「生命の科学」学習会報告


  ここでは、学習会の内容の一部をご紹介します。
  会場等については、毎回、以下のとおりです。

◆会 場  台東区民会館第1会議室または特別会議室小。どちらも8階。

◆内 容  この「生命の科学」は、グループ学習です。「生命の科学」に書かれている1文1
        文の真意について、参加者が各自の体験や考え方を基に意見を出し合います。
        この意見を一つにまとめるのではなく、いろいろな解釈ができることを学びます。
         「生命の科学」は、基本的に個人学習です。その補完を行うとともに様々な意
        見があるこを知り、最も自分に響く考え方を見つけ自己の進歩に役立てている
        のです。

 平成30年9月8日
(土)
午後1時30~同5時
 
PM
1:30      開   会
        
あいさつ   本日は、お休のところ遠路よりご出席くださり誠にありがとうございます。
              遅れてくる方もいると思いますが、時間ですから始めさせていただきます。
1:35     
近    況   近況報告
               自己紹介及び各自の近況について、様々な報告が話されました。
2:45   
山科正平 著 「新細胞を読む」より
        NO.63「膀胱は伸縮自在」、「情報をキャッチするアンテナ」のコピーを配布のみ。

                  
    小  休  止

2:50  
「生命の科学」学習  ・・・ NO.62 〔土星旅行における船体との一体化の体験〕
       グループ学習           下線についての意見交換の実施。今回は、設問がないので、
                      グループ学習ではなく渡邉の進行に答える形の意見交換を行い
                      ました。
     土星旅行における船体との一体化の体験 
 
      ◆意見概要      
         
        ①
「しかしまもなく私は自分が夢中になっていたことに気づいて、各感覚器官の機能を統
          合して、本来の旅行の目的を思い出しました」。
この意味の説明だが、前段に、〝意
          識のなかにあなた自身をいかにうまく置くことができるということを調べることができま
          す〟とある。アダムスキーの体験を追体験できるということではないか。同乗記を読む
          とアダムスキーの体験を感じる。ここでは、母船内の計器に興味を持った。浮足立っ
          たのだと思う。そこで、目的を思い出したということ。だから、あなたにとっても真実で
          あるかどうか調べることができますと書いている。あなたができることが前提である。
          読むことによって感じられると言っている。これらを読むときに、何らかの援助があると
          考えることもできる。この母船で夢中になっているが、他の母船では、このようになら
          ないのでこれは特別なこと。追体験の件では、心霊的なコンタクトの本もあるが、いい
          こと言っているようだが読むと薄っぺらな感じがする。
          母船の作動原理が書いてあるのではないか。乗員と一体化する母船。真実だとわか
          るのは、過去世で体験しているからではないか。子どもの頃はオモチャに没入でき
          る。高齢者の盆栽も同じではないか。母船に乗っているという表現ではなく、母船と自
          分が一体なのだと思う。
        「私の意識は「帰途にこの装置類のすべてを見る余裕がある」と語りかけてきました。
         
この意味だが、語りかけて来たとは、印象のことだと思う。かつて、アメリカに2か月
          研修に行った際、メキシコへも行った。アダムスキー関係者やコンタクティーとも会った
          が、聞くべきことがあったのに舞い上がって聞けなかった。「語りかけ」は聞こえなか
          った。
          伝える側からすれば、周辺部ではなく全体を見てくれと言うこと。宇宙飛行士のミッシ
          ェルは、宇宙へ行くと心が通じるというようなことを言っている。
        ③
「私は意識という教師である私の真自我へ私自身をまかせる必要があったわけです」
          については、私の側から自分の心を見た時の言い方だと思う。自分の生き方は自分
          で決める。その視点では、催眠術はいけない。自分の生き方を真自我に任せる。他
          力本願と言うことではないが・・・。
           自然な流れの抵抗にならないようにする。決心がいるが、自分は表現者となり意識
          に任せることが大切。経験を積めば出来るようになる。冒険など、絶体絶命の時は、
          心を空白にして心に浮かんだことを行うが、それと同じようなことか。前段にある、私
          自身をコントロールはそのようなことだと思う。
        ④
私は自分の心がそれまでけっして聞いたことのない物事の充分な理解を得ました。」
          というところは、前段のようにすることによって、成功すると言っている。そして充分な
          理解を体験したと言っている。実証体験と言えるのではないか。
           芸術の場合、クリエイティブ、無いものを生む出す、聞いたことのない物事を体験す
          る。これらは、意識とのパイプが太ければアイデアとしてわいてくるのだと思う。

