宇宙に想う!  


新しい社会システムが求められている!

  アメリカ、中国、日本など世界的な広まりを見せる貧富の差の拡大、増え続ける移民、テロによる恐怖、自然災害の増大、世界経済の低迷、認知症
 高齢者の増加など、人間を取り巻く環境の総てが悪い方向へ動ているようです。
 
 閉塞的で混とんとしている社会の中で、原因が分かりにくいところもありますが、すべてに原因があります。

 例えば、移民やテロの多くは、以前の植民地政策や軍事的圧力、あるいは、その国を自国の利益のために利用しようという他国からの干渉に原因が
 あるものです。

 そこでEUでは、移民について、その受け入れを各国に義務付けしているのだと思われます。(それに反しイギリスは離脱を表明しています。)

 自然災害の増大は、自然のサイクルをゆがめるような数々の活動をしてきた人間の増長に伴うもので、数千回に及ぶ核爆発実験をはじめ水質、大
 気、土壌における汚染物質の放出等にその原因があります。

 認知症高齢者の増加は、「人間は如何に生きるべきか!」という議論を先送りして、長生きだけを考える政策に歪みがあるのではないかと思われま
 す。

 貧富の差の増大や世界経済の低迷は、経済システムに問題があるのだと思います。
 特に、資本主義経済システムは、お金の量を力として、それをうまく活用する者が勝利する仕組みで、ナンバーワンを目指す戦いに終始し、労働者
 にとっては精神的に疲弊することは免れられません。

 資本主義経済は当初から、倫理観≠ェ無くては、人間に役立つものとして機能しないことは指摘されていましたが、その不安の通りの結果になっ
 ているということです。

 私は、20年位前から、人類は新しい社会システムを考え出さなければ、世界は平和になれないとみていましたが、最近テレビで、アメリカの社会
 学者の重鎮が、人類は、ここ20年くらいの間に新たな社会システムを考え出すことになる等の発言を見て意を強くしたものです。

 経済学者や社会学者など、その活動の目的が人間の幸福追求にあるならば、相当前から、世界に警鐘を鳴らしていただろうと思いますが、その声が
 弱いことを考えれば、彼らは、「人々の幸福を求めていない」、あるいは「今のシステムを利用し続けたい強い勢力がある」など、人間を幸福に導
 くはずの本来の行動にブレーキがかかることを感じます。

 どのようなシステムにも欠点はあるものです。しかし、それを活用する人間側に人々の幸福=A平和≠ニいう基本的な価値観があるならば、必
 ず良いものになって行くはずです。

 結局、最終的には、人間改革≠ェ重要となり、真の人間改革は、「生命の科学」の理解と実践によるということになります。

 「地球人の苦悩を光の前の暗黒のように消すために宇宙の創造主≠地球の道しるべにしよう」とはオーソン(アダムスキーが名づけた金星人)
 が語った言葉であり、彼らの地球でのスローガンであると思います。

 人間の存在目的に沿って正しく生きてゆくため、そして、オーソンなどスペースピープルの活動を無駄にさせないためにも、「生命の科学」を軸に
 世界の状況を分析し、より良き社会システムへ向けて、可能なことは行って行かなければならないと考えています。



                                                              2017.1.11日(水) K・W


◇人間が変われば環境も変わる・・・。
  人間界にペットは付きものです。歴史上、かなり前から犬の先祖は、人間によって飼われていたことが知られています。
  以来、現在に至るもペットと人間との共存は行われています。

  特に現代は、コマーシャルで可愛らしい犬や猫が登場する事からペットブームとなっています。
  また、ペットを活用したセラピーなども多用され、人間界とペットとは切り離せないものとなっているようです。

  それ自体は、悪い話ではないのかも知れません。
  しかし、一方では、飼い主に捨てられたものや自然繁殖した犬や猫などが全国で何十万匹にも達し、殺処分されている事実は、あまり知られていないようです。

  これを見かねた人たちが、個人で引き取り育てるものの結局、多頭飼育となってエサ代や不妊手術が間に合わず、殺処分になるケースもあるとのことです。
 
  このような実態をなくそうと神奈川県では、ボランティアの協力のもと、殺処分ゼロを達成したとの宣言を出しているようですが、それを支えるボランティアも新た
  な飼い主を捜すもののなかなかうまくゆかず、年間一千万円を超えるエサ代は限界に達し、心意気だけではどうにもならないことを教えています。

  個体を増やさないための不妊手術も、対症療法であり不自然な方法であると思われます。
 
  ペットの問題は、一例にすぎませんが、このような問題は人間界にたくさんあります。
  これらをどう解決するのか? 人智では、限界があるのではないでしょうか?

  この問題では、人間の甘い考えや金儲けと繋がっている所に問題の本質があると思われます。
  つまり、人間が非宇宙的に生きることによって存立するということです。

  人間が、宇宙的に生きるとき、心(エゴ)中心の甘い考えや金儲けのための繁殖はなくなるでしょう。
  それどころか、宇宙の意識に従い、世界が平和で円満であれば、人間を取り巻く環境自体が大きく変化し自然界の動植物を含め、総てが調和の中に存在するよ
  うになるでしょう。

  これは、アダムスキーが言うように、びっくりするくらい早く大きな変化が起こるだろうということです。

  このような経験がない人間は、環境が変化すると心底から理解できませんが、「生命の科学」を学ぶ私たちは、その可能性だけでも理解できるようにはなりたい
  ものです。

 
                                                             2017.1.21日(土) K・W



 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。