安産祈願の ご案内
妊娠五ヶ月の戌の日に巻く布を「腹帯」といいます。他に「岩田帯」「斎肌帯」ともいわれています。
なぜ帯を巻くのか?・・・大きくなるお腹を支えるため、胎児を育てすぎないため、お腹を冷やさないため等いろいろありますが、他にも出産への自覚を促すため、お腹を支える事によって胎児の霊魂を安定させるためともいわれています。いずれにしても妊婦の心理と精神を落ち着かせるものなのです。

又、腹帯は神様から子宝を授かった事に感謝して氏神社に安産の祈願をして戴くものです。

戴いた腹帯は記念品としてとっておくのではなく、かつては「腹帯からおしめまで」というように、妊娠中はお腹に巻き無事に出産が終わったらおしめや産着に加工して使い、役目を終えさせていました。

無事に出産を迎え赤ちゃんが誕生ましたら、腹帯を戴いた(安産祈願をした、御守を戴いた)氏神様へ赤ちゃんの無事な成長を見守っていただけるように誕生報告(初宮詣)を致しましょう。
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おめでとうございます。
かわいい赤ちゃんの誕生を皆心待ちにされてている事でしょう。
当宮では元気な赤ちゃんが生まれますよう、
又、お母さんが健康で過ごせますように
安産祈願を随時行っております。
お申込みについて
戌の日も含めご都合のよろしい時に随時御祈祷を執り行っております(要予約)
腹帯は神職が御祓いをして神印を押してからお渡し致します。
下記の内容をご参考にされお申し込み下さい。
戌の日(この日以外でも)
御本殿にて御祈祷を受けられる方
腹帯を持参された方は神職にお渡し下さい。神符守札と共に神印を押してから御神前に備え、御祈祷が終わりましたらお渡し致します。
又、腹帯を用意されていない方で希望される方には、当宮で腹帯(別途初穂料1,000円)をご用意致しておりますのでお尋ね下さい。
戌の日(この日以外でも)
腹帯を持参され御祈祷を受けられない方
神職に腹帯をお渡し下さい。神印を押して御祓いをしてからお渡し致します。安産御守もございますので、御希望の方は神職にお尋ね下さい。
初穂料 500円
戌の日(この日以外でも)
当宮で腹帯のみを受けられる方
御祓いをした腹帯を授与致しております。御希望の方は神職にお尋ね下さい。
初穂料 1,000円
戌の日(この日以外でも)
御守のみを受けられる方
安産御守を授与致しております。御希望の方は神職にお尋ね下さい。
初穂料 500円
帯祝いの ミニ知識
戌の日とは
赤ちゃんが健康で無事に生まれてくるよう、母親が妊娠5ヶ月目の「戌の日」に神社で御祈祷して戴いた「腹帯(岩田帯・斎肌帯とも呼ばれる)」を巻いて安産を願う儀式です。

【犬は多産であり安産でもある】、【狛犬のように邪悪な者を追い払い守ってくれる】という言い伝えもあります。また、地域によっては【御祓いをして戴いた腹帯を嫁の実家から送ってもらい、その腹帯を姑さんの手によって巻いてもらう】というのもあります。そして斎肌帯(いわはだおび)ともいわれる由縁は、斎は物忌み、すなわち精進潔斎して慎んだ生活を送るという意味もあります。

様々な言い伝えがありますが、いずれにしても元気な赤ちゃんが生まれるようにという、みんなの思いが込められているのではないでしょうか。