        ⑤
「船の生命は船長の生命でもあったので、船長と船とはきわめて密接に暮らしていま
          したから、両者は互いに気持ちをわかちあっていた二人の人間のようになっていまし
          た。」
これについては、加山雄三氏の船が燃え、加山氏は落胆していたが、所有者は
          悲惨な思いをする。船長と船の関係は、正に伝えられているとおりである。船が単に
          物と言うより、光、分子まで一体。船の分子や原子に船長の想いなどが入る。そうい
          った現象となっている。今回の母船は、金星と土星にのみあるというもの。人の分子
          や原子を制御するものだと思う。一体感とは、そういうものだと思う。女性の脳科学者
          で、自身が脳梗塞等になり、意識が変化し外界の分子との境がなくなるような体験を
          している。この経験も参考になる。
        ⑥
「ひとたび人間が生命との一体化のもとに生きるとき、意識の英知に関連した万物に
          もたとえられることです。」
これはどのようなことか、訳の関係かよく分かりにくい文章
          である。船長と船の話である。一体化については、無くてはならないことである。人間
          と生命との一体化は船長と船のようなものでる。自分と一体化しているものもあるの
          かもしれない。時計とか身に着けているものなど。子供のころは、あったのかもしれな
          い。成長により、習慣的な想念など分からなくなってきたのかもしれない。
          人体の60兆の細胞。それをどのように使うかはその人の自由。船がどこへ行こうと
          船長の自由。一体化した状態で生きるとき、意識の英知を万もつ万物のようになると
          いうことか。
  
  
 <補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
          注目すべきところはちゃんと理解されていました。参考までに若干補足いたします。
           ①アダムスキーでさえ、夢中になって旅の目的を忘れるようなことがあるということが分
         かります。この感情は、好奇心というもので、それが悪いということではないことが分
         かります。しかし、時と場所を制御する必要があるということです。
        ②のところは、意識が語りかけて来たことを示しています。これは印象によって理解した
         ものと思われます。
        ③から⑥を含め総括すると、アダムスキーが、当初、母船に乗った際、神を表すような絵
         を見ていて、その印象が強烈であったようです。これは、絵を描いた人のハートが画材
         に残っていただけではなく、真実の神的なものを感じられるチャンネルとなったのだと
         思われます。
          話にあったように、物質である物の分子や原子と人体との共鳴が一体化ということで
         はないかと思われます。人体も、右でパンチを行うといっても、分子軍が100パーセン
         ト協力しているわけではない。それを高める努力が大切で、それが訓練でもあるようで
         す。
          船体の原始や分子軍との一体化は、船体に乗車している人の意識と船体の原子等
         が同じ目的で移動することで、そこに違和感を持たれるような行動はマイナスとなると
         いうことです。
          アダムスキーの体験記は、それを読む人に同じような追体験ができるように書かれ
         ているので、真実であるかどうかが分かります。
          大脳生理学者でノーベル賞を受賞したロジャー・スぺリー氏は、意識の問題で脳に
         のみあるものではないというようなことを語っています。


