宇宙に想う!  


   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会的事象について
    の感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした考え方で、分かりやすく書いてい
    きたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。

「プラズマ生命体の最新科学」に想う!
 このタイトルは、本年6月号の月刊「ムー」に掲載されたTOM氏の記事です。
 この記事を読んで、改めてG・アダムスキーの主張の正しさを再確認することとなりました。

 プラズマとは、「気体を構成する分子が電離し、正イオンと電子が混在している状態で、電磁場の影響を受けて複雑な運動をすること。」と説明しています。
 1962年、ジョン・グレン中佐が有人宇宙船に乗り地球を回る軌道を飛んだとき、宇宙空間に多数のホタル火のような発行体を目撃したとして世界を驚かせま
 した。この報告は、かん口令が出されるまで、他の複数の宇宙飛行士も報告しています。

 この蛍火は、遡ること9年前、1953年2月18日にアダムスキーが金星の母船に乗船し、その様子を〝宇宙の花火大会〟と形容して報告しています。
 これは、良く知られた事実です。

 この蛍火について著者は、単にプラズマとするのではなく、プラズマ生命体と呼んでいます。
 その根拠として、ルーマニア・クーザ―大学のミルチア・サンドロヴィッチ氏らの実験によって、プラズマは「生きた細胞」である複製、代謝、成長の条件を満たし
 ているというのです。

 この研究等に関連して、NASAもプラズマ生命体を解明するためスペース・シャトルで9回もミッションを行っているとのことです。
 このミッションで、地球上空320km以上の熱圏で、単純な多細胞生物に似た振る舞いをする大きさ数kmの不透明な脈動プラズマが撮影されているという。

 さらに、ノーベル物理学賞受賞者のハンス・アルベーン氏は、「電磁プラズマは、宇宙と太陽系全体の空間に浸透しており、電磁場によって形成され、電磁場を
 発生させ、電磁場に引き寄せられ、電流からなる細胞構造と細胞壁を含む生命に似た性質を持っている。」と主張しているということです。

 このようなことから、1940年代にアメリカやドイツのパイロットが撮影した「フーファイター」は、プラズマとの解釈をしているようです。
 UFO(UAP)のプラズマ説については、かつて早稲田大学の教授であった大槻義彦氏が、UFO(=異星人乗り物説)の否定論者として主張していたもので、こ
 うした光る物体の出現をすべてプラズマにされる危険性があります。

 また、記事の説明の中には、人工衛星とされる写真を〝プラズマ生命体〟らしきものと紹介しているのも気になるところです。

 しかし、「プラズマが、生命誕生の枠組みとなる細胞構造を創り出す前生命の一形態であることを示している。」と解釈し、「宇宙空間にはもともと生命が存在し
 それが地表に降り立ち物質化して単純な細胞となり、現在の人間にまで進化した。」という仮説を紹介するなど、着眼点が素晴らしく興味をそそるものです。

 アダムスキーは、宇宙空間にある物質などを〝細胞〟と表現していて、その意味は、今回紹介されるプラズマと同じではないとしても、プラズマ的な要因を含ん
 でいるのではないかと思います。
 加えて、アダムスキーは、光りながら母船の脇を通過する大きな物体の様子も見ていますが、これは、プラズマではないもの想像します。

 宇宙空間には、ダークマターやダークエネルギーが宇宙空間の95パーセント以上を占めるとされますが、ダークエネルギーがプラズマなのか、プラズマの背
 後の力がダークエネルギーなのか、この辺のさらなる解明あるいは推測が求められます。

 それらを含め本論は、アダムスキーが宇宙が生きていることを主張し、〝ふ卵器〟とも形容していることを肯定する内容でもあり、大変興味を持って読ませて
 いただきました。
 

                                      2024.6.1(土)  K・W



月はどのような世界なのか?
 現在知られている月は、地球の衛星で、自転と公転速度が同じことから月の裏側は見えず、地球からは最大で59%しか見ることができません。
 大きさは、地球の1/4で、引力は1/6とされ、大気もない死の世界であると言われています。

