宇宙に想う!  

「令和のエイリアン」を読んで・・・
表記タイトルの本が、令和4年の11月に出版されました。
サブタイトルとして、「公共電波に載せられないUFO・宇宙人ディスクロージャー」がついています。

著者は、保江邦夫氏(理学博士、ノートルダム清心女子大学名誉教授等)と高野誠鮮氏(元TV番組構成作家、元地方公務員、妙法寺住職等)と
の対談形式で構成されています。

とにかく話題が豊富で、UFO、宇宙人問題をはじめ超能力、聖者の話や将来の地球についてなど、初めて聞く話を含め直接調べ上げたことなど
について対談していきます。

マジシャンの中には、超能力を使いながらマジックとして見せている人がいるようで、自分の能力を生かした仕事とするための知恵のようでうなず
けるものでした。

また、著名人に関連して、高校教員であった恩師が、「UFOや宇宙人を信じるなら、これからUFOに乗るからついて来い」と言って、ついていくと
上空にUFOが現れ、そこからの青白い光に包まれて消えてしまったという話がありました。(本件は、月刊「ムー」2月号に掲載されています)

この種の話は、かつていくつか聞いたことがありましたが、ここでは、かなり信ぴょう性のありそうな話なので驚きました。
この辺は、アダムスキーの体験だけでは、やや理解できないところです。

それにしても高野誠鮮氏の博識と行動力には驚くばかりです。
不思議な能力を持つ人やコンタクティ―に直接会って話を聞くほか、マザー・テレサ、ヘルマン・オーベルト博士、マンハッタン計画に関わったフリ
ップ・モリソン博士、アポロ17号のサーナン船長などにインタビューしているほか、NASAのエイムズ研究センターへ出入りしていたというのです。

このような経歴ですから、公務員として地元のお米をローマ法王に食べさせるくらいのことはたいしたことではなかったと思います。
この成果を契機に〝スーパー公務員〟と呼ばれるようになりましたが、公務員なりたての頃、UFOのような外観の「コスモアイル羽咋」(アメリカの
宇宙船の展示など)を国からの補助を得て作るなど破格の行動をしていました。

やはりテレビの制作に関わっていたことや、UFO問題に興味を持っていたことが、これらの成果につながったのだと思います。

本書は、かなり広く時には深く話が進行していますが、私個人としては、解釈がやや違うのではないかと思う部分もあります。
しかし、「量子モナド理論」があるということや、宇宙人グレーというのは人造生命ロボットであるという話、また、戦地に赴く上人の話など、大変共
感できるものもたくさんありました。

機会がありましたら、お読みになることをお勧めいたします。


                                     2023.1.10(火) K・W



〝生死観〟に想う!
アダムスキーよりもたらされた教えをもとに、地球の人々の生活を見ていると、どうしても未成熟だと思うことがあります。
例えば、宇宙に対する考え方があります。

伝えられるように、宇宙が〝ビッグバン〟から始まったのだとすると、様々な分子が宇宙に一応に広がっているはずです。
その証拠に、同様な銀河が宇宙にあまねく存在しています。

その事実から、銀河を構成する恒星や惑星など、大小やガスの多少はあるものの、それほど変わらないはずです。
この視点が、まったくないのです。
それを科学的と称しているのです。

この視点は、地球は偶然に、奇跡的に生命を生み出したと考えるようになります。
真実を知っている人もいるでしょうが、この分野は、まだまだ幼児なのだと思います。

また、人間そのものがあまりにも刹那的、無意味な生に囚われていると感じます。
ジャーナリストの堤未果(つつみみか)さんは、今の人々は、グローバル社会において、「今だけ、金だけ、自分だけ」で生きていると言っています。
正にこれが、今の人々の生き方になっていると思います。

これは、地球人の「生死観」に関わってくるようです。
どう生きるかを考えない若者が増えています。

その多くは、「考えたところで、わからない」、「社会は変化するので読み切れない」、「将来のことなど考えても無意味」と捉えているようです。
それぞれ一理ありますが、単純に、時の流れに身を任せてよいのでしょうか?

生を考えない人は、死についてもあまり考えません。
江戸時代から明治にかけての人々は、諸外国からの脅威もあって、とにかく海外の英知を学び、どう生きるかを考え、悩み、真剣に生きていまし
た。

こうした〝真剣〟さは、今の若者にも必要なことだと思います。
先の見えない時代、今だけ考えていればよいという思いを抱かせてしまう、教育や社会の在り方も問題なのだと思います。

このようなことから、若者と限らず人々の多くに〝生死観〟が生長しないのだと思います。
生きるとは何か? 死とは何なのか? 生から死までの間、つまり、人生をいかに生きるべきなのか。

この真剣な考察が、何よりも人類、各個人に必要なのだと思います。
これに対する人類共通の〝解〟は、アダムスキーによって伝えられていますが、そのことに気づくまで、多くの紆余曲折を経験するはずです。
果たして、うまく気づくことができるのか・・・、残念ながら、このままでは難しいことなのだと思います。


                                      2023.1.20(金) K・W 



 
   はじめに 
 
        ここでは、「生命の科学学習会」や「G・アダムスキー通信」では、触れることが少ない、日々の生活における行動や社会
    的事象についての感想、あるいは、スペースピープルに馳せる想いなど、広範囲にわたり「生命の科学」をベースにした
    考え方で、分かりやすく書いていきたいと思います。
    重要なことについては、「生命の科学学習会」で追加説明したり、「G・アダムスキー通信」に改めて記載することもあると
    思います。
    頻度は、月数回を目標とします。短文にはなりますが、皆さんの生活の参考になることができれば幸いです。