宇宙に想う!  

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。


安保法案で日本人は目覚めるか?

 安全保障関連法案に集団的自衛権@e認が含まれることから日本中が揺れています。
 平成27年5月下旬から検討していましたが、なかなか進展せず、7月16日(木)衆議院本会議で強行採決されました。これにより、本案は、参
 議院へ送られ、採決されなかったとしても、60日ルールにより、否決されたものと見做され、衆議院へ戻され、2/3以上の賛成で再可決される
 予定です。この法案は、同盟国である米国が、他国の攻撃を受けた場合、それが日本の脅威と判断されれば、攻撃を与えた国を日本が攻撃できると
 いうものです。

 この問題点は、少なくありませんが、見えるところでは3つあると思われます。
 1つは、日本国憲法では、現在の自衛隊さえ違憲と判断される中、憲法を変えずに解釈論で可能であるとする考え方です。
 2つには、日本への脅威か否かの判断が、時の政権の判断という曖昧な基準で、日本の若者が戦争に駆り出される可能性があるということです。
 3つには、議論の総てが、日本人の望んでいることではないということです。

 1つ目のものは、参考人として議会に呼ばれた憲法学者3人がすべて違憲であると判断しました。これには、与党が依頼した学者まで含まれ、反対
 派を勢いづかせることとなりました。この憲法学者は、氷山の一角であり、違憲と判断されるのが正しい解釈だと思われます。
 では、違憲であると知りながら、強行しようとするのはなぜなのか? 当然、背後にそれを望む何らかの強い力が働いていることは間違いありませ
 ん。つまり、日本人の意向ではないのです。
 しかし、この件は、分かりやすいのですが、このようなことは戦後70年間、陰に陽に行われている事実を忘れてはならないと思います。
 
 2つ目は、今回、この法案が通れば、どの政党の政権が誕生しようが、想定されるような状況が起こると応戦は可能なのですから、応戦にゴーサイ
 ンを出すだろうことは想像できます。先の想定は、いくらでも人為的、作為的に可能な話で、そこに日本が巻き込まれ、そのことで大戦になる可能
 性すらあるものです。

 3つ目は、米国が作った憲法であれ、それを掲げ70年間歩んできた日本人は、戦争どころか争いごとを好みません。そもそも日本人は、和を重ん
 じ、単に迎合しているように思われたとしても、争うことを好まない民族なのです。

 それが、世界の現状から遠いものになっているのですが、ある種、無知と思える理想論的な考え方は、この地球では大変貴重な、そして重要な考え
 方であると思います。
 但し、理想からは遥かに遠い世界の現状を知っておく必要はあります。

 注目すべきは、今回の問題に対して、若いママたちが立ち上がり、我が子を戦争へ出したくないという純粋な気持ちから反対運動を展開しているこ
 と、女性週刊誌の特集で、集団的自衛権問題を特集したら大きな反響があり編集長がびっくりしているという事実、そして、国会周辺に多くの若者
 を含む反対運動が広がったことです。これらは、純粋な叫びであり、いかなる論理よりも、人間の生に対して真意を得ていると思われます。

 ここで、戦争に子どもを行かせたくないママさんたちが立ち上がったことは、ある可能性を感じさせます。
 それは、県や国を越え、ママさんたちが全世界でつながったとしたら、男を中心とする野望や戦いは、収束する可能性があるのではないかというこ
 とです。これは、新たな視点での小さな望みとなるものです。
 

 戦争がないから、平和な社会なのではありません。戦争がなくなれば、真理に目覚める人間が増えるということもありません。これは、戦後70年
 間の日本の現状を見ればわかります。人間は、真の平和に気付きそれを求めるような生き方でなければ、真の平和な社会にはならないのです。

 安保法案を機に、日本の若者やママたちが目覚め、真の平和を願う思想が世界に広まることを期待せずにはいられません。
 
                                                2015.7.18  K・W


人間の心と魂の解釈は古代エジプトにもあった!
 アダムスキーの伝えた中心的考え方である「生命の科学」には、人間の心(エゴ)と魂(宇宙の意識)という特有の解釈があります。心は、肉体に
 存するもので、視覚、聴覚、味覚、嗅覚の四つの感覚器官の体験により構成され、好き、嫌い、怒り、嫉妬、恐怖心など偏った思想の種をまくもの
 で、肉体の死とともに消滅するものです。

 一方、魂(宇宙の意識)は、肉体が死んだのちも、別の人間の肉体を得て輪廻転生を繰り返すもので、本当のあなたとして永遠に生長していくもの
 です。

 UFO(空飛ぶ円盤)を否定することで知られる、ピラミッド研究者の吉村作治氏によれば、古代エジプトにおいて、魂には、「カー」と「バー」
 があり、肉体には必ずカーとバーが入っているようです。肉体が死ぬと、バーはあの世に行くにですが、カーの方はこの世に残るということです。

