宇宙に想う!  


天国へ行くのはどんな人間
!?
  歴史を見渡すと、世界には様々な対立関係があります。
 中東では、イスラエルとパレスチナ問題、アジアでは北朝鮮と韓国、また、宗教ではキリスト教とイスラム教、経済では資本主義と共産主義、考え
 方では右翼と左翼、体制では与党と野党、真理では善と悪等々、あたかも磁石のN極とS極、あるいは陰と陽のごとく対立しています。

 このどちらが正しいのでしょうか?
 これらの多くは、見方によって、片方の存在が片方を存立させているもので、あたかも先方を存立させるために自らが存在してるがごとくです。

 この視点で考えれば、どちらも対等関係にあり、どちらか片方が正しいということはないのではないでしょうか?
 善と悪では、善が当然正しいと考えるところですが、真の善とは、意識の意向を感じてその方向に力を発揮することで、流れに従うという点では楽
 なはずです。

 一方、悪は、流れに逆らいながら、つまり、かなりの労力と犠牲を払いながら、下手をすれば、やり続けることによって破たんしかねない状況で
 す。
  しかし、それをやり続けるエネルギーは、相当なものでしょう。言い方を変えると、信じることに対して、決してあきらめず命を懸けるほどの潔さがあります。
  これは、善を実行し続けたい人間には、必要なエネルギーなのだと思います。

  このように考えるとき、幕末に生きた若き志士たち。
  江戸幕府の攘夷運動とは対立し、命をかけて開国をつらぬいた吉田松陰をはじめ坂本龍馬のような人たち、一方、江戸幕府を守り天皇を敬う攘夷派。それを
  擁護した新選組の近藤勇はじめ土方歳三の仲間たち。

  このどちらが正しかったかのか?
  現在の歴史を見ると、開国派が正しいと考えられていますが、果たしてそうなのでしょうか?
  
  開国しなければ、力ずくで支配されてしまう可能性はありましたが、この不条理を世界に訴え、独自路線を歩んだ末に、力をためて世界に打って出るという方法も
  なかったわけではありません。江戸時代には、世界的にも有数の生活環境や文化、教養があったのです。確かに世界は、白人優位な時代であり、極めて困難な
  道ではありました。

  この両者に別れた彼らは、どのような転生をしたのでしょうか?

  これは、あくまで推測ですが、真剣に自分の信じた道を命がけで歩んだ人間は、良い転生をしたものと考えています。
  推測とはいえ、大方、正しいと思います。

  これらのことから、良き転生を期待するならば、いい加減な生き方ではなく、自分の信じる道をやり切れる信念と実行力こそが大切なのだと考えられます。
  アダムスキーを信じ切れる人たちは、中途半端ではなく、アダムスキーの意志を感じ取りながら、自分に何ができるかを考え、その道を精いっぱい実行していた
  だきたいと思います。


                                                                2017.3.20日(月) K・W

 
消滅可能性都市はどこ?
  2014年5月、増田寛也(元総務相)が座長を務めた日本創生会議は、消滅の可能性がある都市が全国の約半数にのぼると発表し衝撃を与えました。
  その根拠として、2010年から2040年までの30年間に、20歳から39歳までの女性の人口が5割以上減少する都市が該当するとしています。

  なぜこうなるかというと、大学の進学率が高くなった今日、大都市に大学が集中していて、大都市の大学へ進学し、卒業後は、地元へUターンを希望しても就職
  先がなく、特に、大卒女性の就職先が地方に少ないことから、そのまま都会で就職する人が増えているからです。

  このような現状を捉えて、東京への一極集中を是正し、地方に人々が分散することの重要性が指摘されました。

  これを受け国では、内閣府内に「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、全国の市町村に「まち・ひと・しごと総合戦略」を策定させ、人口減少を食い止める各種
  施策を戦略的に進めるよう推進しています。

  人口減少については、そうとう以前から指摘されていたことであり、民間の団体が指摘したからと言って、何も慌てて各種施策を進めなくともよいように思われま
  すが、消滅≠ニいう言葉に驚いた国民や議員に踊らされ国が動いたということのようです。

  しかし、これらの動き以上に気になるのは、結婚しようとする若者が減少していることです。
 
  結婚は、面倒であるとか、若いうちは遊びたい、他人に束縛されたくない、子どもを育てるのは大変でお金がかかる、一人でも楽しく暮らせるなど、様々な理由か
  ら結婚をしないようです。中には、結婚しても子供をもうけないとか、子供は欲しいが夫はいらないという若者もいるようです。
  これらは、極めて自分勝手であり、個人主義が高まった結果なのだと思われます。

  結婚は、素晴らしい≠ニ伝える大人が少なく、子孫を残すことの重要性を教えてこない教育の問題もあるものと思います。

  いうまでもなく、子孫を残さないということは、次の世代がいないということで、戦争がなくとも人類は滅亡するということなのです。
  現代は、結婚を勧めることも良くないとされ、個人の尊重を第一義としているようですが、果たしてそうなのでしょうか?

  人類の存在意義を考えないから、このようなことになっているのだと思います。

  遅れて結婚するのも悪くありませんが、子供が出来ない、出来ても高齢出産で障害を持つ子供の確率が高くなるなど、多くの問題が出ていますので、これらの事
  も知らせていく必要があるでしょう。

  消滅可能性都市は、地方にばかりあるのではなく、大都市でさえ、結婚しない℃瘤メが増えてくると消滅可能性都市になってしまうと思います。
  人間の生き方の歪みが、このように人間の存在そのものの危機を招いているものと考えています。

  しかし、そろそろ自然の摂理が優位となってくるようにも感じていますがどうでしょうか?


                                                               2017.3.22日(水) K・W



 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。