4:35  
学習終了

4:40  
閉   会
        
         ※ 会場を喫茶店に移して軽く談笑してから解散しました。


 「生命の科学」の最中、休憩等は自由となっています。

今回は、2班に分けずに行いました。
 平成30年11月17日(土)
午後1時30~同5時
 
PM
1:30      開   会
        
あいさつ   本日は、お休のところ遠路よりご出席くださり誠にありがとうございます。
              遅れてくる方もいると思いますが、時間ですから始めさせていただきます。
1:35     
近    況   近況報告
               自己紹介及び各自の近況について、様々な報告が話されました。
2:20   
時 事 等   最近の世界情勢について、・・・アメリカがエルサレムを首都として承認(中東
              の火種)、イランとアメリカ、北朝鮮情勢、韓国と中国、ロシアの動向、北方領
              土問題など、様々な事態が絡み合ってどのように展開するのか推測が難しい
              状況。関心を持つ必要性を説明。
2:30   
山科正平 著 「新細胞を読む」より
        NO.64「光を感知する円盤」、「音を聞き取る毛 ―― 内耳の有毛細胞」のコピーを配布
       のみ。

2:35   「生命の科学」学習  ・・・ NO.63 〔レクチャー8 宇宙の一体性〕
       グループ学習           下線についての意見交換の実施。今回は、設問について、グ
                       ループ学習として実施しました。
                     
     レクチャー8 宇宙の一体性 
 
      ◆意見概要      
         
        ①
「そこで心を静めて聞くようにし、好奇心を起こさないようにしたわけです。」これはどの
          ような状況か、体験はあるかということだが、体験については、それぞれにあるという
          ことだった。状況としては、小学生が騒いでいるような状態なのではないか。心が見
          える物にとらわれ騒いでいる様子だと思う。それを静めたということ。
        「それはもとの好奇心ではなくて、知識を求めようという欲求で満ちていました。」文頭
          の〝それ〟とは何のことか、その意味についてだが、装置類に興味を持ってしまった
          ということではないか。
知識を求めようとしていた。
        ③
「そして私自身が各部分の一部であるかのごとき感じが起こり、私の目的が他との協
          力にあるのだと感じたのです。」
この意味について話し合うということで、一体化とし
          て、車と車庫の話があり、車に慣れてくると先の部分が見えなくとも感覚的に分かり、
          脇のところもぶつけなくなる。このようなことと同じではないか。
        ④
「そしてこの心と意識との一体化は、私を運んでいた船体をも包括していました。」この
          ような一体化が可能な理由は、アダムスキーの目的と船体の目的が同じなので一体
          化となったということではないか。
        ⑤
「ちょうどあなたが他人の靴をはいてみて、その持ち主の気持ちが分かるのと同様に、
          万物に対してもそれがやれるのです。」
この気持ちを分かりやすく説明すると、他人の
          靴の話はよく分かる。分からないという人もいた。万物に対しても同じことができるとい
          う例えだということ。
        ⑥
「しかし心が意識から教わることに積極的になる必要があります。」どのようにしたら積
          極になれるのか、それは心が意識から教わろうとすることだと思う。
        ⑦
「生命体の90パーセントは人が持っているようなタイプの心を持たないために、このこ
          とを認めるのは初めは容易でないかもしれません。」
ここで〝心〟をどのように捉えて
          いるかということだが、人間が持っているような心を90パーセントの動物は持っていな
          いということは、人間は、動物とは違う心を持っているということ。
        ⑧
「ひとたび人間の心が他の個体の心と関連しながらこの面を認めるとき、混合が行わ
          れるのです。」
この面とは何かと文の意味ということだが、生命体の創造された目的
          に役立っている人間が、他の生命体とも関連しながら混合、つまり一体化していくこと
          だと思う。

