宇宙に想う!  

 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象につい
         ての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書い
         ていきたいと思います。

    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。

    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。


原爆が異常気象の原因か?
 第二次世界大戦終了後69年目となる今年、恒例の広島・長崎で行われる平和祈念式典に合わせ、原水爆禁止世界大会が8月2日から9日まで開催
  されまし
た。
 特に今回注目されたのは、1946年から58年まで米国の核実験場とされたマーシャル諸島共和国が、核保有国9か国を相手に「核軍備の縮小に
  関する効果的
な措置」等の義務を履行していないとして、国際司法裁判所に提訴し同国の駐日大使であるトム・キジナー氏が出席したことです。

 最新の報告では、核保有国は9か国で、核弾頭の数は、ロシアが8000発で1位、2位はアメリカで7300発。イギリス、フランス、中国は
  225発から300発、そこ
に、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮を含めて16,300発あるということです。
 これでは、核軍備縮小というのは夢のまた夢です。

 アダムスキーがオーソン(金星人)と初めてコンタクトした際、オーソンから原爆は危険であると忠告されました。アダムスキーが、金星の大母船
  に乗船した際も指
導者から「原爆の爆発が私たちの関心のまと・・・」と言われ、「この放射能は地球人の生命を危険にしています。」と指摘され
  ています。


 さらに、指導者との会見後の質疑応答において、アダムスキーは、「核爆発実験以来、多くの場所で発生した大気の状態の急激な変化は、あのエネ
  ルギーの解
放と関係あるのでしょうか?」と質問し、「たしかにあります!」とラミューが答え、「これはただの憶測ではありません。私たちの装
  置がその結果を記録していま
す。」と語っています。

 このやり取りから、放射能ばかりではなく、異常気象などに関連する部分の変化を含んでいるのではないかと思われます。
 現在の異常気象は、地球温暖化が主な原因とされ、温暖化は、近年における工業化等に伴う二酸化炭素等の排出ガスが原因であるとされています。
 そこで排出権取引などの経済関連事業が絡んでくるのですが、そもそも、異常気象の元凶は、核爆発実験が主な理由であるとも考えられ、それを化
  石燃料消費
に伴う温室効果ガスの放出にすり替えたのではないかと勘繰ってしまいます。

 人為的な原因に加え、太陽活動など、この太陽系の自然な変化が関係しているため、今日の異常気象の原因は分かりにくい複雑なものになっている
  と考えてい
ます。
 いずれにせよ、アダムスキー亡き現在でも、スペースピープルの関心は、彼らの惑星にも害を加える原子爆弾等にあるのは確かだと思われます。

                                                                                                                                                             2014.8.11   K・W


聖母出現と異星人!?
 イエス・キリストの磔刑以降、キリスト教圏を中心に天使の出現や聖母マリアの出現、あるいはマリア像の目から血の涙を流すなど様々な奇跡が起
  こっています。

 ここで注目したいのは、聖母マリアの出現です。
 聖母マリアの出現は、欧州を中心にかなりの件数が起こっているようですが、中でも有名な2例に触れたいと思います。

 1つ目は、1858年2月11日の朝、南フランスのピレネー山麓ポー河渓谷に住むベルナデッドという少女が妹トワネットと友人のジャンヌの3
  人で、マサビエルの
洞窟に薪拾いに出かけて貴婦人≠フ出現を受けたというものです。
 この出現は、ベルナデッドにしか見えず、17回目の出現の際に、貴婦人が、「私は無原罪の宿りです。」と話されたことから、イエス・キリスト
  の御母、聖母マリアで
あるとされています。

 初めの出現後、14日、18日、19日、20日、21日、23日と出現が続き27日に、「この地に聖堂を建てるように・・・。」とのお告げが
  あったということです。その2
日前なのでしょうか、25日には、泉が湧いていて、それで目を洗うと急に治ってしまうなどの奇跡が起こるように
  なり、今では、立派な「聖マリア大聖堂」画」建てら
れています。

