宇宙に想う!  

宇宙望遠鏡は宇宙創造を解明できるか?
宇宙空間に望遠鏡を設置して、太陽系内の惑星をはじめ大宇宙の銀河などを撮影していることを知っているでしょうか?
それは、1990年4月に打ち上げられた地上約600kmを周回するハッブル宇宙望遠鏡が始まりです。

ハッブル宇宙望遠鏡は、2.4mの反射鏡のほか、紫外線と近赤外線(追加装備機器)の一部が観測可能なものです。
その探査の結果、1995年に宇宙のディープフィールドを10日間露光した結果、3,000個近くの銀河の撮影に成功しました。

これはまったく予想もしていない成果でした。
その中には、120億光年も離れた銀河もあったということです。

宇宙は、138億年前にビッグバンによって創造されたと考えられていますので、120億光年とは、120億年前の光を撮影したということであり、宇
宙誕生から18億年しかたたない銀河の姿を見ていることになります。

この成功から、もっと遠方の銀河、つまり宇宙創造間もない銀河を探ることは、宇宙創造の解明に役立ちます。
宇宙が膨張していることから遠ざかる天体は、色の波長が伸びて赤色になる〝赤方偏移〟が知られています。

そこで、上述記載のようにハッブル宇宙望遠鏡に近赤外線カメラが追加され、2009年にビッグバンから6億年後の銀河が明らかになりました。
しかし、このハッブル宇宙望遠鏡も寿命が近づき、大宇宙の解明には不十分であることから、2021年12月に赤外線望遠鏡であるジェームズ・
ウエッブ宇宙望遠鏡を打ち上げ、昨年7月から科学観測がスタートしました。

本器は、主鏡が口径6.5mであり近赤外線と中赤外線の観測が可能となっています。
これにより、ハッブル・ディープ・フィールドを撮影したところ、ハッブル宇宙望遠鏡をはるかに凌ぐ、ビッグバンからわずか1億8千万年後の銀河が
何十個も見つかり、中には予想だにしなかった円盤状の銀河もありました。
少なくとも、ビッグバンからわずか5億年後に私たちの銀河系サイズの銀河が存在する証拠が発見されたということです。

巨大な銀河が形成されるには、10億年ほどかかるとされています。
それが5億年という短時間で生れるということは、標準的な宇宙進化モデル理論と適合しないことになりますので、撮影された銀河の検証をはじめ
銀河形成理論の見直しなどが行われるということです。

その際、単にビッグバン理論を〝是〟とすることなく、様々な可能性を考慮しながら真の宇宙創造の過程を解明していただきたいと思います。

          ※ 本文は、「日経サイエンス」 2023.2月号を参考にしています。


                                      2023.2.6(月) K・W 



地球は始まりの星であり出直しの星である・・
私の知る限り、地球は、〝魂の始まりの星であり初期化された魂の出直しの星〟であるようです。
魂とは、創造主とも言われる〝宇宙の意識〟の一分子で、人体に入り出生し、一生を終えると次の人体へ転生しながら成長し続ける真のあなた
です。

宇宙の意識から分離した魂が、最初に人体に入るのが地球人であるということです。
ですから、地球は、〝魂の始まりの星〟と言えます。

そして転生を繰り返しながら、自己の出生の役割を果たそうとするわけですが、その際、生きるための指針に心が気づかないまま、14~15回の
生を繰り返してしまうと・・・。

猶予期間が過ぎて、その間に蓄えていた体験や様々な記憶がリセットされ、振り出しの魂と同じ状態で地球人として生れてくるというものです。
このようなことから、〝出直しの星〟と見ることができます。

少し加えると、魂は、心(エゴ)に対して真の自己に気づかせ、共に歩むよう努めているわけですが、心に拒否され続けやり直しを選択するというこ
とです。

では、〝生きるための指針〟に気づいた人はどうなるのか?
そのことに気づく人は、そのことを大切にしようとしますから、実践するようになります。

そうすると、次のステップとして、地球より進化した惑星へ転生して行くようになります。
つまり、心(エゴ)が、生きるための指針である宇宙の意識を理解したということです。

宇宙を創造したすべてを知る宇宙の意識が、その一分子となって、地球人の体に入ると、どうしてその力を無くしてしまうのでしょうか?
これは、地球人の肉体と環境に問題があるということです。

宇宙の意識は宇宙を創造したとはいえ、宇宙という物理的な世界は、〝宇宙の法則〟に委ね、宇宙にあまねく存在する人によって完成させよう
としています。

人体に入る魂は、意識界のプロですが、宇宙という物理的な世界では、一瞬一瞬が初体験であるということです。
その外界との接触の中で、自他ともに成長していくということになります。

こういうことですから、地球人の肉体に入るというのは、多くのリスクを伴うことになります。
まず、肉体の父母それぞれが、遺伝的にも因果的にも多くの負荷を背負っているのが普通であり、それを受け取ることになります。

さらに、地球の社会環境は、物理的な面を中心に構築されていて、お金中心の社会となっています。
これらは、現象として肉体的、精神的なバランスの欠如と、物理現象の背後に気づきにくいという特性として表れます。

このようなことに左右されない心を育む必要があるわけです。
心を正しく訓練することで、〝人〟として、初めてスタートできることになります。

その方法を教えてくれるのが、「生命の科学」なのだと考えられます。
 

                                      2023.2.25(土) K・W 




 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会
    的事象についての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした
    考え方で、分かりやすく書いていきたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると
    思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。