 しかし、近年、南半球縁付近のクレーター上に氷の塊が発見されるなど、多少とも修正がされてきています。
 とはいえ、アダムスキーが伝えた月面とは随分と違うようです。

 アダムスキーは、土星や金星の母船に乗船した際、月面を拡大して見せられ、当時、月面周辺の山々には水が流れ、森林地帯には動物もいて、人々は酸素
 マスクなしで月面上を歩いていました。

 そして、アダムスキーも24時間かけて減圧処置をすれば、酸素マスクなしで月面を歩くことができると言われていました。
 その装置は、地球人の考えおよばぬものであるとラミューは語っています。

 ここで、アダムスキーが伝えたことすべて正しいとして考察すると、どのようなことになるのでしょうか?
 結論から言えば、アポロ計画や天文学等から知られる月の状況が、間違っているということになります。

 それでは、アダムスキーを肯定するような事実はあるのか?
 月については、かつてデンマークGAPのハンス・ピーターセン氏が、アポロ計画で撮影された月面写真をもとにアダムスキーを肯定し、今野健一さんや多くの
 研究者が月に関する書物を発行し、月面上の建築物や湖、森林地帯などを指摘しています。

 月の裏側には、温暖な地域があってスペースピープルは研究所を設置していると語っていますが、ツィオルコフスキークレーターは、写真で黒く映ることからか
 つては、湖説がありましたが、実際には森林地帯であって、どうやら彼らは、ここに研究施設などを設置していたのかもしれません。

      
ツィオルコフスキークレーター アポロ13号撮影    アポロ11号近接撮影(左端の線は2ページ分の前ページ)

 先に記述した〝氷〟の存在は、アダムスキーに月面を解説したズールが指摘していたところで、おそらくクラビウスクレーター付近ではないかと思われます。

 月の表面を覆うレゴリスは、厚さ数cmから数十mとされますが、その質量の45%は酸素であると言われています。
 引力が地球の1/6で、大気がないのであれば、レゴリス内の酸素が拡散しないのが不思議な気がいたします。

 アームストロング船長が、人類の大きな一歩を印した足跡も、水分がなければあれほどクッキリとは付かないはずです。
 月面に建てたアメリカ国旗が揺れる件も、伝えられるように大気のしわざであった可能性があります。

 スペースピープルが言うように水が存在するなら、雲からの供給より地下から噴き出している可能性があります。
 それが拡散されずに流れをつくるとすると、気圧や大気の件も地球上より低いあるいは少ないとしても、思いのほか差がなく減圧処置をすれば生存可能という
 ことになります。

 具体的に、それはどの程度なのか?
 地球上の生活圏では、酸素濃度は21%程度とされ、それが18%を割るようになると生存できないとされます。

 減圧処置をすると、これそのものが変わる可能性があるのかどうか、この辺はわかりません。
 しかし、18%位はあるのではないかと思われます。
 別の面でおもしろい資料があります。

 最近月面に着陸したJAXAの小型探査機SLIMは、昼と夜の寒暖差280度もあるとされる中で、その対応をしない装置類が継続して活躍できたのです。
 この事実は、月が、それほどの寒暖差がない世界であるということを証明したのではないでしょうか。

 以上のようなことから言えるのは、宇宙には、現在の物理学では理解できない状態が存在しているということだと思います。
 そのためスペースピープルは、地球人の宇宙に対する考え方、衛星や惑星に対する認識が違っていることを知らせる役割も担っているのだと考えられます。
 そこでアダムスキーも、地球人の宇宙進出を促したのだと思われます。
 
 それ自体は熱くはないと言われる太陽の存在と惑星との関係、惑星と衛星との関係、エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲など、そのシステム全体が
 生命をはぐくむ仕組みになっているのだと思います。
 これが普遍的な宇宙の法則なのですが、残念ながら、そのことが地球人には理解できないのだと考えられます。
 

                                       2024.6.22(土)  K・W