    <補 足>
          それぞれが出されたご意見で、基本的には良いと思います。
          参考までに若干補足いたします。
           ①これは、皆さんが今までに行ってきた経験と異なるものではないと思います。騒ごうと
         する心を落ち着かせるのは、場合によっては容易ではないかもしれませんが、それが
         できる程度の心の訓練が必要です。
         ②ここで設問の〝それ〟とは、心を指していると思われます。装置類に興味を持った心
         が、好奇心から知識欲に変わったということ。
         ここで、好奇心は良くないということではありません。それは知識を求めるに必要な原
         動力です。問題は、コントロールができるかどうかであると思われます。
         ③④装置類と自分が一体となったような件については、原子は、宇宙創造の際に目的を
         もって作られている。それらを利用して作られた宇宙船も目的が明確であり、さらに今
         回の宇宙旅行の目的も明確である。それらが基本にあることから自分が同化できると
         いうことで、これは心を静めて意識的な共通部分にアクセスしたということだと考えられ
         ます。
         注目すべきは、幼いころ数年間チベットで修行をし、スペースピープルと盛んにコンタク
         トしていたアダムスキーでさえ、このような経験は初めてであったということです。この
         ことから、〝一体〟という言葉の意味を知っておく必要があります。確かにこれが真の
         一体ということでしょうが、アダムスキーは通常の生活において、そこまで求めていな
         いということです。なぜなら、アダムスキー自身、通常の生活でそこまで体験していな
         いと考えられるからです。
         ⑤この靴の例えから、他人の気持ちを理解するという意味が分かります。ここでは、
         〝気持ち〟と訳されていますが、もっと広く相手の生活、雰囲気、体型などと考えると
         理解しやすいのですが、しかしそれらが分かるというのです。確かに、体験を含めその
         ことは分かります。そのように万物に対しても出来ると言っています。
        ⑥常に意識を見つめながら、教わろうとする気持ちが大切です。
        ⑦動物にも心はありますが、人間のような自分勝手な心ではないということです。心が
          無いようにも見える小動物でも総て、意識をもって行動しているということです。
        ⑧〝この面〟とは、意識を指していて、意識が万物共通のものなので、これを認めるこ
         とで、万物はつながることができるということを言っています。
         このことは、大変重要なところですからアダムスキーは一貫して強調しているということ
         です。

4:50  学習終了

4:55  
閉   会
        
         ※ 渡辺は、都合により帰るも他の出席者は喫茶店等へ向かってから解散しました。



 「生命の科学」の最中、休憩等は自由となっています。

今回は、2班に分けずに行いました。
 平成31年1月12日
(土)
午後1時30~同5時

PM
1:30      開   会
        
あいさつ   新年あけましておめでとうございます。
              本日は、お休のところ遠路よりご出席くださり誠にありがとうございます。
              世界が、自国第一主義に傾いていて、ポピリズム(大衆迎合主義)とも相まっ
              て大変憂慮すべき事態となっている・・・等々あいさつに代えて。
              遅れて来る方もいると思いますが、時間ですから始めさせていただきます。
1:35     
近    況   近況報告
               自己紹介及び各自の近況について、様々な報告が話されました。
3:30   
山科正平 著 「新細胞を読む」より
        NO.65「味を味わうつぼみ」、「触れる細胞――触覚の受容器」のコピーを配布。

                  
    小  休  止

3:40  
「生命の科学」学習  ・・・ NO.64 〔創造主は老人ではない〕
       グループ学習           下線についての意見交換の実施。今回は、設問がないので、
                      グループ学習ではなく渡邉の進行に答える形の意見交換を行い
                      ました。
     創造主は老人ではない 
 
