深宇宙展に想う!     
 先月(9月)の26日(金)、「深宇宙展」~人類はどこへ向かうのか~へ行ってきました。
 これは、日本科学未来館の特別展として行われたもので、最終日(28日)が近くなってからの観覧でした。
 
 内容としては、第1章 宇宙開発の最前線、第2章 月に広がる人類の活動域、第3章 火星圏探査、第4章 さらなる深宇宙へ、というものです。
 ここでいう深宇宙とは、地球から200万km先の宇宙と定義されています。
 これは、地球から月までの平均距離の約5倍の距離です。
 
 第1章では、人類初の人工衛星であるスプートニク1号から、今日、日本のH3ロケットの成功に触れ、打ち上げコストの削減から将来の宇宙輸送の中
 核をなすと紹介しています。
 また、国際宇宙ステーションの生活や宇宙技術が支える今日の生活、あるいは宇宙ビジネスについて教えています。
 
 第2章では、月での生活を目指して、ギリシャ神話の月と狩の女神の名を冠したアルテミス計画について多くを伝えています。
 日本もこれに参加していることから、月面で二人の飛行士が1か月間宇宙服なして生活できるローバー(月面探査車:JAXA/ トヨタ)の展示や、日本の
 SLIM(小型月着陸実証機)の成功にも触れています。
 また、月面の将来計画として、月のレゴリス(表面砂)から液体酸素や水素を製造するプラントを含めた居住の構想図などもありました。
 
 第3章では、アルテミス計画により月を拠点として、火星の有人探査や火星への定住について知らせています。
 そして、日本による世界初の火星の衛星フォボスからのサンプルリターン計画について、映像をもとに説明していました。

 特に、火星のマリネリス峡谷の実際の映像を基に再現された大画面では、自分が浮遊物に乗って、峡谷内を飛んでいるようにつくられて、少なからず
 感動的でした。

 第4章では、金星、土星、天王星、海王星の探査機の成果をはじめ、小型惑星探査機はやぶさの成果について説明されています。
 そして銀河系と、それ以遠の宇宙について、すばる望遠鏡などの活躍を含め解説していました。

 当日は、平日にもかかわらず、まんが〝チ。〟の影響なのか若い人々が多く、全体人数は〝チ。〟より少ないものの活況がありました。

 
           
          日本の月面探査車(かなり大きい)                 火星を写す大画面モニター
 

 今回の展示会を観て、色々と想うところがありました。
 まず、相当の科学的研究や実証実験等によりロケットが発展してきたこと。

 少なくとも、月や火星については、スペースピープルにより許可をされていること。
 地球人が火星に住めるなら、もっと発達している人々はどこにでも住めるということ、などです。

 そして、本展示会のテーマである、~人類はどこへ向かうのか~については、私の考えとして〝人類は宇宙へ、より遠くへ、宇宙創造の解明と人間誕
 生の真実を目指して〟というようなところでしょうか。

 アダムスキーも人類の宇宙進出を推奨していますが、どう考えても人類が地球にだけ留まる理由はないのです。
 この太陽系も広大ですが、銀河系は、光の速さで10万年もかかる大きさで、その中に2000億から4000億個の恒星(太陽)が存在し、それぞれに惑
 星を抱えていて、このような銀河が宇宙には数千億個存在すると推計されています。

 この事実を考えると、人類が地球にだけ留まることが、むしろ不思議なのです。
 宇宙は、人類の進出を想定して創造されたと考えるのが自然であると思います。

 とはいえ、人類の宇宙進出には、何よりも〝宇宙の法則〟を物心共に理解しなくてはならないでしょう。
 人類が、このように宇宙を探検することで、アダムスキーが伝えた真実が否定できなくなるのではないかと期待しています。


                                  2025.10.10(金)  K・W


             

 



宇宙に想う!  


   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象について
    の感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書いてい
    きたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。