「生命の科学」学習会報告


  ここでは、学習会の内容の一部をご紹介します。
  会場等については、毎回、以下のとおりです。

◆会 場  ・台東区民会館第1会議室または特別会議室小。どちらも8階。

        ・ZOOMの場合は、各参加者宅で実施。
◆内 容  ・この「生命の科学」は、グループ学習です。「生命の科学」に書かれている1文1
         文の真意について、参加者が各自の体験や考え方を基に意見を出し合います。
         この意見を一つにまとめるのではなく、いろいろな解釈ができることを学びます。
          「生命の科学」は、基本的に個人学習です。その補完を行うとともに様々な意
         見があるこを知り、最も自分に響く考え方を見つけ自己の進歩に役立てている
         のです。
        ・ZOOMの場合は、グループではなく渡邉の進行で行います。

 令和5年11月18日(土)
午後1時30分
  ~4時50分
 

PM
1:30        ※ 開会前に参加者で意見交換。
2:00   開   会
        
 あいさつ   本日は、ご多忙のところご参加くださいまして誠にありがとうございます。
              正式に開会したいと思います。

2:05    
近況報告  手短に各自近況報告。
                                               
2:30    「生命の科学」学習  ・・・ NO.81 〔 レクチャー10 意識による旅行 〕
                        下線について意見交換の実施。今回は、設問について渡邉が進行しました。

   万物のあらゆる行動は宇宙に記録される   
      ◆意見概要      
         
        ①
「それゆえあなたの宇宙的な本体すなわち個体性は永遠に分裂しません」。とありますが、その前に「個人のあな
         たは無数の化学変化をしてきた」と書かれています。そこで、先の〝個体性〟とは、何を言っているのかわかりま
         すか?
        ・ずばり、「魂」のことを言っているのではないか。
        ・魂ととられると、「宇宙的な本体すなわち魂」となって、しっくり理解できるようです。
        ・魂は、宇宙の意識と同義ですが、まったく同じというより意識の極小部分として物質界に遣わされているとも言え
         ます。
        ・アダムスキーは、意識の説明で噴水の話をしています。意識から発した水流が水滴(魂)となって上空で個となり
         (誕生)から下に落ちて行ってもとの意識界(死)を迎えるというものです。

       ②
「あなたが一肉体中にはらまれた日から今日までのあらゆる脈搏は〝宇宙の記憶〟の中に記録されています」。
         
なぜ、前段でこのように言うのでしょうか?
        ・最初に、何物も失っていない、すべては記録されていることを知らしめるため。 
        ・アダムスキーは、別なところで〝宇宙的記憶しか残ろない〟と解釈できる言い方をしているが、金星に生まれ変
         わったかつての妻、メリーとの会話から、すべては記憶に残るけれども意味のない事柄は、思い出す必要がない
         ということがわかります。
       
       ③「一方、毎秒刻々と何らかのフォーム(形あるもの)がたえず新生しているのです」このようなことを説明できる具
         体的なことは何かありますか?
        ・すべての生物は、細胞もすべて老廃物を輩出し新しくなっている。人は、それを気付いていないだけ。
        ・細胞の変化はすごく早い。心はこれに感知していない。
        ・出来事も新生している。しかし、忘れたいが忘れられないことがあり、結局、しょうがないとなる。逆に、過去を忘れ
         て今ばかり重視している人もいる。過去のことでも、必要なことはしっかり覚えておいて、それで新生に生きる。

       ④
「けれども心が意識と一体化すれば、それはこれまでの生活に起こった変化のすべてを再び見ることができるので
        す」。この意味するところが分かりますか? 思うところでもかまいません。
        ・人を見れば、今までのことがその人の「今」に表れている。物事にうまくゆくこと行かないこと、どうしてこうなるの
         か? 本人は知らなければならない。
        ・忘れたことも魂は覚えている。忘れたことは、意識から記憶を引き出すことになる。
         

       ⑤
「個性というものは一生涯において何度も変化しますが、そのことは異なる年齢時に撮影した自分の写真が現在の
        自分とは似ても似つかない場合があることでわかります」。
まず、この個性とは何を言っていますか?
        ・これは、心のことである。心は変化するが、魂は、発生から変わらない。
        ・魂は変わらないが、経験によって学び成長する。 

       ⑥
「それはエゴすなわち心が宇宙の原理からまったく遊離しているためであって、それは個人の本体(意識)とエゴ間
        の分離によって起こるのです」。
この前に、世の中の環境(習慣など)に入ることが楽だと説明しています。それで一
        緒にいながら、他人を別人と感じていると説明します。これは、エゴと意識の分離であると。
        ・アメリカの脳科学者ギルボルト・テイラーは、自分が脳出血になった際、自分自身の脳を観察して左脳が停止して
         右脳だけになったら、周りと自分が一体化となった。宇宙が自分と一体となった。それが、この世界なのではないか
         と悟った。
        ・ここ20年くらい、脳に関する研究が進んできたようだ。ときどき起こるランナーズハイのような現象、修行により空間
         と一体化するような感覚。これらが、脳の一部の作用で起こることがわかったようで、その部位は、覚醒時には働
         かないので経験がなかなか困難であるという。
        ・左右の耳に異なる周波数を聞かせて、脳をへんせい意識状態にするというのがある。そこでは、レベルに合わせて
         様々な人と交信できるというもので、これらがすべて同じ脳の部位活用なのかどうかは不明。

       ⑦「この世界の偉大な人々は異端者であったことを歴史は示していますが、これはそうした人々が真の意味の個人主
        義的な人で、生まれながらに生命の深い意味を知っていたからです」。
個人主義的な人を言い換えるとどの様な人で
        すか?
        ・自分の意識の声を聴ける人を言っている。
        ・個人主義は、自分の真の声を聞ける人でこれは利己主義ではない。
        ・本人の魂からの教え。
        ・これらの人は、一般的には理解されないので、変わり者とか自己主張が激しいというように言われていると思われ
         ます。

