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NPO法人発達障害支援ネット「YELL」 設立趣意書

1 設立の趣旨
 発達障害(学習障害、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症、アスペルガー症候群等)について、やっと注目されるようになってきました。
 2002年、文部科学省の調査で、通常の学級において、学習や行動上に課題を抱えている児童・生徒が全体の6.3パーセント存在することが明らかにされました。クラスに1〜2人はいることになります。こうした子どもたちは、一見して通常の子どもたちと変わりません。そのために、発達や認知の微妙な障害による学習や友達関係、集団参加への多大な困難さを見過ごされ、誤解されて、適切な支援を受けられないでいます。保護者も「しつけが悪い」「甘やかしている」などの無理解な非難にさらされてきました。
 平成19年4月、特別支援教育が法的に実施され、行政、教育現場、福祉・・・と社会的な支援は進んできました。しかし、まだまだ人々の理解は深まってきたとはいえません。地域社会でも、家庭でも、学校などの教育の場でも、互いに支え合って全ての人が幸せに生活していく共生社会の充実にはほど遠い現実が多々あります。また成人になった発達障害の方々は、特別支援教育が施されていなかった分、自己認知や家庭内理解、大学生活や就労などの社会適応の壁に直面し、社会のサポートを切実に求めています。
 発達障害のある子どもたち(当事者)や保護者、教育関係者などが、発達障害について理解を深め、支援を充実させてくためには、国や市町村等での施策と同時に、人々が持っている経験や知識や願いが生かされ広げられていく、本当の意味での住民参加の理解推進、情報の交流や発信、助け合いの場の提供が必要です。
 そこで、「発達障害のある子どもたちに深くかかわってきた者たちだからこそ」の実感と願いを基に、地域貢献の会を設立することにしました。そのためには、NPO法人資格をとったほうが、信頼をもって運営することができると意見の一致を見ました。
 このNPOの設立の発起人には、文部科学省が初めて高機能自閉症等の発達障害を対象に研究開発を行った小学校の元校長、研究主任として特別支援教育の教育課程の在り方を実践的に研究開発した通級指導学級の主任等教育関係者が入っています。また、教育委員会で特別支援教育を担当してきた者、福祉作業所や愛の手帳係などを担当してきた行政の経験者、心理や相談に携わっている臨床心理士や看護婦、現場教員などが加わっています。支援を必要とする人たちの願いを受け止めてお手伝いすることも、学校などの教育機関や行政の方々と協力し合うこともできると考えています。
 私たちは、発達障害のあるこの現在と将来の笑顔のために、地域に根ざしたさまざまなネットワークをつなぎ、地域に潜在的に存在するどんな立場の人も「互いに理解し合い、助け合っていきたい」「何か自分のできることで、地域社会に役立ちたい」という思いと力も掘り起こしながら、発達障害のある子どもと保護者に住みよい、全ての人が幸せに生きていく社会つくりに貢献したいと考えています。

2 登記に至るまでの経過

 平成23年3月3日  第1回発起人会開催
 以降3回発起人会開催
 平成23年4月18日 第2回発起人会開催
 平成23年4月27日 第3回発起人会開催
 平成23年5月11日 第4回発起人会開催
 平成23年5月16日 第1回設立準備会開催
 平成23年5月22日 第2回設立準備会開催
 平成23年5月29日 第1回設立総会開催
 平成23年6月9日  千葉県にNPO法人設立申請
 平成23年8月17日 千葉県より認証
 平成23年8月29日 千葉法務局に登記
 平成23年9月6日  第2回総会開催