      ◆意見概要      
         
        ①
「万物は神の意識から生まれてきて、その意識の内部でいきているからです」。この意
          味の説明だが、前段に「神の創造物を研究することができる・・・」と書いているので、
          その説明となっているが言い換えるとどうでしょうか?
          絵を見て画家の気持ちが分かると以前書かれている。種が意識の中にありそれが成
          長していく。その種の中に仕組みがある。死に近づくと神に近づく。神道、キリスト教、
          イスラム教、それぞれの神がありどう解釈するか、神の内部に生きている。西洋と日
          本人では神の概念が少し合わない。神をどう考えるかを整理しないとスタンスが異な
          る。イエスは、私はこの世の者ではないと言った。肉体は地球だが、魂、精神は地球
          ではないということか? 
          「宇宙哲学」の初めのページに、「宇宙に関して人間の目的を知ろうとすればするほ
          ど、人間の概念は広がって行く。微小なものもあらゆるものと相互関係を持つ。」な
          どと書かれている。宇宙には意識があり、私たちにも意識がある。意識はもっと身近
          なものである。
       ②
「創造主は〝老人〟だと考えられているのですが、そうではありません」。これについ
          ては、このように考えるのはヨーロッパ人に多い。擬人化されるとまずい。見えない物
          に真実がある。ヨハネの福音書、はじめに言葉ありき・・。それは意識のことで老人で
          はない。赤ん坊は創造主に近い。昔の日本人は、赤ん坊を神と見ていたようだ。生み
          出されたものは老化するが、神自身は老化しない。
       ③
「われわれが自然または自然の法則について語るとき、そこには二つの面がありま
         す」。
これは、自然は古いものの変わりに新しいものを置き換えながら展開している。
          仏教と同じように感じる。自然のものは老いない。意識は身近なもので、人間にサディ
          スションを与えている。意識の言葉を聴けと・・。
       ④
「これでわれわれには創造主の意識が常に活動していることがわかります」。この意味
          は、池は水が流れて来るので新鮮であるのと同じ。新しい水が来なければ池は淀ん
          でしまう。人間の自然的な欲求は、おかしなところはないと言われている。ボーと生き
          ていいられない。それも創造主の活動。人間には、色々な情報が内外から来るので
          選択することも必要である。
       ⑤
「創造主はたえず基礎的な段階において生きていることが分かります。」という基礎的
          な段階を言い換えると、創造ということではないか。若々しい力、生命と同じ。腸のな
          かにある線毛のような部分は、絶えず新しいものに入れ替わる。こうした力のことか。
          細胞の老化については、老化物質が発見されている。         
  
  
 <補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
         時間がありませんので、少し気になったことについて簡単に話します。

         意識(宇宙の意識)について、何度も話してきましたが誤解があるかも知れません。分
         かりやすく言うと、個人の魂も意識です。魂とは、あまりアダムスキーは表現しません
         が、意識の海から噴水のように噴出した一粒が個人の魂で、また意識に戻って行くイ
         メージ。

         魂は意識から直接出ていますが、全く同じではないとも言えます。しかし、意識(神)に
         なり得る資質を持っているのです。肉体の非宇宙的細胞(悪魔細胞、習慣細胞など)
         を、宇宙的に変えてゆくのが魂の役割。
         だからアダムスキーは、人間が地獄に落ちるならば、神も地獄に落ちると言ったので
         す。

         その点では、地球人はまだ人ではなく人間、人になる途上にあります。覚醒(悟る)し
         てからが、人として真の一歩を歩んで行くことになります。
         
         もう一点、③関連の説明となりますが、基礎的な段階で変わらないのはフォーム。例
         えば人体なら、基本のフォームは変わらないが、絶えず細胞は古いものを廃棄して新
          しいものへ入れ替わっているのです。

4:55  学習終了

4:56  
閉   会
        
         ※ 会場を喫茶店に移して軽く談笑してから解散しました。




 「生命の科学」の最中、休憩等は自由となっています。

今回は、2班に分けずに行いました。
 平成31年3月16日
(土)
午後1時35~同5時

PM
1:35      開   会
        
あいさつ   本日は、お休のところ遠路よりご出席くださり誠にありがとうございます。
              「生命の科学」学習会は、時折言っているとおり自己学習が基本で、それがあ
               って初めて意味のある会となる。ここでは、他人の意見を否定することなく聞
               き取り、色々な意見があることを学ぶ。生き方に疑義があるような人がいて
               も、本人が気づくよう促すのみです。
              遅れてくる方もいると思いますが、時間ですから始めさせていただきます。
1:35     
近    況   近況報告
               自己紹介及び各自の近況について、様々な報告が話されました。
3:00    山科正平 著 「新細胞を読む」より
        NO.66「圧力を感じる細胞」、「皮膚の色を決めるメラニン細胞」のコピーを配布
       のみ。

2:35  
「生命の科学」学習  ・・・ NO.65 〔生活に大変化が生じてくる〕
       グループ学習           下線についての意見交換の実施。今回は、設問について、グ
                       ループ学習として実施しました。
                     
