宇宙に想う!  


武力は必要なのか? 

  
地球上では、有史以来、他者を排除するための何らかの武器を持ち続けています。
  初めは、動物を捕るための武器も代用したでしょうが、食の安定が保たれ、病気も克服し、科学的にも発展してくると人々の集団が大きくなり、武器も大量破壊
  兵器を製造できるようになってきます。

  その代表的なのが、アメリカ合衆国ではないでしょうか。

  最近の報告によると、国家予算の第1位は軍事費で6000億ドル(約70兆円)、第2位が退役軍人省の予算で1700億ドル(約20兆円)ということです。アメリ
  カには、第2次大戦以降の退役軍人が2100万人以上いて、その4割強が正式に登録されているということです。
  アメリカは、退役軍人に対しての支援が手厚く、生活費や病院などの面倒を見ているようです。

  しかし、国民生活を考えると、軍事関係費が国家予算の1位と2位というのは、いかがなものかと疑問も出ることでしょう。
  資本主義経済社会で、これが成立できるのは、アメリカが自国の産業界と繋がっているからであると思われます。

  つまり、軍事関係の産業界に多くの労働者を抱えていて、そこの生産物をアメリカ政府が購入し、他国へも輸出しているという構図です。

  多くの兵器等が作り続けられるということは、ある程度の期間で消費しなければならず、軍事演習で相当の消費をする必要がありますし、それ以外の方法も常に
  考えていることでしょう。
 
  最近では、ロシアを抜かして中国が軍事費を拡大し続け、日本の軍事費の3倍にもなるようです。

  この地球の現状を見れば、武器を持たない国は存在せず、武器を持つことで、他国からの侵入を抑止していることは否めない事実でしょう。残念ながら、そのよ
  うな人間の力関係、生き方の基本が存在しているということです。その意味で、地球には、未だなお武器が必要なのでしょう。

  これらは、宇宙的な生き方と相反するものです。
  アダムスキーは、軍事的な面での開発ではなく、宇宙進出のための開発を願っていました。

  アダムスキーを支持し、「生命の科学」を学ぶ私たちは、ともすると、現実を理解できずに空理空論的な世界を漠然と夢見ています。
  しかし、「生命の科学」が人々の指針となるような世界を目指し、社会の様々な面に関心を持ち、社会の根底に何があるのか、人々の意識の底に何があるのか
  等を研究しながら、地に足の着いた生き方をしていく必要がるのだと思います。


                                                                2016.3.14日(月) K・W


「生命の科学」の役割
  アダムスキーを支持する人々の多くは、彼が伝えた「生命の科学」の重要性に気づいています。
  それは、「生命の科学」が、スペースピープルより伝えられた教えであることも理由の一つですが、それよりも、その伝えている中身の素晴らしさに理由があるの
  だと思います。

  この理解と実践により、地球人の苦悩の根源を解き放ち、スペースピープルと同じような価値観、宇宙の意識を指針とする生き方に立ち返ることができるのだと
  思います。

  旧約聖書の創世記に登場するエデンの園、そこには、アダムとエバが住んでいるのですが、園の中央には、命の木≠ニ善悪を知る木≠ェ生えています。
  この善悪を知る木を食べたことから、人間は目が開け、人間の価値観でしかない善と悪を区別するようになりました。端的に言えば、エゴの開眼です。

  一方、命の木については、これを食べると永久に生きる≠ゥも知れないと書かれています。善悪の木の実を、食べてしまった後でもです。
  つまり、人間は、善悪の木からではなく、命の木から食べ続けていれば、永遠に生きるかも知れないということです。当然、病気にもならず、幸福に生きられると
  いうことなのでしょう。

  この命の木≠ニは、何を意味しているのでしょうか?
  そもそも命≠ニは、何なのでしょう?

  生物のすべてを生き物足らしめているものであり、もっと広くとらえれば、原子を生かし、その構成物である総て、つまり、宇宙の総てを生かしているそのものであ
  ると思われます。

  宇宙そのものではなく、それを生かしつづけているものですから、それは宇宙の意識なのだと言っても良いものだと思われます。
  それが、木≠ナあるということで、善悪と同じように、人間が食することができるものという意味なのだと思います。

  人間が、命の木≠ゥら食するということは、宇宙の意識の教えによって様々な体験を積んでゆくということで、それを実現させるための導入として、「生命の科
  学」は、大変重要なテキストなのだと考えられます。

  新約聖書の黙示録に登場する、サタンが捕えられ千年間続く平安の時(千年王国)は、これから地球で起こることだと解釈すると、その実現には、「生命の科学」
  のような知識や実践が不可欠であると思われます。
  正に、「生命の科学」の役割は、そこにあるのだと考えている、今日この頃です。
 

                                                                2016.3.26(土) K・W




 

 

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。