 そこで、古代エジプトでは、残っているカーを大切にするため、肉体を保存する方法としてミーラの思想が生まれたということです。

 これらは、アダムスキーの哲学と基本的な考え方は同じなのだと思われます。カーは人間の心、バーは魂と解釈できるのではないかと思います。し
 かし、地球では、これらの思想を歪曲が得意な心が判断したことから、自分である心が消滅することを恐れ、肉体を保存することで生き続けられる
 と解釈したと思われます。

 吉村氏は、カーが総てのものに宿る、プラトンのイデア論に影響を与えたのではないかと斬新な考えを持っているようです。
 しかし、恐らく、根本的な教えは、カーではなく、バーが総てに宿るイデアと結びついたのではないかと推測します。
 魂は、個の存在として表現するときに使いますが、これは、宇宙の意識の一粒であり、総てに宿っているとも表現できるからです。

 古代エジプトの思想は、日本の神道との関係でも共通点が多いとの研究もあり、今後も意に留めておく必要がありそうです。 

 いずれにせよ、古代の地球上には、「生命の科学」を伝えたスペースピープルの思想、あるいは教えなどが地球的解釈で変形しながらも残っている
 のではないかと思わずにはいられません。


                                               2015.7.26  K・W


地球のいとこ#ュ見?
 2015年7月25日(土)の朝刊にこんなタイトルの記事が掲載されました。
 記事によると、NASA(米航空宇宙局)は23日、地球から1400光年先のはくちょう座の方向にある太陽に似た恒星の周囲を、直径が地球の
 1.6倍の惑星が385日/年で回っているのを、ケプラー宇宙望遠鏡で見つけたと発表したということです。

 地球のように岩石質で、水や大気を持つ可能性があるため、NASAは、「地球より大きくて年上のいとこのような星。これまで見つかった中で生
 命を育む環境を備える可能性が最も高く、『もう一つの地球』を将来探すのに役立ちそうだ」としています。

 アダムスキーを信じ肯定してきた人々にとって、この記事は、怒りを通り越してあきれてしまうというのが大方なのではないでしょうか。
 余りにも、遅れた話であり、人々の知的好奇心を無視したことだからです。

 しかし、宇宙の情報をコントロールされてきた一般人には、夢を与えたということなのでしょうか?
 地球と同じような条件の星を、時間をかけて探し回り、やっと見つけたということでしょうが、宇宙が、そんな極めてまれな条件でないと生命が発
 生しないと本気で考えている科学者が多いのですからあきれてしまいます。
 
 アダムスキーは、この太陽系に12の惑星があり、そのどれにも私たちと同じような惑星人が住んでいると伝えています。
 現在の遅れた科学では、太陽に近いと熱く遠いと寒いという考えから、火星での生命の可能性が期待されるものの、他の惑星では、ほとんど期待で
 きないと言われています。
 
 しかし、実際には、この太陽系の近隣の惑星でも、ほとんど探査がされていないというのが事実なのです。
 水星は近接撮影を何度か行った程度、金星は、ロシアの探査機ベネラが着陸し1〜2枚の写真が公表されましたが、それ以外はアメリカの探査機マ
 ゼランがレーザー観測などを含めた近接撮影が何度かあるだけです。それ以外の惑星は、着陸もせず、近接撮影を何度か行っている程度なのです。

 もっとも多く探査されている火星でさえ、ほんの少しの情報しか公表されていなのです。
 仮に、少ない探査で、地球上の科学から導き出される事態と反する状況が判明したとしても、容易に公表しないことは確かです。

 あくまで推測ですが、他の惑星では、火星以外の惑星での探査機の着陸を拒んでいるのではないかと思われます。
 着陸してよい場所も、ある程度指定されている可能性があります。

 そうだとすれば、地球の勢力が、それも極めて一部でしょうが、彼らとの情報のやり取りを行っているということです。地球の一部の人々は、他の
 惑星の生物の存在を承知の上で、地球上の技術によって、どのような分析結果がもたらされるのか確認しているのかもしれません。

 ハッブル宇宙望遠鏡によって、銀河系内の恒星の多くで惑星を抱えていることが判明しています。また、最近では、生命の多様性や順応性の高さが
 確認され、厳しい環境下でも生命体が生存できる可能性は高まってきました。こうしたことは、宇宙への関心を喚起するという意味で、決して悪い
 ことではありません。

 しかし、当局は確実に宇宙の真相を知っているはずです。そのうえで、情報をコントロールしているのだと思われます。
 なぜ、そのようにいえるのか? 
 それは、私たちが、アダムスキーの体験や主張の正しさを知っているからです。
 
 これをもって、残念ながら当局等の主張を覆す力とはなりません。
 まったく無力です。
 しかし、アダムスキーの正しさを理解できる人々は、宇宙探査によって知らされる事柄等を冷静に見続け、機会があれば、アダムスキーを肯定する
 方向で、主張していかなければならないと感じています。

 そして、それが実≠結び日が、そう遠くない将来、必ずやって来ると、私は確信しています。


                                                 2015.7.31  K・W