◇転生に想う!
アダムスキーは、人の転生について肯定しています。
それどころか、かつて妻であったメアリーが亡くなり、金星へ転生したかつての妻メアリーの少女と会見しています。
こうしてアダムスキーは、人間の転生について客観的に確証したものと思います。
もちろん、アダムスキー自身、自分の過去世について承知していたわけですが、それを妻の転生を通して、改めて惑星間の転生の事実を体験できた
ということでしょう。
人は、健康で長寿を全うする人がいる一方で、乳児や幼児であっても早死にしてしまう例があります。
あまりにも、不公平に見えることが少なくありません。
このような例であっても、人は、短い人生ですべて終わってしまったように考え、悔やんでも悔やみきれないという場合が多いと思います。
地球上では、転生の事実が知られないことから、悲しみが募ってしまうようです。
この星において、転生が事実であると知られれば、死に対する恐怖から解放され、悪意による様々な行為、人々を悲しませるような行為は減り、良
い将来を期待できるようになるかもしれません。
一方で、過去世において対立関係にあった人がわかると、その感情が押さえきれずに争いが再燃するなど多くのマイナスも想定されます。
実際のところ、誰でも人は、過去の記憶を持ち越しながら、心(エゴ)において認識できないだけなのです。
そこで、恨みを持って生まれた人は、その仕返しをしようと潜在意識にしまい込み、顕在意識にないものの相手と出会うと傷つけたりいじめたりす
るようになります。
どうも、そのような偶然ではない巡り合わせが起こるようです。
これらは、本人の想い、念が起こしていると考えられます。
このようなことから、現在の地球人のすべてが、過去世を思い出すことは、かえって地球上に大混乱を起こすことになってしまうと考えられます。
つまり、精神的な成長、発達を伴う必要があり、今の地球人には、その準備ができていないと判断されます。
いかに真実のことであっても、受け手側の心の準備が必要とされるということです。
これはアダムスキーの「生命の科学」理解について、全般的に同じように言えることだと思います。
2021.9.17(金) K・W
◇混迷の時代を生きる!
近年、世界的規模において、「ボーダーレス化」、「何でもあり化」が進んでいるように感じています。
この二つをひとくくりにはできませんが、共通項では、差別を無くすという点で悪い事ではありません。
しかし、一方で、区別を無くす(違いを無くす)という点では、問題があると思います。
差別は、違いを批判的に捉える見方であり、区別は、恣意的なものを除いて、そのものの違いを認めることです。
万物のすべてにおいて、違いは存在しています。だからこそ意味があるのです。
これは、真実だと思います。
別の視点で見てみましょう。
「宇宙の意識には善も悪も存在しない!」、これも真実だと思います。
そこには、善と悪が一体化しているからです。
しかし、宇宙という物理的世界の中では、悪と思われる行為が存在し、それを誰もが行い続けるなら、その人々の世界は終わってしまうでしょう。
「終わってしまうような世界なら、そもそも存在する理由はない!」、これも真実でしょう。
これらは、一例ですが、このような世界の中で、人々は迷い、何が正しのかを見失っているように思います。
これでは、人々の目指す方向が霞んでいる状況で、大変に危険な世界であると感じます。
〝宇宙の意識〟には、男と女、善と悪、陰と陽、などの違いは存在しません。
しかし、その種は存在していると考えられます。
宇宙の意識が生み出した宇宙は、物質世界(個別にものが存在する)であり、そこは、宇宙の意識の種が芽を出すところだと解釈できます。
だから、物質界には、違いが存在するのです。
ここで誕生した人類は、このようなことを宇宙の意識に軸足をおいて、探求していかなくてはなりません。
「ボーダーレス」とか「何でもあり」という世界を見るに、人類の過ちが見えます。
それは、人類に共通した生きるための指針、行為の判断基準が理解されていないことです。
これが、最も重要なところです。
これを伝えることが、スペースピープルの使命となっています。
そして、スペースプログラムの根底でもあるでしょう。
アダムスキーを支持する人々にあっては、宇宙の意識が、指向性を持っていることを知る必要があります。
宇宙の意識は、かくあれかしと願う〝宇宙の完成形〟を持っているということです。
そこに外れない生き方を、自戒を持って行わなければならないと思います。
そうすれば、日々の様々な困難や判断のつかないことにも、答えを得ることができるでしょう。
2021.9.27(月) K・W