宇宙に想う!  

宇宙への憧れ
私は小学校1年生の頃、なぜか宇宙または宇宙空間というのもを〝知っている〟という感覚、あるいは想いがありました。
その頃、近所の友人の兄が天体望遠鏡を買ったというので、夜間見せてもらいました。

その時は、曇っていたのか星を見た記憶はありませんが(実は円盤を見ていますが・・・)、それがきっかけで小学校2年生の時、自分の小遣いで
口径50mmの小さな屈折天体望遠鏡を買って星を見るようになりました。

その望遠鏡の35倍程度の倍率で、土星が小さいながらも環のある天体であることがわかりました。
その後も、断続的ながら宇宙に興味を持っていて、高校1年生の時に口径120mmの反射赤道儀式天体望遠鏡を購入し時々ですが月や星を
見ていました。

その頃、一眼レフカメラが欲しいと思っていたところ、雑誌にオリンパスOM1という小型軽量なカメラのプレゼントがあり、申し込むと当選し無料
でいただきました。

しかし、天体写真を撮影するには至らず、望遠鏡との接続機材の問題やお金もないことからそれ以上となることはありませんでした。
就職して3年3か月が過ぎた時、新しい文化センターが概ね完成し、そこに天文ドームとプラネタリウムが併設され、急遽、異動することとなった
のです。

当時、天文分野も自分の担当の一つでしたから、天文熱が再熱し、そこで3年9か月勤務して異動した後も、科学館事業推進委員(当初は天文
指導員)として、今日まで関わっています。

昨年からは、シニア天文教室(公益財団法人主催)の講師を務めています。
実は、その間、友人と「ジュニア星空探検隊」を発足し、約8年間、子どもへの天文指導も行っています。
振り返れば長年、多くの人々と接し宇宙へと誘っているわけですが、これは、アダムスキー問題を別の切り口で知らせているのです。

効果のほどはわかりませんが、無意味ではないと感じていますし、自分も新しい機材と触れることができ良いことであると思います。
今日では、良い機材さえあれば簡単に天体写真が撮れる時代となりました。

私は、3年程前からカメラ(望遠レンズ)と赤道儀などを購入し星野写真を撮っています。
300mm程度の望遠レンズの写真では、迫力もないし惑星写真も撮れず物足りないところもありますが、宇宙全体あるいは銀河の中心方向
(天の川)の星々の輝きが狙えるのが魅力なのです。

暗い山などへ行かないことから、あまり良い写真が撮れていないのですが、大きな星雲や星団、何より銀河を背景とした美しい写真が撮りたい
ものだと努力を重ねています。

今後も、こうして常に宇宙に触れ、宇宙を見つめていたいと考えています。


                                  2023.11.12(日) K・W



ボーダーレスにもルールが必要!
この社会が、ボーダーレスと言われるようになって久しくなります。
何事も、壁をもうけず、誰もがそれぞれの好みや能力に応じて挑戦できる社会は、良い社会であると思います。
個人の努力が報われる社会であるともいえるでしょう。

少し前のこと、大学受験において、医学部の合格者に男性を有利にしていたと問題とされましたが、このようなことは、性による差別としてあって
はならないことです。

しかし、このようなことは、企業の採用においても性別不問としながら業種によっては、差を設けるところが少なからずあったようです。
これらのことも、今日では、少しずつ改善されているようです。

視点を変えると、現役の大臣が滞納するなど政治家の不祥事は絶えませんが、最近では、警察官が窃盗や婦女暴行をしたり、教師が児童・
生徒に対するいじめや性的関係を求めるなど、社会の手本となるべき人、悪を取り締まる側の人、若者に生き方を教える側の人が越えてはな
らない一線を越えてしまう、ボーダーレスが問題となっています。

これらは、一言で言えば〝倫理観の喪失〟ということですが、今日の家庭教育、学校教育、社会教育のいずれにおいても〝楽しいことは良い
ことだ!〟ということばかり教えていて、倫理観は育たないものと思われます。

職業人となって、研修を受けることもあるでしょうが、倫理観は、子どものころなど、若いうちに培うものですぐには育たないものだと思います。
最近では、性に関するボーダーレスが動いています。

日本では、年度初めの頃、(2023年6月16日)、他国ではほとんど法律化されていないLGBT法案が可決されました。
日本は、昔から性に対して寛容な社会で江戸時代には混浴が普通であったし、後世で男尊女卑と言われることもありましたが、実際には理由な
き差別はなかったと思われます。

しかし、こうして法律が成立してしまうと、海外からの予想だにしない性教育が入り込むことになるでしょう。
本来は、急がずに男女についての、そもそも論をもっと真剣に検討するべきであったと思います。

このような、ボーダーレスの様々な動きは、何でもありというような状況となっていて、民族、国土、国家という物へと繋がっていくのではないかと
想像されます。
世界が国を超え一つとなることは理想であり、理念としては良いことですが、人の心がまったくついてゆけないことが問題です。

別の視点、金儲けあるいは金融的な視点が、それらを動かいしているように感じますが、これは同時に社会を疲弊させる動きのようにも見えま
す。
難しいことですが、ボーダーレスにも利点と欠点があることをよく理解して、ボーダーレスとしてはいけないものの規範、あるいはルールを定めて
おく必要があるのではないでしょうか。


                                  2023.11.25(土) K・W




 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会
    的事象についての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした
    考え方で、分かりやすく書いていきたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると
    思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。