     生活に大変化が生じてくる 
 
      ◆意見概要      
         
        ①
「人間が作り出した差別や裁きの法則は創造の世界には存在しません。」なぜ、創造
          の世界には差別などが存在しないのかということだが、人間が作り出した差別、好き
          とか嫌いの差別は存在しない。人間社会では差別ができるが、法律がそれをカバー
          する。人間がつくった差別は創造の世界にはない。
        「創造主の意識のなかではすべてが宇宙を形成するための必要な部分となっていま
          す。」
この意味を分かりやすく言うと、色々なパーツから宇宙はなっていて、それぞれ
          が必要な存在。車のような精密な部品から成っている。すべては必要で差別はない。
          人間も創造主によって、そのように創造されている。
        ③
「こうして人間は創造主の創造物に過失があるものと思い、自分で勝手に不愉快な状
          態を生み出しています。」
創造主に過失があると思ってしまう理由は、人間の視野が          狭い。自然界全体が分からない。創造主の過失とは何か? 自然災害などは、神も
          仏もないと思いがちだが、日本人は、自然災害は仕方ないと思う傾向がある。これを
          乗り越えるのは文化ではないか。
        ④
「そして二人の親密な人間が互いに似てくるのと同様に、自然の一体性の法則を観察
           してそれを応用する必要があります。」
自然の一体性の法則とはどのようなものかと
          言うと、ここの部分で必要だから・・・。動物の活動の観察では、人間からするとおかし
          な行動もある。托卵もその一つだが、それは自然なことである。それぞれが役割をもっ
          ていると認識すべき。
        ⑤
「イエスの教えを応用してそれを日常生活の一部にしてもよく、またあなたがいかなる
          救世主を信奉していようとも、その教えを実行して自己の習慣にすればよいのです。」

          なぜ、このようなことを勧めているかということだが、自然観察がうまく行かない人、理
          解できない人が身に着けて行く方法として言ったのではないか。イエスの場合は、宇
          宙の法則を伝えているから良いのではないか。日本では、自然の中に人がいると考
          えるが、西欧人は創造されたと見るので、宗教的な教えも利用することを教えたので
          はないか。
        ⑥
「しかしあなたは自己の心に決心させて、〝すべてを知る意識〟の指導に従うように
          仕向けなければなりません。」
とあるが、どうしたら意識の指導に従うように心を仕向
          けられるか。意識をキャッチできる力が必要。自然観察により力が付く。昔、人々は
          草花の声を聴いていたが、聞こえなくなったという描写がある。これは、人間が聴くこ
          とができなくなったということではないか。芸術的な感性を伸ばすことが大切。
 
   
<補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
       
  しかし、参考までに簡単に補足します。
        ➀差別は、人間が作り出したもので、それまでは存在していないということです。
        ②創造主は、必要なものしか生み出さないということです。
        ④これは、親密になると似てくるという法則。宇宙の意識と親密になると人間も似てくる
         ので、これを応用して、人間は創造主の完全な表現者になるということです。
        ⑥一例として、心は、有利なもの、得なことに興味を示す。ならば、意識に従う方が、いか
         に安心か、いかに優れているかを理解させることで仕向けてみるのはどうか。

4:55  学習終了

4:56  閉   会
        
         ※ 会場を喫茶店に移して軽く談笑してから解散しました。



  「生命の科学」の最中、休憩等は自由となっています。

今回は、2班に分けずに行いました。
 令和元年5月11日
(土)
午後1時35~同5時
 
PM
1:35      開   会
        
あいさつ   本日は、お休のところ遠路よりご出席くださり誠にありがとうございます。
              新作、「Science of Life」(生命の科学)から何を学んだか!をお配りし
              ますので、是非読んでみてください。
              遅れて来る方もいると思いますが、時間ですから始めさせていただきます。
1:36     
近    況   近況報告
               自己紹介及び各自の近況について、様々な報告が話されました。
3:25   
山科正平 著 「新細胞を読む」より
        NO.67「毛を作るのも細胞だ」、「毛に生えたウロコ」のコピーを配布。

