宇宙に想う!  

〝極める〟ことは生きること!
G・アダムスキーが伝えた、異星人による「宇宙からのメッセージ」をはじめ、「生命の科学」の学びについて、実践が重要であると多くの人々は理
解しています。

実際に、〝実践〟と一言でいってもなかなか難しいのですが、一つここで想うところを記したと思います。
それは、〝極める〟ということです。

それについては、仕事や趣味あるいは人間関係など、それぞれの分野で〝極める〟ことが重要だということです。
例えば、自分の仕事について、困難であったり、退屈な作業であるなど、様々なものが要求されます。

しかし、それを無意味であると簡単に投げ出さずに、誠意を持ってやり切ることが大切です。
それには、多くの時間と労力が必要な場合もあります。

それをやり切ることで、楽しくなったり自信がついたり、達成感を得られるものです。
そのような状態になると、それは、そのことに対して〝極めた〟ことになります。

仕事の場合は、このような山が幾度も現れますが、そのつど忍耐をもって誠実に対応することで、人間として磨かれてきます。
個人的な趣味についても、同じことが言えます。

その内容にもよりますが、絵画、写真、スポーツ、園芸など、どの分野であろうと、それが好きであるなら〝極める〟ことです。
何らかの理由で、極められないとしても自分の中で、〝これで良し〟と思えるほどにやり切ることです。

そうすると、必ずその対象に対する〝真理〟と言うべきものがわかるのです。
この行為は、自ら生を受けた理由、目的を達成する際にも求められるものです。

経験として、これがわかると、他の人々の行動や想いなども理解できるようになります。
それはつまり、他人への思いやりが増えるということにつながります。

こうして人は、自己の心を拡張していくことになるのです。
何事も〝極める〟ためには、知力、体力、忍耐力など様々な能力が必要になりますが、それをやり切ることで自己の役割を達成し他者への支援
となっていきます。

これこそ正に、生きるということです。
是非、そのように生きて欲しいと思います。

                                      
                                       2023.7.8(土) K・W



地球的思考を超えよ!
最近、ロケット工学者や天文学者、あるいは宇宙物理学者が論考を掲載したり、インタビューに応える場面を見ることが少なからずあります。
その中で気になるのは、〝人間は、この太陽系から出られない〟という考えをベースに考察をしていることです。
これは、学者全般に言えることだと推察されます。

確かに、地球における現在の科学力からすれば、隣の惑星へ行くことすら出来ません。
それからすれば、木星以遠の惑星へ行くことなど何百年かかるかわかりません。
人間の寿命から考えれば、不可能と考えることは容易であると思います。

しかし、この考え方は、人類の未来を考えた場合に正論だと言えるでしょうか?
人類が、この地球で生き続けるとすれば、50年後、100年後、300年後に、この地球だけにとどまっているというのは考えられません。

ご承知の通り、現在、NASAを中心に「アルテミア計画」が進行しています。
月に人類を送り、そこを中継基地として〝火星〟を目指し、火星へ人類を送ることを想定しています。

仮に、火星に人類が到着し、時間をかけて都市を築けるとすれば、いずれそこを中継基地として、小惑星帯や木星などの探査がずっと容易にな
るのではないでしょうか。

こうして少しずつ、外へ向けて人類の生活圏は、拡大していくことが想像されます。
この過程では、科学的な発見や進展も行われ、現代より進歩した宇宙船で惑星等の探査が行われることが推測されるはずです。

天文学者等が、あまりに近視眼的なのは、光より速い物は存在しないと考えていることと、宇宙の広大さにあります。
この太陽系の最遠部へ行くのにさえ、今の宇宙船では、人間の寿命が尽きてしまいます。

とても、太陽系外の探査など〝出来るはすなはい〟と考えているのです。
しかも、この銀河系でさえ、直径が10万光年もあり、その中には、恒星(太陽)が2~4千億個もあるというのです。

このような銀河が、宇宙の中に無数にあるとされますので、短命な人類、今の科学技術の延長線では、行くことなど不可能と考えてしまうのです。
つまり、今の科学技術や論理を中心に考えていることから、限界があるということです。

ここでは、デカルトが軽視した哲学的な思考が必要なのです。
「宇宙の創造者が、地べたに這いつくばるだけの人類を創造するはずはない。大宇宙を探査できる人類を創造しているはず」と、考えなくては
ならないのだと思います。

そう考えれば、光より速い物、速い方法が存在し得ることも推察されるはずです。
アダムスキーにより、宇宙における様々な真理を伝えられた私たちは、「地球的な思考を超え」て考察していかなければならないと思います。


                                       2023.7.21(金) K・W


 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会
    的事象についての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした
    考え方で、分かりやすく書いていきたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると
    思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。