宇宙に想う!  


◇死後の世界は存在する!

  表題のことについて、皆さんは、転生という概念で当然のことと思っていることでしょう。
 それは、アダムスキーが、輪廻転生について宇宙の惑星間で行われていると伝えているからです。

 一般的には、死んだら肉体が消滅すると同じように精神も消滅すると考える人や、死後、生前と同じ状態で死後の世界で存在し続けると考えている
 人が多いようです。勿論、転生(人間以外への転生を含む)すると考えている人も少なからず存在するでしょう。

 このことについて、近年、ハーバード大学脳神経外科医であるエベン・アレキサンダー3世博士が、実際に自分が体験した死後の世界について、
 『プルーフ・オブ・ヘブン 脳神経外科医が見た死後の世界』を著しました。

 それによると、2008年に細菌性の脳髄膜炎の冒され、昏睡状態になるまで悪化した。絶望的と思われていた7日間の昏睡状態から奇跡的に回復
 した博士は、その昏睡状態中に奇妙な体験をしたということです。

 それは、「ゼリー状の不定形なものに生まれ変わり、蝶の羽をまとい、紺碧の目を持つ美しい女性に導かれて天国へ行った。」というものです。
 天国については、「言葉は必要なく、すべてテレパシーによってコミュニケーションがとれる。」、「様々な光を放つオーブに満たされた巨大な空
 間」、「愛が満ち溢れている空間」などと伝えているようです。

 一般的な臨死体験でも、同じような体験報告はありますが、それらはすべて脳内の反応と解釈されることが多いところ、博士の場合はその後の調査
 に意味があるように思われます。

 博士は、「昏睡中の自分の脳の機能状態」を医学的に調査し、昏睡中に脳がまったく機能していなかったことを証明したということです。
 つまり、脳がまったく機能していなかったということは、幻覚などを含め脳内で処理された事実はないということで、博士の体験は肉体以外で起こ
 った事実であると考えられるのです。

 これは、肉体以外に魂≠ェ存在することを示していると考えられます。
 
 ノーベル生理学賞を受賞されたロジャー・スぺリーという大脳生理学者も、脳と心を分析したうえで同じようなことを伝えていたようです。

 この分野は、なかなか証明されるという状況にはありませんが、輪廻転生を含め、今後の研究に期待が持てるように思います。 


                                                                2016.6.5日(日) K・W

 

◇火星への片道旅行、候補者に5日間の選抜試験実施へ
  このような記事を見つけました。
  記事によると、人類初の火星コロニー建設プロジェクトを進めている非営利企業「マーズ・ワン(Mars One)は、今月6日、プロジェクトの候補者名簿に残った
  100人に対して、選考過程の新たな段階の一環として、全5日間にわたる選抜試験を実施すると発表したということです。

  応募してきたのは、世界140か国から約20万人ということです。そこから既に100人に絞られていて、今回行われる第3段階の試験でさらに40人まで絞られ、
  最終的には、そのうちの24人が2026年に開始予定の火星への片道旅行に選抜される見通しだということです。

  マーズ・ワンは、オランダに本拠地を置く民間企業で、この最新の試験内容は、米航空宇宙局(NASA)が採用している方法と同じだそうです。NASAも同様のミ
  ッションを2030年代以降に計画しているということで、それに先駆けて民間企業が行うというものです。

  それにしても、宇宙船が無事に火星に到着できるかわからない状況で、しかも、火星への片道旅行での飛行士候補者試験に20万人もの人が名乗り出るとはび
  っくりしました。

  成功すれば英雄になれるというのか、失敗しても残された家族に手厚い保証でもあるのか、それとも、純粋に火星や宇宙の真相を知りたいためなのか。
  それぞれ、様々な理由があるのだろうと想像されます。

  今回のこの記事で、少なくとも純粋に火星の真相、強いては宇宙の真相を知りたいという欲求が、多くの地球人にはあるのだということを感じます。それも、地球
  に帰還することを考えない、言わば片道切符の旅に挑戦しようというのです。

  一般的には、地球製の宇宙船はかなり未熟であり、長期間が掛かることから命をつなぐことだけで精いっぱいで、火星へ人類を送るには時期尚早であると考え
  られます。しかし、それでも企画するというのは、早く到着した方が火星の権利が優先されるためなのか、地球の将来に相当の危機感を抱いているためなのか、
  あるいは、火星で人間が生活できる何らかの事実を知っているからか、宇宙船が想像以上に進んでいるのか等々・・・色々と考えてしまいます。

  まったく異なる考え方もできます。
  既に、火星人と契約がなされ、支援を受けての旅行であるということです。

  このように考える人もいると思いますが、私自身は、まったくそのようには考えていません。少なくとも、アダムスキーに関係するようなまともなスペースピープル
  はそのようなことはしないからです。

  いずれにせよ、かなり多くの困難がある中、無事到着すれば、火星コロニーに向けた準備を進めるのでしょうが、果たして、先方に受け入れてもらえるのかどうか
  心配があります。しかし、大方の火星人は、他の太陽系に移り住んでいると思われますので、残っている火星人に受け入れてもらえる可能性があるかもしれませ
  ん。

  今回の企画は、開拓者としての挑戦というより、ビジネスとしての注目度を期待しての企画であるように感じますが、生命が危険にさらされるような安易な企画で
  終わって欲しくないと思います。

 
                                                               2016.6.15日(水) K・W
                                                            

◇何に価値を感じるかによって人の価値は決まる
!?
   何度か書いたことですが、人が何に興味を持っているのか、もっと端的に言えば、何に価値を感じているかによって、その人の人間としての価値も
 決まるということです。

 ある人が、人間界の物理的なものや、虚ろいやすいものに価値を感じれば、それらは一時的な満足を得る程度となりますが、精神的な面や普遍的な
 ものに価値を感じれば、永遠の価値を見出すかもしれません。

 言うまでもなく、前者が多数派であり、後者は極めて少数派であると思われます。

 では、このどちらが、人間にとって価値があるのでしょうか?

 こうした考え方には、人間が生きるということについての、そもそも論が必要なのだと思います。
  人間は、何で存在するのか? あるいは、何を求めて生きてゆくのか? 

 つまり、人間存在の理由、存在目的についての明確な解から考察するということです。
  これは、一部の哲学者の思想として紹介されているものの、人類始まって以来、一元化されることなく、あいまいであるということが問題なのだと
 考えています。

  それは、個人や国で異なるものではなく、総ての人間、宇宙に存在する人間種の総てに共通する目的であり、遅くとも宇宙誕生と同時に存在してい
 るものだと思います。

 様々な考え方がありますが、ここで人間存在等の理由を言葉にすれば、宇宙の意識の表現者≠ニいうことになると思われます。

  この実現には、宇宙の意識の意を正しく汲み取る力が必要であり、それを行動に移す実行力等も求められます。

  但し、地球上では、「生命の科学」の学徒であっても、宇宙の意識についての認識が弱いのが現状なのだと思います。
 
  この宇宙の意識が、人間の従うべき唯一の指針であり、絶対者でありますから、この視点で上述のことを振り返れば、「精神的な面や普遍的なこと
 に価値を感じる」というのは、その意に従っているのだと判断されます。

 そして、宇宙の意識を指針とする生き方の積み重ねが、その人を成長させ、達成感とともに幸福感や社会的な調和を生み出すものだと思われます。


                                           2016.6.19日(日) K・W 


                                                          

 

 

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。