                  
    小  休  止

3:30  
「生命の科学」学習  ・・・ NO.66 〔意識のささやきを聴くこと〕
       グループ学習           下線についての意見交換の実施。今回は、設問がないので、
                      グループ学習ではなく渡邉の進行に答える形の意見交換を行い
                      ました。
     意識のささやきを聴くこと 
 
      ◆意見概要      
         
        ①
「この講座を読むだけではだめで、これを生かすことが必要です。そうすればあなたは
          自分を支配することになります」。
この意味の説明だが、〝生かす〟とは実践。理論
          ではなく自分で試すこと。読むと気づく、理解力が高まる。実感が伴えば、言葉の記
          憶ではなく自分のものにすることができる。それが、自分を支配することになる。自転
          車の運転もやってわかる。イメージ通りであれば、そのような結果が出るはず。系統
          的に残したもの、真言密教、お経を唱えるなど、真理の言葉を唱えるというのは、読む
          のと同じ実感できないと悟れない。しかし、生命の科学はお経のよう(仏教的)。あり
          がたいから唱えるのがお経か? 

        「創造された目的を果たそうとするのなら、まず最初に意識を〝父〟と認めて、もとの
         〝父〟のもとへ帰らねばなりません」。
この父という言葉はキリスト教徒向け。今は、心
          で生きているので意識に帰れということ。感じるというもとへ帰ること。目を閉じて色を
          当てるときの感じ。磔刑にされたイエスは、父よ、彼らを許したまえ、自分が何をやっ
          ているのか分からないのです。と、父、主なる神へ語っている。そのような父。
        ③
「長いあいだよき生活の方法を人間に気づかさてくれたのはこの意識なのであって、人
          間の心がその支配権を意識にゆずり渡すまでは、意識はやはり人間にささやき続け
          るでしょう」。
ここで言えるのは、心はがなり立てるが意識はささやくということ。人間
          の肉体内を見ると、意識は強制することもあると考えられる。必要な栄養分を求める
          場合は、おいしいと感じるのではないか。
        ④
「他の惑星の人々はこの生命の理解力を生かしているのですが、彼らもそれに到達す
          るまで長い道をたどっています」。
この説明だが、彼らも長い道のりを掛けたということ
          に思うところがある。人生に不安を感じた人が何かにすがるというのはある。その先
          に、生命の科学があるのか? なせ、彼らは立ち直ったのか? 念仏を唱えるだけ
          で、人生が良くなるという教えもある。それならできると多くの共感を得た。
        ⑤
「地球人は各種の大通りや回り道を作ってきましたが、それらは創造主の家にではな
          く、結局あらゆる場所へ通じることになってしまいました」。
この〝あらゆる場所〟とい
          うのは、どのような意味なのかということだが、本来の道以外の道、本当の所へ行か
          ない道をたくさん作ってしまった。道草ということか。アダムスキー哲学を論理的に構
          築するということを言う人がいるが、理論より感じることだと思っている。

    <補 足>
          それぞれが感じたことですから、基本的にそれで良いと思います。
         時間の都合もあり、説明しながら補足していますが、
参考までに簡単に記載します。
       
         ➀において、読むだけではだめで〝生かすことが必要です〟と書いています。生かす
           とは、②に書かれている、〝意識を父と認めて、もとの父の元へ帰る〟ことから始ま
           り、徐々にそこを感じ取りながら生きて行くことだと思われます。②の前段に、〝創
           造された目的を果たそうとするなら〟とありますが、これは、必然的なことで選択の
           予知はありません。これを行わないなら生きている理由はないからです。
         ④彼らも、長い道をたどったというのは、宇宙の意識を指針に生きるということです。
           「宇宙の意識」という理念を受け入れるのは、エゴを持つ人間にとって相当に困難
           なことであると思われます。どの種族においてもそのような道をたどるものと思われ
           ます。地球においても、そのような気づきに至ることを願っています。


4:55  学習終了

4:56  閉   会
        
         ※ 会場を喫茶店に移して軽く談笑してから解散しました。



  「生命の科学」の最中、休憩等は自由となっています。

今回は、2班に分けずに行いました。