 その後、その奇跡はたびたび起こり、ノーベル賞受賞者のアレキシス・カレル博士も重篤の結核性腹膜炎患者が目の前で瞬間的に治癒した姿を見て
 、熱心なカト
リック信者になったということです。
 奇跡はこれだけではなく、ベルナデッドの遺体が、腐ることなく生前の表情を残して現存していることから聖人の位を得ています。
 これらは、ルルドの奇跡として知られています。

 2つ目は、1916年春ころ、ポルトガルの小さな町ファチマに住むルシア、フランシスコ、ヤシンタの3人の子供の前に「平和の天使」と名乗る
 14〜15歳の若者が
何度も現れ、祈りの仕方を教えるという事件が起こりました。その後、1917年5月13日、3人の子供の前に「謎の婦人
 」が現れ、毎日13日に同じ場所に会いに
来るよう命じました。この謎の夫人は、「聖母マリア」であることを名乗り、ルシアたちは、毎回教えや
 メッセージを受け取るようになりました。

 ベルナデットの時と違い、3人は、聖母の姿を見ることができましたが、他の人には何も見ることができなかったようです。
 
 このメッセージは、フランシスコとヤシタを天国に連れていくという個人的なものもありますが、人類に関連するものとして大きなものも3つあり
 ます。

 1 多くの人々が、肉欲など現世的な罪な生活によって地獄へ導かれている。地獄は神話ではなく実在し、そこに入ったら最後、二度と出ることが
   できない。

 2 第一次世界大戦は、間もなく終わること。しかし、人々が生活を悔い改めないならば、さらに大きな戦争が起き、沢山の人が死に、その多くが
   地獄に落ちてしま
うこと。
 3 このメッセージは、1960年になったら公開するようにと言われていたもので、内容があまりショッキングなため公開されず、2000年に
   なって教皇庁により公
開されましたが、内容は、教皇の暗殺の危機だというもので、これは、おそらくメッセージのほんの一部であると言われ
   ています。


 これ以外にも、教皇への要望などもありましたが、カトリック公認の事件であるにもかかわらず、完全には、実現できていないといわれています。

 奇跡については、やはり泉が湧きでて、それを飲んで病気が治るなど、ルルドと同様な現象が起こり、ヤシンタの遺体は顔周辺が全く腐敗せず、聖
 地に建てられ
たファチマ大聖堂に安置されているようです。
 更に、1917年10月13日、人々に奇跡を見せるというお告げがあった日、数万とも十万とも言われる人々が見守る中、太陽が出現し、狂った
 ように急降下や回
転を繰り返し、猛烈な熱で人々の服が乾いてしまったという奇跡が起こりました。
 ファチマの聖母マリア出現では、ルルドの時とは異なり、多くの人が奇跡を目撃するということと、人々への具体的なメッセージを伴っていたよう
 です。


 さて、ここで問題なのは、この奇跡は、神と思われるもの、あるいは何らかの霊的な現象だったのかどうかという問題です。
 確かに、「聖母マリア」出現となると、イエス・キリストの母であるということになり、キリスト教での絶対者と関係するとの見方ができます。
 キリスト教の父なる神は、他の宗教の神と比べて、人々に奇跡を見せ派手なパフォーマンスをしているということでしょうか?

 私の個人的な見解では、イエスは、スペースプログラムの一環として地球に派遣された特別な人であり、その計画の補完として、キリスト教徒向け
 にルルドやファ
チマに奇跡を起こし、神の存在を確かなものとして示しながら人間の過ちを是正する行動であったと考えています。

 これは、宗教という形態により、絶対者に対して完全に服従し、忠誠心を持ちづづけることによって、人間的な物欲等を軽減し、人々を平和思想に
 変えてゆこうと
いうことではないかと思われます。
 
 これを宗教ではなく、自己の理解力により宇宙の意識(父)と心(子)と魂(聖霊)の調和(三位一体)を実現させようというのが、「生命の科学
 」なのではないかと考
えています。

 いずれにせよ、ルルドやファチマの背後には、人類の大方が知らない近隣の友好的な異星人、それも太古の時代に他の惑星から地球へ人々を移動さ
 せた異星
人が関係し、同じように「生命の科学」の背後には、同じな異星人が関係していることは間違いないと思います。


                                               2014.8.27   K・W