鉾宮神社




御祭神 鉾宮大神、古刀比羅命、須佐之男命
(ほこのみやのおおかみ、ことひらのみこと、すさのおのみこと)
御由緒 御本殿の裏手、北西の一角に鎮座されており小祠ながら、
明治22年6月18日に無格社に列せられると記録にあります。

鉾宮神社に関しては残念ながら詳しい史料は残っておりません。現在のお社は平成7年に再建されました。

度重なる台風等の被害にも古くから氏子の信仰を得て復興、保全、整備されて今日に引き継がれてきました。

除災招福・疫病退散の霊験あらたかにして、強く明るく清明を尊び、
人々に光明を授ける神として奉斎されています。

祭 典 毎年4月の第1日曜日に、例祭として「弥生祭」(旧暦3月)が斎行されます。



※末社「鉾宮神社(ほこのみやじんじゃ)」の御祭神の
「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」は
疫病や厄難・災難除けの神様です。
病原体等に負けないようにどうぞご一緒に御参拝下さい。
また、社務所にて下記の御札を授与しています。
ぜひご家庭でお祀りしてこの不安な時期を乗り越えましょう!















鉾宮神社神札
神棚にお祀りして下さい。
神棚が無い場合は自分よりも
高い位置(南もしくは東向き)にお祀りして下さい。

初穂料 1,000円
疫病除神札

薄い紙の御札です。
左の神札よりは小さめです。

疫病が入りこまないように玄関に
貼るといいでしょう。
家族が集まるリビング等に貼るのもおススメです。

ウイルスなんかには負けないぞ!

初穂料 300円

鉾宮神社朱印

御祭神・素戔嗚尊が剣を振るい
疫病退散を表しています。

朱印初穂 500円



疫病除御守

身代わり板守を薄紙で
包んであります。
板守には「蘇民将来子孫家門」と書かれています。

身代わりの御守ですので
疫病をはじめ災いから身を
守るためにも肌身離さず
お持ちになると良いでしょう。

初穂料 500円



「蘇民将来子孫家」とは

所説ありますが素戔嗚尊との接点が書かれている伝承を簡単にお話しします。

旅に出た素戔嗚尊は、ある村で一晩泊めてもらおうと大きな屋敷の門を叩きます。そこに住んでいたのは「将来」という兄弟の弟である
「巨旦(こたん)将来」でしたが、みすぼらしく小汚い姿の素戔嗚尊を見て断りました。今度は古ぼけた小さな家の戸を叩きます。

住んでいたのは兄である「蘇民将来」でした。蘇民将来は貧しいながらもできる限りのもてなしをしました。
感動した素戔嗚尊は茅の輪を授け、「これから先も蘇民将来の子孫等を疫病から守ろう」と伝え護符として身に着けるよう言いました。


この説話は旧暦六月の事なので「夏越の大祓」の茅の輪くぐりの由来にもなっているとされています。
また、「蘇民将来子孫也」「蘇民将来子孫家」等と書いた御札や御守を持つ事により私たちが疫病などにかからないように祈願しているのです。


令和二年(2020年)のこの年は新型コロナウイルスという今までにない疫病に私たちは戦々恐々としている毎日です。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に私たちの生活も色々と制限され豊かな気持ちが薄れ殺伐とした雰囲気の中で過ごす事により
周りの人たちを気遣う気持ちをも忘れゆとりがないように感じられます。

今だからこそ「疫病には負けない」という強い心が大事なのではないでしょうか。

「疫病には負けない」強い体を作り、「疫病と戦っている人」の気持ちに寄り添い、「疫病を治療するために最前線にいる人」を労い感謝をする気持ちを持ち、
そして「疫病から守ってください」と日ごろからの神様を尊ぶ信仰心が自分の心を強く清くするのです。

荒んだ心は疫を招きます。豊かな心には幸を招きます。
すべては自分の心(気持ち)次第です。