       ⑧
「すなわち目に見える物には必ず不可視な支持者があるのです」。このことを、通常理解しているでしょうか?
        ・これは、目に見えるものと同調すると考えた方が分かりやすい。
        ・何か、それに寄り添うものがある。どんなものにも寄り添うものがある。アダムスキーには、マスターがいた。
        ・通常理解しているかというと厳しいが、無から有が生れるとすれば、確かに、物体の背後には不可視の支持者がい
         るとも言える。

       ⑨「このことは神秘的な霊術を用いないで宇宙空間を見たり旅したりしようという次に学ぶ方法(テレパシー、透視な
        ど)の土台になります」。
この何が土台になるというのか? 上述の事柄を指していますので、確認して終了しまし
        た。


     <補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
         設問が多いこともあり、あまり深く考える時間がなかったように思います。
          また、進行しながら話しているところもあり、上述の中に少しだけ補足してあります。

          

4:05   意見交換等 
        現状におけるそれぞれの思いを、意見交換いたしました。

        

16:50  閉  会

         ※ 今回は、本年最後でもあり、終了後、喫茶店等で意見交換をして解散しました。


 途中10分間休憩
 令和6年3月16日(土)
午後1時40分
  ~4時55分
 

PM
1:40       ※ 開会前に参加者で意見交換。
       開   会
         あいさつ   本日は、ご多忙のところご参加くださいまして誠にありがとうございます。
              正式に開会したいと思います。

1:45     近況報告  手短に各自近況報告。
                                               
2:30    「生命の科学」学習  ・・・ NO.82 〔 レクチャー10 意識による旅行 〕
                        下線について意見交換の実施。今回は、渡邉が進行しました。

   意識が心を拡張させる   
      ◆意見概要               
        ①「心の拡張とは何でしょう? それにはまず知識を得ようという意欲が基礎とならねばなりません」。とあり、続い
         て、②では、「その〝機械の目〟が知識を拡張するのを助けたわけですが、これはまったく「知りたい」という欲求
         があったためです」
。とあります。 ①と②の間に説明がありますが、〝心の拡張〟とは、どの様に説明できます
         か?
        ・アダムスキーは、心を四官によって出来ているといっている。ここでは、望遠鏡という視覚の拡張について説明して
         いるのではないか。
        ・NHKのフロンティアという番組で、蛾が、2kmも離れているメスのホルモンをかぎ分けるという話がある。超能力の
         ようだが、実際はオスの嗅覚にある細かい毛に匂いの分子が付くと振動することが分かったという。
        ・これは、物理的なものだが、人間も、嗅覚を拡張する機械装置を用いることもできる。
        ・イギリスの香水メーカの専門家は、何百種類もの匂いをかぎ分けるという。これは、嗅覚の訓練による拡張となる。
        ・味覚や嗅覚、聴覚についても、先述と同様に機械的にできるだろう。

        ・日本のすばる望遠鏡(口径8.2m)やジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡(口径:~6.5m)によって、遠方の創造2
         億年程度の場所でも銀河が発見されている。宇宙は一様に平均的であることが分かってきている。つまり、人間の
         存在も一様に考えられるということ。

         

       ③「人間の各感覚器官は自分自身にしか関心を起こしませんので、意識というものがなかったら右の発達は望めなか
         ったでしょう」。
とありますが、どう思いますか?
        ・ここでは、〝人間の感覚器官は自分自身にしか関心がない〟という事実を知る必要があると思う。感覚器官とは、
         そういう物であるということです。
        ・アダムスキーは、この事実を知らせるとともに、人間が進歩・発展できるのは〝意識〟があるからであると教えてい
         ると思う。

 
       ④「ところが肉体人間は自己を〝因〟から分離させてしまったため」。とありますが、ここは、どの様に説明しますか?
        ・人間と宇宙の意識とが離れているということ。
        ・実際は、一緒なのだが、意識の存在を知らない、頼ろうともしていないということ。
        ・意識を信頼し頼るようになれば、分離ではなくなる。
    

       ⑤「人間の義務は宇宙空間に存在する物について知ることであるということに気づくように・・」。このように思います
         か?
        ・ほぼ自覚がない。
        ・人間が、成長していくことが正しいとすると、成長は広がりであり、当然に地球よりはるか広大な宇宙について知
         る必要性は理解できる。
        ・ここでは、広がりゆく宇宙についても説明ですが、当然に、身の回りにも知らなければならないことが多い。


       ⑥「そして意識は観測装置でもって宇宙を探査せよと心をせきたてます」。とあり、人間は、宇宙についての知識をま
         すます獲得し続けると書いています。これについて、どうでしょうか?
        ・人間は、成長するに従い地べたの生活から空へ、宇宙へと広がっていくことが理解できる。
        ・これは、物理的にも精神的にも広がるということ。
        ・人は、意識に従い天空の存在を感じ、イメージを持つようになる。それがあるから、宇宙を探求したくなり、望遠鏡
         等の観察から、いずれは他の惑星などへ行って、先のイメージが正しかったかどうかがわかる。
        ・意識的に想像したり感じたりした後に、機械的な発明をして実証するということ。
        ・おそらく人間は、このように進歩していくのではないか。


    <補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
         上の文章中に渡邉の考えも含まれています。
            今回は、少数人数ということもあり、あまり深く考察していないところもあります。

4:05   意見交換等 
        現状におけるそれぞれの思いを、意見交換いたしました。

        

16:55  閉  会

        
※ 今回も終了後、レストラン等で意見交換をして解散しました。