◇なぜ、G・ア哲学は広まらないのか?
真理とは、宇宙に共通する普遍的な法則であり、万物が従うべき基準であるから、当然に人属が従うべき事実であると考えています。
中には、真理だと思っていたことが、別の事実に置き換わることもありますが、こうして人間社会により多くの真理が発見されることになります。
これこそが、パラダイム転換と言われるものです。
こうして、真理は広がり、人間社会は進歩していくという流れとなっていきます。
これにあてはめるなら、アダムスキーが伝えた哲学は、正に〝真理〟の教えということができます。
ならば、それらの事実は、当然に広がっていくことが想定されます。
しかし、実際にはどうでしょうか?
アダムスキー哲学を認める人は出てくるものの、それは極めて少数であり広がっているとは言えないものです。
こうした状況が、アダムスキー亡き後、半世紀以上継続しているということです。
厳密にいえば、日本においては、世界で唯一2000年頃まで、1500~2000人程度の賛同者がいました。
それが現在では、目立たないということを含め残念な状況になっているということです。
それでは、逆説的にアダムスキーが唱えた事柄が、真理ではなかったと見なされてしまいますが、そうではありません。
いかにそれが真理であったとしても、真理に即して生きていない地球上においては、広まらないという状況が起こるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
① 著名な科学者等が、アダムスキーの哲学を理解し広告塔となる
② 人類の1割の人々の目に留まるような周知活動を展開する
③ アダムスキー哲学の実践者の一定数が、その成果を人々に証明する
どれもみな、困難な事柄です。
それなら、スペース・ピープルが人々の前に姿を現すだけで、すべてをひっくり返すと思われます。
いずれそうなると信じるものですが、その前にできることは、やっておかないといけないと考えています。
2022.6.8(水) K・W
◇生命の起源は隕石?
日本の探査機「はやぶさ2」が、小惑星〝りゅうぐう〟から採取した計16個(5.4グラム)の砂の分析結果が公表されました。
これは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめ、東京大学や広島大学など全国8か所の研究機関で分析したものです。
それによると、〝生命の源〟ともされる有機物のアミノ酸23種類を検出したということです。
地球外にアミノ酸が存在することが、持ち帰った試料からから直接確認されるのは初めてとのことで、その意義は大きなものがあります。
また、そのことから、「生命が宇宙起源である可能性を後押しする」ということです。
アミノ酸以外にも、水素や炭素といった元素が最大70種類含まれていると分かったようです。
私たちからすれば、これは、あまりに当たり前の事であり、「やっとここまで来たか!」との感は否めないところです。
それも、「生命が宇宙起源」という当然のことを肯定できない状況なのです。
「はやぶさ2」は、2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、3年半をかけて〝りゅうぐう〟に到着、岩石採取などを行って、
2020年12月6日にオーストラリアの砂漠に着地したものです。
この〝りゅうぐう〟は、地球と火星の間の軌道を回るありふれた小惑星の一つです。
その小惑星で、これほどの生命誕生に関係する有機物が発見されたとなると、同類の小惑星も、そのような可能性が高いということになります。
小惑星の環境は、大変過酷なものです。
大気を持たずに、小さい個体が宇宙空間を回っているからです。
そうなると、月や他の惑星に到着している探査機の多くは、それらをすでに発見している可能性が高いと思わざるを得ません。
振り返れば、1969年7月20日のアポロ11号の月着陸や、1976年の火星探査機バイキング1号と2号の土壌調査では、現代より精度が劣
ると思われるものの、ある程度分かっていたのではないかと思われます。
いずれにせよ、日本が、こうした成果を公表したことで、今後は、既に探知されている様々なものが出されてくる可能性があるでしょう。
アダムスキーが、「生命の科学」等で伝えていた〝宇宙空間は宇宙的細胞で満ちている〟とか、〝小惑星帯は生命を生み出すふ卵器〟とい
う宇宙の真実が、徐々に真実味を持って、人々の目に明らかになっていくことを期待したいものです。
2022.6.20(月) K・W