宇宙に想う!  

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。


幼児な人間は、自然豊かな星で育つ?
 この太陽系の惑星についての探査の結果、準惑星である冥王星を含め9つの惑星の写真が公表されています。
 それによれば、水星や冥王星は、月のようにクレーターばかりの殺伐とした世界に見えます。月以外の衛星や小惑星などの多くも、クレーター中心
 の物体のようです。火星も、やや湿度と大気の存在が感じられるものの、荒涼とした赤い砂漠のような世界に見えます。

 これらは、アダムスキーが伝えた世界とは異なるように感じます。
 アダムスキーは、生存中に行われていたアメリカとソビエト連邦(現:ロシア)による月や惑星探査いついて、真実は公表されないだろうと述べて
 います。その他の言葉を含め推測するに、様々な方法により真実は、隠されるというのことのようです。

 しかし、木星、土星、天王星、海王星については、地表の写真が撮影されていないため実情はつかめません。金星は、地表の写真が、何点か公表さ
 れていますが、表面の状態が分かるようなものではありません。

 この5惑星については、地球と同じように海や大陸が存在している可能性がありますが、今後も、公表されることはないでしょう。
 少なくとも、金星については、7つの海があることなど、地球と類似する惑星のように伝えられていますが、恐らく、地球のような自然環境の恵ま
 れた惑星は、1太陽系に1つか2つしかないのではないかと推測します。


 地球のような自然環境の豊かな惑星は、地球人のような幼児な人間が住むための星なのだろうと思われるのです。
 原始的な人間は、動植物と直接触れ合い、食を生産し、集落をつくって如何にして平和に暮らすことができるかという、宇宙の基本的なことを学ぶ
 必要があるのです。

 それを卒業している人々は、自然環境がそれほど恵まれていなくとも、科学技術や宇宙哲学により十分に生活ができるのだと思われるのです。
 スペースピープルは、極端に自然環境を破壊しないように生活しているようです。今の地球のレベルでは考え難いのですが、それを自分たちに強い
 ても、豊かな生活ができるということのようです。

 地球上では、地球のような自然豊かな環境でないと、人間は、生存できないと考えていますが、そのようなことはないのだと思います。確かに、人
 間の発生当初から原始的な時代、更に、国をつくり始まるエゴ中心の時代までは、自然が豊かである必要がありますが、それを超えると、地球ほど
 自然が豊かでない惑星や、荒涼としたような衛星でも快適に住めるのです。宇宙についての理解には、このようなことを考えておく必要があると思
 います。
 

                                                2015.8.21  K・W
 
 
注目すべき「スペースプログラム」の輪郭!?
 G・アダムスキーが伝えた事柄を踏まえ、私なりに解釈するとおおよそ次のようになります。

 遥か昔。ほかの太陽系から、この太陽系に多くの人々が移り住んできました。
 この時来た一団は、先遣隊の情報を得て、それぞれに適した惑星に移り住みました。その後も、先の太陽系の人々をはじめ、別の太陽系からの旅行
 者もこの太陽系に移住するようになりました。

 この地球は、住むに適する環境が整うのが遅かったということですが、トリテリア人などいくつもの旅行者が立ち寄り生活していたようです。
 それから相当の年月が経つにつれ、この太陽系の人口も増え、それに伴い、エゴを増長させる人々があちこちで出現するようになり、各惑星はそれ
 らの人々から正常な成長が阻害されるようになりました。

 この地球は、正にそのような星となっていますが、この地球と比べれば、それでもはるかにましな惑星ではあるのです。しかし、エゴで生きる厄介
 者をそのままにしておくと、他者へ多くの悪影響を及ぼすことから、各惑星の代表者で話し合った結果、当時、太陽系で最も自然が多く、少数の人
 々しか生活していない地球が選ばれたのです。

 地球へ厄介者を送り込むにあたっては、知識は与えられているので、物質的で便利な道具は一切与えられず、新規巻き直しのスタートとして、裸同
 然で送りこむこととしたのです。
 その厄介者を地球へ送り込むことを決定した賢者たちは、この事実によって、以降、相当な年月にわたって、地球と運命を共にすることを覚悟し、
 スペースプログラムを作成したのです。その中心人物は、現在、オーソンとして知られている金星人です。

 このプログラムは、常に、地球人となった同胞を監視し、大きな誤りについては、その都度、気づかせるというように天と地は、密接につながって
 いました。かなり良好な地域もあれば、天の人々を拒む地域もあったようです。

 このため、その後は、天の同胞を地球へ送り込む必要性から、相当な昔から他の惑星人(金星人など)を密かに地球人として定期的に送り込んでい
 たようです。他の惑星も一枚岩ではなく、先に送られた金星人等と対立する行動をとったり、地球人へ余計な知恵を授ける惑星人もいました。その
 ようなこともあり、地球は、なかなか平和な星とはならず、成長と破壊を大きく繰り返し、いくつもの文明が崩壊する星となっていたようです。

 しかし、今後、1万年も経つと、この太陽系が住むに適さない時代を迎えることを知っていた惑星人は、移動先の太陽系を見つけ、徐々に移動の準
 備を進めるとともに、地球の同胞にもその準備をさせる必要がありました。但し、エゴ多き人間をそのまま移動させる分けにはいきません。
 
 そこで、再度、地球上で学ばなければならない、人間として生きるための基本的なことをはじめ、様々な教えを多くの預言者等を通じて発信して来
 ましたが、その歴史が主に旧約聖書に残っている事柄であると思われます。

 特に、モーゼの時代となって、厄介者として移送されたのではない人々、地球人として、地球で生きることで、厄介者として移送された人々の模範
 となり、良き影響を与えるための人々を集め、独立させようとしたのがモーゼの出エジプトであったと思われます。記録はなくとも、このようなこ
 とは、他の国々でも起こっていたと推測されます。

 その後、イエスの時代になって、人々の生き方を正し多くの福音と預言を残しましたが、なかなか真意は伝わらず、最後的にアダムスキーの登場を
 見るのだと思われます。アダムスキーは、より具体的に、人間は何に基づいて生きれば良いのかを示し、そのための方法論を「生命の科学」として
 残しています。

 これは、簡単な輪郭ですが、この経過から、自己の生き方を顧み、今後の地球のゆくへを考えて欲しいと思います。


                                                2015.8.29  K・W