは超人的ながら、全く新たな物を生み出す能力や人間性などは未知数です。
つまり、彼らは、知られていることを何も見ないで知っている、あるいは解くことができるということで、それらは、本などに記されていることば
かりだからです。
それにしても、あのような能力は何に活用するのが、本人をはじめ人類の役に立つのだろうかと考えてしまいます。
私なら、あのような超人的な能力の人を3人集め、その人に、地球人が、真に幸せになるための社会システムについて研究させるだろうと思いま
す。できれば、そのようなグループを複数作って、比較検討させるということもあるでしょう。
地球人の真の幸せとは何か? 経済システムの問題点は何か? 人類の継続可能な生き方とは何か? など、心理学や哲学的な視点から考察させ、
時どき私と意見交換を行いながら、また、必要により専門家から聞き取りを行うなど、利害関係などなく純粋に回答を導いていくことでしょう。
彼らのような人間であれば、経済を知るために古典経済学から近代経済学者の書物を簡単に読みこなし、心理学等についても理解力が早いものと思
われますので、長い期間を要せずに一定の解に到達するものと考えています。
地球人が、その解を実行に移すかどうかは別として、人類に、本来の生き方を提示できるのではなないかと考えます。
そのような行為が大切であり、人類にとって必要なのだと思います。
彼らのような逸材は、世界には少なからず存在するでしょうが、人類の宝として支援をしながら、人々のために働いていただくことが、双方にとっ
て幸せなのだと思います。
2018.2.14(水) K・W
◇ 輪廻転生は存在する!
アダムスキー肯定派の皆さんには、当然のことかと思いますが、人は死んだらそれで終わりではありません。人は人として、生まれ変わることとなるのです。
伝え聞くところによると、3秒後に転生するとか、男女の入れ替わりなど色々な変化を経験することとなるようです。
アダムスキーは、亡くなった後、また男性として転生しており、必ずしも毎回変化することではないようです。
魂の初期の頃には、様々なことを経験するという意味に解釈できますが、ある程度、経験を積んでくると、宇宙における役割においてある種のスタイルができてく
るように思います。
月刊ムー3月号では、「生まれ変わりの遺伝子」として特集されていますが、そこには、多くの前世を記憶する子供たちが掲載されています。
日本にも、江戸時代後期の国学者、思想家、医者でもあった平田篤胤(あつたね)は、前世を記憶する子供について聞きつけ、調べたうえで書物に残しています。
このような場合、前世と転生先が同国である場合が多いように思います。言葉や習慣などが同じであることから、記憶が継続しやすいのではないかと思います。
このような事例が、世界各国で起こっている分けです。
輪廻転生は、ブッタやイエスも伝えていると考えられていますが、今日において、近々に証明される、あるいは肯定されることはないでしょう。
そのために、なんとなく信じている人はいるものの広く認められることもないと思われます。
しかし、この事が一般化した場合、肌の色での差別や憎む相手との戦争などできなくなるでしょう。
自分が、現在白人であっても、かつて黒人であったかも知れず、また、かつて残した子孫が、相手国にいるかも知れないとなれば、人種差別も戦争もできなくなる
でしょう。加えて、死を恐れなくなることから、一気に平和的な考え方になるかも知れません。
一方では、このような社会になっては、損をする人々も多く存在することでしょう。
功罪あるとは言え、仮に国家プロジェクトとして輪廻転生を研究すれば、死によって崩壊する部分と継続する部分や継続する部分の誕生原因なども理解できるよ
うになり、いずれは個人の因果も分かり、奇怪に想われていた特定者の行動も、なぜそのような行動をとるのか理解できるようになるかも知れません。
ある点で輪廻転生は、宇宙の法則である因果の法則そのものであるとも考えられます。
そして、さらに研究が進めば、歴史の深部が理解できるようになり、例えば、ヨハネの黙示録に記載されている事柄が、かつてモーゼの時代やイエスの時代に活
躍した人々の今日における転生と繋がっていることなども分かるようになるでしょう。
いずれにせよ、輪廻転生が真実のことであっても、現代において広く肯定されるほど、この世界は単純かつ平和ではありません。
しかし、今後、前世を記憶する子供たちが、本国にも沢山出現し、多くの否定論者さえ注目せざる負えないような事態になれば、新たな展開が期待出来るように
なるかも知れません。
2018.2.21(水) K・W