◇生命とは何か?
〝生命〟とは、どのようなものでしょうか?
科学的には、1.進化するもの(成長)、2.自分の体を維持するもの(代謝)、3.自分自身の子孫を残すもの(繁殖)という条件を満たすものとされています。
今日では、分子生物学の発展によって、この定義がもっと複雑になって来たようです。
ここでは、科学的な定義ではなく、アダムスキーによってもたらされた考え方により考察したいと思います。
私たちは、最重要な書物としてアダムスキーの「生命の科学」を学習しています。
これは英語名で「Science of Life」であり、このLifeは生命のほかに人生とか生活、命という意味もあります。
「生命の科学」は「生活の科学」と考えられなくもありませんが、やはり〝生命〟なのだと考えています。
私たちは普通、生命という言葉より生物という方が理解しやすいと思います。
生物なのか無生物なのか。
生物は、先の三条件を満たしているもので、動植物を見れば具体的で理解しやすいものです。
これらは、原子(元素)によって構成されますが、原子は無生物も生み出します。
原子は、生命の定義には該当しませんが、生きていると言えるものです。
原子が生きていないなら、生命宿る生物を生み出せないからです。
いずれにせよ、それらは物質であるということです。
物質で生きているものが、地球上では生命という範疇に入ってきます。
しかし、アダムスキーから伝えられた事柄を基本にすると〝生命〟とは、物質とは限らないと考えられます。
分かりやすい例でいえば、死亡した人体の細胞は直ぐには死なないものの、魂の抜けた肉体は生きているとはいえず、〝生命〟がないと言えるでしょう。
つまりここでは、魂=生命ということになるのです。
魂は、原子で出来ているわけではなく物質ではないのです。
それが、生命とも呼べる存在と言えるのです。
では、魂はどこから生まれるのかといえば、〝宇宙の意識〟から生み出されていると考えられます。
〝宇宙の意識〟が生きているからこそ、宇宙を生み出し、宇宙が生きているからこそ、生命宿る万物が創造されていると考えられます。
このように解釈するのは、地球上では非科学であり異端ですが、このように思考するのが極めて自然であり筋が通っていると思われます。
〝宇宙は万物を生む出すふ卵器である〟とアダムスキーは言っていますが、宇宙に充満する元素が宇宙の意識の指示を得て万物を創造するのです。
このように考えてくると、〝生命〟とは、〝宇宙の意識〟そのものであると言えるのではないでしょうか。
このことから、「Science of Life(生命の科学)」とは、〝宇宙の意識を科学する〟ことであると改めて感じた次第です。
2026.3.10(火) K・W
◇宇宙の意識を科学するとは?
前回は、〝生命とは何か?〟とのタイトルで書きましたが、最終的に〝生命とは宇宙の意識である〟としました。、
そして、「生命の科学」とは、〝宇宙の意識を科学する〟、ことであるとまとめました。
このことについて、もう少し詳しく書きたいと思います。
〝宇宙の意識〟については、「生命の科学」の中で何度も出てくる言葉です。
しかし、言葉にすると固定され制限されてしまいますので、切り口を変え、様々な視点から説明をしているものと思われます。
例えば、〝無限〟という言葉を言うことはできますが、その意味をいくら言ったところで、有限の世界いる私たちにはその実相がなかなか理解できない
のです。
これと同様に〝宇宙の意識〟についても説明は可能ですが、それを真に理解できる人は、極めて一部であると思われます。
しかし、この〝宇宙の意識〟の存在を認めないことには、何も始まらない、ここがすべての始まりなのだと考えられます。
ご存じのとおり、誰もが〝宇宙の意識〟から誕生し、その中で生きていると教えられています。
それなら誰もが〝宇宙の意識〟を理解しているはずですが、それは理解できる能力(才能)を持っているだけで、心(エゴ)において理解されていないの
です。
〝宇宙の意識〟という海の中で、人間の心が油に包まれていて海と交わらないのです。
この油(またはコケ)を取り除く方法について、「生命の科学」では教えているのです。
この油の中心は、四官により作られた人間のエゴであると考えられます。
言い換えると、肉体を構成する原子群は〝宇宙の意識〟とつながっているものの、それにより構成される細胞の一部は、人間のエゴにより支配されてい
るからです。
そこで改めて〝宇宙の意識〟を、私たちの言葉で表現すると、初めも終わりもない無限なる生命体で、英知を有することから大宇宙という万物を創造し、
その物理的世界の中に宇宙の法則を設定したと言えます。
この法則に従えば、宇宙は崇高なる〝宇宙の意識〟が唯一絶対なる指針となっていて、その一員である人間は、それを認めそれに即して生きることが
人としての第一歩となります。
これは、オーソンが「第2惑星からの地球訪問者」の中で語っています。
「地球人の苦悩を光の前の暗黒のように消すために〝宇宙の創造主〟を地球人の道しるべにしいよう」と。
これらが真実であることを理解させ、その道を歩ませるために「生命の科学」があります。
従いまして、〝宇宙の意識〟とは何か?について、各人が自分なりに分析し、自己の思考の基礎さえも確認しながら、探求することが求められるのです。
その姿は、〝宇宙の意識を科学する〟と言っても良いと考えます。
「生命の科学」の学習とは、本来こうしたものだと思われます。
それにしても、いまだに地球人は、その一歩さえも踏み出していないことになります。
この太陽系においても、この銀河系においても、人としての歩みを始めない地球人が、一日も早く目覚めることを願っているのです。
2026.3.22(日) K・W